SSH
【SSH】生徒研究発表会が埼玉新聞に掲載されました
本校が日頃から取り組んでいる探究の成果を公表する「SSH生徒研究発表会(6/18)」が埼玉新聞に掲載されました。
お忙しい中取材にお越しいただきました川副記者様、ご協力ありがとうございました。
新聞記事はこちらです 0618 SSH生徒研究発表会.pdf
夏休み中の8月3日(月)に、小中学生対象のイベント「北高探究フォーラム」が本校で行われます。
みなさまの参加をお待ちしております。 参加希望はこちらから
【SSH】北高探究フォーラム 告知ポスター
来る8月3日(月)に予定している北高探究フォーラムの告知ポスターが完成しました!
期末テストもある中で、生徒が作成した力作です。
印刷用pdfファイルは こちら からダウンロード可能です。
興味を持っていただけたら、こちら からお申し込みください!
【SSH】北高探究フォーラムの申し込みを開始しました!
来る令和8年8月3日(月)、SSH事業として「北高探究フォーラム」を開催します。
北高探究フォーラムでは、高校生が小中学生に向けて探究に関する体験講座、科学教室ブースでのワークショップを通じて、未来の科学者である小中学生に科学や探究について学んでもらう行事です。
午前はミニ探究講座として、越谷北高校の物理部・化学部・生物部・天文気象部によるミニ探究講座を実施します。
午後は、春日部高校化学部、越ヶ谷高校科学部にも参加していただき、合同サイエンス教室を開催します。
また、自由研究などの小中学生による探究活動に関する相談ブースも設ける予定です。
サイエンスに興味がある小中学生の皆様、ぜひご参加ください。
小中学生のみなさんへ
科学(かがく)にきょうみがある、おもしろそう、
自由研究(じゆうけんきゅう)でこまっていることがある、
そんな みなさん をおまちしています。
科学(かがく)が好きな高校生(こうこうせい)たちがやさしく、たのしくおしえてくれます。
ぜひ、さんかしてください!
詳しくは、特設ページ こちら をご覧いただき、参加ご希望の方はお申し込みください。
※午前の部(探究講座)については、定員がありますので、希望の分野を第二希望までお申し込みください。
※小学生の方は、保護者の方の同伴が必須です。兄弟など、おひとりの保護者で複数の児童をお連れいただいてもかまいません。
※午前の部、午後の部いずれかのご参加も可能です。
【SSH】第3回公開講座(7月19日)参加申し込みフォーム
越谷北高校公開講座「高校生と教員の動植物研修」今年度第3回(羽生水郷公園周辺)を7月19日に実施します。
当日は10:40にさいたま水族館正面休憩舎(水族館の入り口の正面にある休憩スペースです)に集合、公園内の水辺やムジナモ自生地(予定)で動植物観察を行います。
野外での動植物の観察を通じて、以下のことを学びます。
生物の基本的な知識
動植物分類の基礎
探究的な学習(生物観察から課題を見出す)
参加ご希望の方は、専用フォーム(以下URL)からお申し込みください。
https://forms.gle/XD6nQyWD2kaRdzdL7
※今年度より参加申し込み期限が早まっています(20日前)。期限を過ぎての申込はお受けできませんのでご注意ください。今回は6月29日が申込期限となります。
【SSH】6月21日公開講座(行田駅周辺)
令和8年6月21日(日)、行田駅周辺(行田市~熊谷市荒川河川敷)でフィールドワークの公開講座を実施しました。
ずっと雨予報だったので中止もやむなしかと思っていましたが、直前になって朝には雨が上がるという予報になりましたので、実施となりました。
今回は、高校生9名、教員3名の12名が参加しました。
行田駅に集合して、荒川河川敷を目指しました。
駅前には、イヌサフラン(イヌサフラン科)が咲いていました。
ニラやギョウジャニンニクと間違われ、中毒事故が多発している有毒植物です。
毒成分として含まれるコルヒチンは微小管の重合を妨げる作用があり、生物学を学ぶヒトにはおなじみかもしれません。
ヨモギ(キク科)に、アオバネサルハムシ(ハムシ科)がついていました。
朝までわりとしっかり雨が降っていたので、昆虫はあまり活動していないかもと危惧していましたが、杞憂だったようです。
市街地にも、生物を題材にした探究のタネはあります。
アスファルトの境目によく生えている「ねこじゃらし」ですが、エノコログサ(イネ科)、オオエノコロ(イネ科)などが混在していました。
夏にはかなりの高温になるところでも生えているので、耐暑性が高いのでしょう。
いわゆる「ねこじゃらし」は、エノコログサ、オオエノコロ、アキノエノコログサなど複数種が見られますが、耐暑性に差はあるのでしょうか。
荒川の手前に、元荒川が流れています。
ここの最上流は熊谷市内の湧水で、ムサシトミヨ(トゲウオ科)が生息するくらいの水質なのですが、このあたりまで下ってくると排水の流入の影響がかなりあるようです。
辛うじて、ミクリ(ガマ科)や(写っていませんが)マコモ(イネ科)などの抽水植物が見られました。
河川敷に生えているウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)に、ホソオチョウ(アゲハチョウ科)の幼虫がついていました。
朝鮮半島が原産と考えられている外来種です。
実は、この場所は2015年に私(中川)が熊谷市でのホソオチョウ初記録として報告をした場所でした。(埼玉昆虫談話会, 『寄せ蛾記』158号, p8, 2015年9月発行)
10年経って、複数の幼虫が見つかってしまいましたので、定着してしまっているということになります。
逆に、10年前は見られた在来のジャコウアゲハ(アゲハチョウ科、幼虫はホソオチョウと同じウマノスズクサを食べる)は一匹も見られませんでした。
タイミング的には、今年第2化の成虫が見られてもよい時期になっているのですが、もしかしたらホソオチョウの定着によって餌を同じくするジャコウアゲハが減少しているのかもしれません。
堤防上の道路は自転車が猛スピードで行きかっているので、注意して観察します。
ヒメイワダレソウ(クマツヅラ科)がありました。
グラウンドカバー(雑草対策として土地を覆う植物)としてよく使われていますが、野外に逸出してしまうと、強力な繁殖力で定着してしまいます。
根絶が難しく、外来種と言ってもよいと思います。
堤防上から河道を眺めます。
荒川本流は遠く、見えません。かなり広大な河川敷です。
ちなみに、行田駅前は行田市なのですが、元荒川を超えると熊谷市久下(くげ)になります。
ここ(河川敷)には、かつて水運、養蚕で栄えた集落(新川村)があったのですが、流通の近代化や、化繊の普及によって養蚕業が下火になると、水害に追われるように村民が去っていき、昭和47年頃に廃村となりました。
60年程前までは人が暮らし、農作業も行われていたのですが、今は住む人はなく通いで農作業をされているようです。
人々が去ったことで、生態系はどのような影響を受けたのでしょうか。今ではどのような生き物が見られるのでしょうか。
フィールドワークを通じて、ヒトの生活と生態系の関係についても考えてみたいですね。
水田(おそらくコムギ)の脇にブタクサ(キク科)が生えていました。
河川敷に広く広がっていたオオブタクサと同属の外来植物です。
ブタクサは明治期に侵入し、昭和初期には定着していたと言われていますので、新川村があったころに侵入、定着していたのかもしれません。
水路わきにツマミタケ(アカカゴタケ科)が見つかりました。
現地では和名が分からず、キツネノエフデ?としていました。
モウソウチク(イネ科)、マダケ(イネ科)の竹林は管理されていないために過密に生えており、檻のようです。
ここでは、地表徘徊性のゴミムシの仲間がたくさん見られました。
参加者が声を上げたと思ったら、キヌガサタケ(スッポンタケ科)でした。
マントの広がりが見事な個体です。
群生するとされるため他個体を探しましたが見つかりませんでした。
ギンツバメ(ツバメガ科)
マドガガンボ(ガガンボ科)なかなかの大きさで参加者も驚きです。
スカシトガリノメイガ(ツトガ科)でしょうか。
ハルシャギク(キク科)です。これも外来植物です。
イヌスギナを見つけました。
水田まわりでよく見つける、スギナ(つくし)の仲間です。
スギナと異なり、胞子葉も緑で葉をもつため、変なツクシがある!と言われることがあります。
水田にはシャジクモ類が見られました。
かつて水田やため池にふつうに見られましたが、農薬使用の普及によって激減しています。
ため池か水路か分かりませんが、水田のわきの水場です。
ここではイチョウウキゴケ(ウキゴケ科)が見られました。
環境省レッドデータ、埼玉県レッドデータともに準絶滅危惧(NT)です。
最後に、元荒川沿いのサクラでクビアカツヤカミキリの調査・駆除採集を行いました。
サクラやウメなどのバラ科樹木を食害する特定外来生物です。
ここで駆除採集した個体は、生物部の研究のための標本となるようです。
短時間で、たくさん駆除することができました。
駅前に戻り閉会行事をしました。
(写真は解散直後のものです。)
参加者の感想(抜粋)
・河川敷と言うことで、地表徘徊性の昆虫がたくさんとれてよかった。
・同じように見える種の見分け方を教わることができたので、実践したい。
・里山で、普段見ている生物と違う生物が見られて面白かった。
・クビアカツヤカミキリの被害が進んでいることを実感した。
・植物から昆虫まで、いろいろな生物について教えてもらうことができた。
・普段は素通りしてしまっているような生物も名前があり、知ることができて良かった。これから自分でも見ていきたい。
・ニュースなどで見ていたクビアカツヤカミキリを実際に見て、本当にいるのかと実感することができた。
・田んぼのまわりなど、普段は素通りしているところに意外と様々な生物がいることが分かったので、これから見ていきたい。
前回は、申込期限が早く1年生は参加していなかったため、今回が実質的には今年度最初のフィールドワーク講座ということになりました。
はじめてのフィールドワークで、教えてもらって見分けられるようになったと思ったかもしれませんが、植物も昆虫も個体差があり、特徴も分かりにくいものもあり、見極める「目」ができていないとわかったつもりでも難しいものです。
今後も、自分で身の回りの動植物を観察するだけでなく、同様の機会を利用して経験を積んでいってほしいものです。
次回の公開講座は、7月19日(日)、さいたま水郷公園を予定しています。
申し込みフォームについては、すぐにアップしますので、興味のある方はご参加ご検討ください。
【SSH】令和8年度SSH生徒研究発表会
6月18日(木)越谷サンシティで『令和8年度 SSH生徒研究発表会』を実施しました。
理系部活動からは物理部が発表を行い、理数科2年生は生物分野と地学分野、理数科3年生は、英語で数学分野・化学分野・物理分野の発表を行いました。
【物理部】
拡散の温度依存性について
【理数科2年】
生物 「時間経過に伴う固有周波数の変化を利用した野菜の状態評価について」
地学 「透水層埋設工法による効率的な排水方法の実証」
【理数科3年】
物理 「床発電の効率化について」
Improvement of floor power generation
化学 「石鹸水によるゴムの軟化劣化について」
The effect of soap on rubber softening
数学 「K-ナッチ数列の特性方程式の解を用いない一般項の記述について」
Description of the explicit formula without using the solution of the characteristic equation of the K-Nacci sequence
各班の発表後、10分間の質疑応答が設けられ、質問しきることができないほど多くの質問がでてきました。
閉会式では、SSH運営指導委員の先生方から講評をいただきました。
この発表会で各研究は一区切りとなります。この経験を活かして次の研究にも取り組んでいきましょう!
【SSH】令和8年度越谷北高校SSH生徒研究発表会について
令和8年6月18日(木)、越谷サンシティ大ホールにて本校SSHで取り組んだ探究活動に関する生徒研究発表会を開催いたします。
本校在校生の保護者、教育関係者(中学高校教員等)、一般向けに公開いたしますので、ぜひご参加ください。
なお、本校在校生の保護者につきましては事前申し込みは必要ありません。
当日会場へお越しください。
教育関係者、一般の方々は、本校HPの参加申し込みフォームよりお申し込みください。
取りまとめの都合上、16日(火)までにお願いいたします。
当日の日程は以下の通りです。
令和8年6月18日(木) 於:越谷サンシティ大ホール
9:00~ 9:40 受付
9:45~ 9:50 開会式
9:50~10:50 第1部(理系部活、2年理数科)
11:00~12:00 第2部(3年理数科)
12:00~12:30 閉会式 指導講評
【SSH】第2回公開講座(6月21日)参加申込フォーム
越谷北高校公開講座「高校生と教員の動植物研修」今年度第2回(行田駅周辺)を6月21日に実施します。
当日は8:50に行田駅西口に集合、市街地を抜けて荒川河川敷で動植物観察を行います。
野外での動植物の観察を通じて、以下のことを学びます。
生物の基本的な知識
動植物分類の基礎
探究的な学習(生物観察から課題を見出す)
参加ご希望の方は、専用フォーム(以下URL)からお申し込みください。
https://forms.gle/YkjgrKHnA5CH14Dc8
※今年度より参加申し込み期限が早まっています(20日前)。期限を過ぎての申込はお受けできませんのでご注意ください。今回は6月1日が申込期限となります。
【SSH】5月3日公開講座(久喜市南栗橋駅周辺)
令和8年5月3日(日)、久喜市南栗橋駅周辺でフィールドワークの公開講座を実施しました。
今年の公開講座のテーマは「湿地帯の動植物」です。
第1回は南栗橋駅に集合して、久喜市内池、中川河川敷、幸手市高須賀池をまわりました。
ときどき晴れ間がのぞく曇りで、絶好のフィールドワーク日和となりました。
今回は、高校生6名、教員3名の9名が参加しました。
高須賀池のハンノキです。今回は風景写真の記録を忘れていました。
駅前ロータリーでもたくさんの植物の観察をできます。
ツメクサ(ナデシコ科)、クスダマツメクサ(マメ科)、オッタチカタバミ(カタバミ科)、エノコログサ(イネ科)、スズメノチャヒキ(イネ科)、ユウゲショウ(アカバナ科)、ナガミヒナゲシ(ケシ科)、ネバリノミノツヅリ(ナデシコ科)、スズメノエンドウ(マメ科)、アカメガシワ(トウダイグサ科)などざっと調べただけでも両手に収まらないくらいです。
俗に「路傍100種」とも言われ、身近なところで100種を覚えるまで頑張れば、生物を見る「目」ができてきます。
「目」ができると、たとえば魚ならばヒレを見るだけである程度種類が分かるようになります。
それまでは、根気強く図鑑(ハンドブック)を引いたり、教えてくれる先生(先輩でもよいけれど)にしつこく聞いたりして覚えていくしかありません。
ヤセウツボ(ハマウツボ科)が咲いていました。
外来の寄生植物です。地上部には花しか出ず、種は発芽すると他の植物の根に寄生して栄養を奪い、地下で球状の体が成長し、春になると地上に花茎を伸ばします。
マメ科やキク科など広く寄生しますが、この個体はスズメノエンドウに寄生しているようでした。
街路樹にキマダラカメムシ(カメムシ科)がいました。
樹皮に紛れて見つけにくくなってしまっていますが、分かりましたか?
江戸時代に長崎の出島から侵入した外来昆虫です。
以前は西日本までしか見られませんでしたが、ここ10年程でいっきに分布を拡大し、埼玉県でもふつうに見られるようになりました。
ピンボケですが・・・ナガミヒナゲシ?(ケシ科)です。
ナガミヒナゲシは、ケシ科の外来植物です。
春にオレンジ色のキレイな花を咲かせますが、日本各地に広がってしまっています。
茎をちぎると黄色い汁がにじみ出てきます。
最近、この汁が肌につくとかぶれるとして、「危険な毒草である」というセンセーショナルな報道をされてしまっていますが、よほど肌が敏感なヒトでない限りひどくかぶれることはありません。
道端などでは優占しがちな外来植物なので、駆除するに越したことはありませんので、警告したい気持ちは分からなくはないのですが、事実を過剰に盛ってしまうのはどうかと思います。
なお、「?」をつけたのは、ナガミヒナゲシには汁が黄色いタイプと白いタイプがあり、写真の個体は白い汁が出るタイプのためです。
白い汁が出るタイプを学名Papaver dubium dubium、黄色い汁が出るタイプを学名Papaver dubium lecoqiiとする情報もあり、今のところどちらもナガミヒナゲシと呼ばれていますが、論文によっては別種としているものもあるので、よくわかりません。
いずれも身近に見られるものなので、探究対象として面白そうです。
用水沿いの桜並木を観察しました。
サクラ(おそらくソメイヨシノ)には、サクラを食害する特定外来生物のカミキリムシであるクビアカツヤカミキリ(カミキリムシ科)のフラス(幼虫の糞と木屑が混じったもの)が見られるものもかなりありました。
6月には成虫が出てくるかもしれません。
ちょっと見にくいですが、マガリケムシヒキ(ムシヒキアブ科)がいました。
他の昆虫を狩る肉食のアブです。
菜の花(セイヨウカラシナ?)に「うどんげの花」がついていました。
クサカゲロウの仲間の卵です。
アリなどによる捕食を避けるため(と言われています)長い柄をつけて産み付けられています。
カタオカハエトリ(ハエトリグモ科)のオスがいました。
カラフルでかっこいいハエトリグモです。
ハエトリグモは種類も多く、行動も面白いので探究の対象として良いと思います。
シロスジヒゲナガハナバチ(ミツバチ科)がいました。
2匹がくっついていて、1匹(右のほう)が近くに止まっています。
一見するとペアのようですが、3匹ともオス(触角が長い)のようです。
松(これはクロマツでしょうか)の花を観察します。
雄花、雌花はどこにあるでしょうか?
中川の河川敷で、白い花をつけるユウゲショウ(アカバナ科)を見つけました。
これは環境変異でしょうか?
ケヤキの葉上にはヤノナミガタチビタマムシ(タマムシ科)がたくさんいました。
小さくて目立たないムシですが、これでもタマムシの仲間です。
チビタマムシの仲間は種類も多く、調べると面白そうです。
クロハネシロヒゲナガ(ヒゲナガガ科)がいました。
春によく見かける触角の長い蛾なのですが、触角が長すぎて飛び方が独特で、ぱっと見では蛾の仲間とは思えないかもしれません。
触角が長いのはオスで、メスは短め(それでも長いですが)です。
ヒゲナガつながりではないですが、道端にヒゲナガスズメノチャヒキ(イネ科)が咲いていました。
ヨーロッパ原産の外来種です。
昼休憩のあと、高須賀池公園で池の周りを観察します。
シダレヤナギ(ヤナギ科)です。
ヤナギと言えばこれ、というイメージの強い種で、川や池のまわりによく植栽されていますが、中国原産です。
池にはミシシッピアカミミガメ(ヌマガメ科)がたくさんいました。
写真は(小さくて見にくいかもですが)子亀(ミドリガメと呼ばれます)です。
雑食で何でも食べるため、在来種を減らしてしまいます。
どのような対策ができるでしょうか。
イヌマキ(マキ科)にはマミジロハエトリ(ハエトリグモ科)が。
これもオスです。かっこいいですね。
白い眉でマミジロでしょうか。
キジ(キジ科)が鳴いていました。
在来種ではあるのですが、狩猟のため放鳥されており、遺伝的にもかなりのかく乱を受けてしまっています。
よく見かける鳥ですし、高校生でも行動調査ならできるかもしれません。
ギシギシにコガタルリハムシ(ハムシ科)が大発生していました。
この増え方は異常では?
道端にシラホシムグラ(アカネ科)をたびたび見かけました。
ヤエムグラにそっくりですが、花が白いです。
この、白い小さな花がたくさん咲いていると確かに星空のようです。
南栗橋駅前に戻って、日陰で閉会行事です。
参加者の感想(抜粋)
・今回はたくさん歩いて疲れました。
・よく似ている種類の植物の見分け方を知ることができた。
・植物についた寄生痕(今回、キクスイカミキリに産卵されたヨモギも観察しました)を初めて見ることができて面白かった。
・これまで雑草としか思っていなかった植物にも名前がちゃんとあることが分かった。
・ヤセウツボが面白かった。種子を採集して発芽実験をやってみたい。この時期はあまり出歩かないので、いつもは見ない花をみることができた。(教員)
・今回は150種くらいの植物を観察できた。マメ科、キク科が多かった印象がある。(教員)
・身近にあってよく見ている植物でも、知らないことがたくさんあって新たに知ることがあり面白かった。(教員)
今回は初回と言うことで、市街地から池、河川敷の動植物観察をしました。
観察したフィールドは、中川の氾濫原といってよい場所であり、駅前から湿地の植物が見られました。
埼玉県の東部を流れる中川は、江戸時代の利根川東遷事業が行われる前は利根川の流路でした。
現在は、埼玉の北側を東に流れ茨城県神栖市と千葉県銚子の境で太平洋にそそぐ利根川ですが、江戸時代の初め頃までは埼玉県の東部を南に向かって流れ、江戸湾(東京湾)に注いでいました。
徳川幕府は、治水、利水(水運)のために利根川の流路を東に変え、渡良瀬川、常陸川につなげて現在の利根川の流路に変えました。
中川は昔の利根川の流路にあたるのですが、今回観察した内池や高須賀池はそれらが氾濫したことによってできたとされ、周辺も古くは広い湿地だったはずです。
湿地を乾燥化させたり、埋め立てたりして市街化しても、古い湿地の植物が残っているのは興味深いですね。
土地の歴史と動植物の生態を関連させて探究しても面白そうです。
次回は、6月21日(日)に行田駅周辺で、荒川河川敷の動植物観察を予定しています。
近く申し込みフォームをアップしますので、興味のある方はご参加ご検討ください。
なお、今年から申込期限が実施日の20日前となっておりますので、お早めにお申し込みください。
【SSH】令和8年度公開講座「高校生と教員の動植物研修」のお知らせ
今年度も、越谷北高校では地域との連携及び学校開放のため公開講座「高校生と教員の動植物研修」を実施します。
野外での動植物の観察を通じて、以下のことを学びます。
生物の基本的な知識
動植物分類の基礎
探究的な学習(生物観察から課題を見出す)
次の全6回を予定しています。各回ごとに参加申し込みを受け付けます。
なお、今年度から申し込み締め切りを実施日の20日前までとしますのでご注意ください。
①5月3日(日) 幸手市内池・高須賀池周辺 (南栗橋駅西口8:50集合)
②6月21日(日) 行田市荒川河川敷 (JR行田駅西口8:50集合)
③7月19日(日) 羽生水郷公園周辺 (さいたま水族館正面休憩舎前10:40集合)
④10月25日(日) 長瀞町蓬莱島周辺 (秩父鉄道野上駅改札前8:50集合)
⑤11月14日(土) さいたま市末田須賀堰周辺 (朝日バス巻の上停留所前8:50集合)
⑥3月27日(土) さいたま市岩槻文化公園周辺 (岩槻文化公園体育館前8:50集合)
野外での動植物観察に興味がある高校生、教員(校種は問いません)は、 こちら をご覧いただきお申し込みください。
第1回(5月3日)のお申し込みは、申込専用フォーム(下URL)へお願いします。