校長室より

校長通信

卒業証書授与式

 本日、第54回卒業証書授与式が行われ、普通科321名、理数科39名の卒業生を送ることができました。(卒業式の様子は、別ページをご覧ください。)

 まだ建て替え前の体育館で行われたちょうど40年前の卒業式に出席した私が、校長として卒業生を送る立場になり、とても感慨深いものとなりました。卒業証書授与で返事をして起立したときの卒業生の姿、涙をこらえて一生懸命に答辞を読み上げる生徒会長、そして吹奏楽部の演奏のもとで力強く校歌を歌う卒業生たち。何もかもが、母校での卒業式という私にとって特別な環境であるため、他校では味わえない、別のもののような感じがしました。

 私の後輩となる卒業生の皆さんには、ぜひ「生き急ぐことなく」自分の足元をしっかりと見ながら前に進んでいってほしいと思います。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、御卒業おめでとうございました。

年度末を迎えて

 3月も中旬となり、今年度の締めくくりの時期となりました。

 3月15日(土)には、第54回の卒業証書授与式が予定され、普通科、理数科に在籍している生徒すべての巣立ちを見守ることになります。進路実現のために努力してきた成果が発揮され、希望する進路先へ進学していく生徒も多く、国公立大学の後期試験の結果はまだ発表されていませんが、後輩たちに「やればできる!」というメッセージを残してくれました。

 また、1,2年生は学年末考査を終え、次学年への準備が始まります。この1年を振り返り、次年度それぞれの学年の目標や自ら立てている計画に基づいて、失敗とチャレンジを繰り返しながら、成長を遂げてもらいたいと思います。

 さらに、高校入試を終え、新入生として入学の許可を待っている皆さんも高校生活への期待と不安を抱えていることと思います。入学後は持てる力を十分に発揮できる環境が整っていますので、大いに期待してください。

 先生方も生徒の皆さんも忙しい日々が続きますが、体調をしっかりと整えながら進めて行きましょう!

大学受験と高校入試

 大学入試本番を迎え、3年生にとって今まで努力してきたことを発揮する機会が到来しました。3年生それぞれの進路希望や将来のビジョンを胸に、希望する進学先への入学を果たしてくれることを期待しています。先日は、ある男子生徒が校長室を訪れ、第一希望としていた国立大学への入学を勝ち取ったとの報告がありました。誇らしさの中に、感謝の気持ちを忘れていない北高生の本質と成長の姿を改めて感じたところです。本人はもちろんですが、生徒の進路実現に向けた先生方の指導・支援、保護者の方々の温かな励ましなどがあって、実を結んだことでしょう。これからも彼と同様に多くの3年生から報告があるのではないかと楽しみにしています。3月まで大学受験は続く人もいますが、体調には十分に気を付けて、力を出し切ってくれることを期待したいと思います。

 また、高校入試もいよいよスタートしました。今年から出願が電子によるものに変わり、中学生の皆さんや保護者の方々も戸惑うこともあったことと思います。その中でも、4月から本校での学びを期待する多くの中学生が出願してきてくれたことをとても嬉しく思っています。学力検査まではまだ半月あります。体調に気を付け、当日力を発揮できるよう準備してください。皆さんとともに北高生活を送れることを願っています。

 2月10日現在 普通科 出願者数 401名(1.26倍)  理数科 出願者数 84名(2.10倍) 

「北高探究の日」

 本日2月1日(土)は、本校保護者の皆様や中学生向けに公開をしている土曜授業日です。通常は、授業の様子を見学していただいたり、中学生や保護者の方々には学校概要説明の機会を設けるなどして実施しておりますが、本日はタイトルにもありますように、本校の教育課程に位置付けている「探究活動」の成果を発表する日としております。

 本校では、1年次に探究の進め方から始まり、共通のテーマの中からグループで探究内容を設定し、各教室に分かれてプレゼンテーションを行います。独自の探究活動として、生徒の思考力、表現力を育てるだけでなく、協働的な要素も含めて、探究の基礎活動を行うことを目的しております。

 そして「北高発表の日」は、1年次の経験を生かした2年生が、本校の使用できる施設をフルに活用して、自分で設定したテーマに即して探究活動をしてきた成果についてプレゼンテーションを行うもので、校内だけでなく、一般の方々にも公開して行っているものになります。1年次の時よりも中身の濃い探究活動の成果を発表する姿が見られ、中には1年生からの質問攻めにあう場面もあり、互いに学びあう貴重な機会にもなっています。

 本校には理数科が設置され、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けていることもあって、他校と比べても探究活動は深く根付いておりますが、理数教育推進の観点だけでなく、課題や問題を発見する能力やそれらを解決に導く力を養い、高校卒業後のステージで身に付けた力を発揮して、活躍してくれることを期待し取り組んでいるものです。活気のある土曜日半日となることを期待しているところです。

今年度最後の学校説明会

 明日1月25日(土)は、今年度最後の学校説明会を予定しています。中学生の皆さんで、志望校に迷っている方は是非参加してください。北高の強みや魅力をお伝えするだけでなく、在籍している生徒の様子も参考になるのではないでしょうか。

 たいへん素直で誠実な北高生のつくる本校の雰囲気はとても落ち着いています。反面、学校行事等ではエネルギッシュな姿も見せてくれます。北高生はやるべき時にやれる集団といって過言ではないと思います。そんな越谷北高校に中学生の皆さんが魅力を感じてくれるよう説明会を開催しますので、参加をお待ちしています。

 今年から県内の中学生は電子出願となり、来週27日(月)から受付が始まります。学力検査まで1か月近くとなりました。依然としてインフルエンザなどの感染症が流行っているようですので、健康管理と最後の最後まであきらめない粘りを期待しています。

 本校3年生も大学受験真っ最中です。最後の最後まで努力することが目標としている次のステージの扉を開けることにつながるはずです。明日から家庭研修期間となりますが、すべての3年生の笑顔が見られることを願っています。

 中学生も本校3年生もがんばってください。応援しています。

いよいよ大学入学共通テストが始まります

 明日1月18日(土)、19日(日)と大学共通テストが行われます。3年生にとっては、この日のために地道な努力で得た学習成果を発揮して、志望する大学への入学を果たしてもらいたいと思います。

 3学期が始まってからも、放課後の3年生の教室は遅くまで電気がついていました。その様子を3学年の先生方を中心に温かく見守っていたのと同時に、目指す目標に向かって机に向かう姿に頼もしさも感じていました。

 テストはその時の心身の状況はもちろん、出題傾向などにも影響されるため、必ず成果が表れるとは限りません。それでも、今まで努力してきたことを自信にして、精一杯取り組んできてほしいと思います。合言葉は「自分を信じる」です。北高に関わるすべての人が応援しています。力を出し切ってくれることを期待しています。

2025 KOSHIKITA

 明けましておめでとうございます。2025年もスタートし、今日は仕事始め。久しぶりに校長室に入ると自然と身が引き締まりました。今年1年も北高生、本校職員の健康と安全を守り、持てる力を十分に発揮できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 関係者の皆様におかれましては、越谷北高校の益々の躍進のために、この1年もお力添えをお願いすることもあるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、いよいよ3年生は、受験本番。共通テストまで2週間を切りました。ここまできたら、とにかくコンディションをいかに保つか。3年生一人一人のがんばりと先生方の献身的な支援は、間違いなく成果として表れると確信しています。自信をもって取り組んでほしいと思います。

 また、1,2年生にとっても短くも重要な最後の学期。次年度へ忘れ物をしないよう、濃い1日を過ごしてくれることを期待します。

 最後に、北高に入学を希望している中学校3年生の皆さん。最後の最後まで努力を続けてください。皆さんが高い意識をもって入学し、本校で活躍してくれることを楽しみにしています。がんばってください。

2学期終業式

 12月23日(月)、2学期終業式を迎えました。

 2学期は多くの教育活動、とりわけ学校行事が多く、生徒の皆さんは挑戦と振り返りの中で成長する姿が見られました。3年生は、年内入試の受験、一般入試に向けた準備と忙しい日々を過ごし、その中でも地道に努力してきました。年明け早々には大学共通テストに臨み、積み重ねてきた学びを発揮する機会があります。体調を維持しながら、当日養った力を十分に発揮してくれることを期待しています。

 巷では、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が広がり、マスクが手放せなくなりました。1、2年生も年末の貴重な時間を有意義に過ごすためにも、十分に対策を講じてほしいと思います。

 明日のクリスマスからお正月とイベント続きの忙しい冬休みとなりますが、3学期を気持ちよくスタートするために、生徒の皆さんはもちろん、先生方も心身のリフレッシュを図ってください。

 また、本校を志望している中学生の皆さんも、受検を控えた大切な時期となってきました。十分に力を発揮できるよう、最後の最後まで学び続けてください。必ず、入学後の高校生活に役立つはずですから。皆さんが北高に入学し、一緒に学べることを期待し、応援しています。がんばってください。 

  終業式では、多くの表彰も行いました。学習面だけでなく、様々な活動で本校生徒の皆さんは活躍しています。

〇理数科 埼玉県科学教育振興展覧会(優秀賞)、埼玉県科学教育振興展覧会中央展(優良賞)                               〇化学部 化学グランプリ2024全国大会(銀賞)                                              〇新聞部 埼玉県高等学校文化連盟会長賞、埼玉県学校新聞コンクール(優秀賞)、全国高校新聞コンテスト(銀賞) 〇筝曲部 埼玉県高等学校総合文化祭 高校邦楽祭(金賞2位)、埼玉県芸術文化祭(埼玉県教育委員会教育長賞)   〇囲碁将棋部 埼玉県高等学校将棋王将戦埼玉大会(女個4位)、全国高等学校将棋王位戦埼玉県大会(女個4位)  〇文芸部 埼玉県高校生文芸コンクール 短歌部門(優秀賞)                                                         〇ギター部 埼玉県高等学校軽音楽新人大会(優秀賞)2団体                                                〇書道部 埼玉県高等学校書道展覧会(推薦賞)                                           〇ESS部 埼玉県高等学校英語劇 題目~the Outstanding Performan's Prize~(個人演技賞)                           〇体操競技部 東部支部体操競技新人大会(女団1位、女個1位、男個4位、男あん馬2位、男跳馬2位)       〇女子ソフトテニス部 埼玉県高等学校ソフトテニス夏季東部リーグ戦女子1部(3位)                                                                                埼玉県高等学校ソフトテニス新人大会東部支部予選会(女団3位、女個3位)                        〇ソフトボール部 埼玉県高等学校体育連盟ソフトボール専門部賞(4名)                                           〇男子バレーボール部 バレーボール競技優秀選手賞(1名)                                          〇女子バレーボール部 全日本バレーボール高等学校選手権大会(5位)、バレーボール競技優秀選手賞(1名)        〇水泳部 新人大会(男200m自由形6位)                                                                                                   東部支部高等学校水泳競技大会(男50m自由形5位、男200m自由形6位、男200m平泳ぎ3位                                                                         男100m平泳ぎ5位、女50m背泳ぎ4位、女100m背泳ぎ5位                                                                                                     男50mバタフライ4位、男50m平泳ぎ5位、男200mメドレーリレー6位)     〇陸上競技部 陸上競技東部支部予選会(男走高跳8位、男5000mW8位、女走高跳7位)                       〇野球部 埼玉県高等学校野球連盟賞(1名)                                                  〇演劇同好会 埼玉県高等学校総合文化祭 演劇祭(奨励賞)                                     〇埼玉県高校数学フェア(2年生6名のチーム)(敢闘賞)                                 〇50冊読書表彰(3年女子1名、2年生女子1名)                                                〇強歩大会 男女1~8位まで                                                          

 

【写真は、玄関に飾ってある華道部の先生の作品です。クリスマスをモチーフにしていて素敵なものですよね。】

 2024年、皆さんには大変お世話になりました。2025年が皆さんにとって良い年となることを願い、年内の挨拶とさせていただきます。来年もよろしくお願いいたします。

 

2学期球技大会

 本日と明日の2日間、生徒がとても楽しみにしている球技大会が行われます。1年生から3年生までが揃って行えるのは今回が最後になります。期末考査を終えてから、早朝から練習に励む姿が見られていましたので、今回の球技大会も大いに盛り上がるのではないかと思います。3年生は受験を控えていますが、ケガに注意しながらも、身体を動かす貴重な機会となればと思います。各部活動の生徒の皆さんには、いつもながら準備のために時間を割いてもらいました。ありがとうございました。大いに楽しんでほしいと思います。

2学期期末考査が始まりました

 本日から期末考査が始まり、来週水曜日までの4日間実施されます。学習の成果を十分に発揮してもらいたいと願っておりますが、インフルエンザや新型コロナなどの感染症にかかる方も増えていると聞いておりますので、感染症予防対策を講じながら、取り組んでもらいたいと思います。

 期末考査を終えると冬休みとなります。季節の移り変わりを感じる時期ですが、今年はまだ暖かい日が続き、紅葉もようやくと聞いています。本校の正門を入った体育館の横にある大きな銀杏の木の葉も黄色に色づき、暗くなってから撮影しましたが、光を受けてとてもきれいに輝いていました。

修学旅行&第1学年保護者会&3学年三者面談

 11月24日(日)から3泊4日で、第2学年353名が修学旅行に行っています。初日は広島の平和記念公園を訪れ、平和学習を行いました。2日目は班別にプランを立て、広島から神戸までを移動しながら、観光や体験活動を行いました。3日目である本日は、京都に移動しながら、2日目同様の班別別行動を行い、伝統・文化や関西圏の雰囲気を堪能することになっています。2日目を終えて、大きな事故もなく、体調不良者もいない中で予定通りの行程を進めていると現地から報告が入り、ホッとしているところですが、天候面の心配があります。

 長い期間の準備を経て、高校生活最大のイベントを満喫しながら、良き友と心に残る思い出をたくさん作ってほしいと思います。また、引率している先生方にはご苦労をおかけしておりますが、無事に全日程を終えてくれるものと信じております。

 11月25日(月)には、午後の時間を使って、第1学年の保護者会を開催いたしました。主たる目的は大学入試に向けた進路説明会での情報提供で、駿台予備校大宮校から専門の講師の方をお招きして、最近の大学入試改革の概要や入試の傾向をお話ししていただきました。月曜日の午後ということもあり、保護者の方々には御都合をつけていただくのが大変であったことと思いますが、進学に向けた情報提供の機会ということもあって、全体の8割強の方が御参加いただけました。また、学年のPTA役員の方々からも活動報告があり、とても充実した時間であったと思います。これからも、必要な情報を学校から家庭へお伝えし、連携を深めてまいります。保護者の皆様、御来校ありがとうございました。

 また、先週から第3学年の三者面談が今週末にかけて行われています。もちろん、大学で学びたい学問内容の確認や過去の模試などを踏まえた受検先の検討を話し合うのが目的です。ぜひともこれまでの努力が報われてほしいと願っております。大学入学共通テストまで2か月を切りました。感染症もはやる季節ですので、まずは健康に留意しながら、最後の最後まで努力を継続してもらいたいと思います。北高生ならできると信じています。

強歩大会&さくらサイエンスプロジェクト

 11月12日(火)、晴天に恵まれましたが、例年より気温が高いなかで、渡良瀬遊水地での強歩大会が行われました。私が高校生の頃は、江戸川の河川敷を33km(女子は20km)も走ったor歩いたのですが、距離は短くなったものの、体育の授業や日頃の部活動などで鍛えた持久力を発揮し、苦しくも乗り越えた時の達成感、充実感を味わってもらうという趣旨は今も変わっていません。3年生にとっては最後の、1年生にとっては初めての「強歩」をそれぞれが持つ目標に従って一生懸命に取り組んでいる姿が見られ、思わず「がんばれ!」「ごくろうさま」と声をかけてしまいました。走り終えた生徒には、疲労感の中に達成感を味わった者も多く、とても充実した行事となったと思います。何人かの体調不良と怪我をした生徒はおりましたが、大きな事故に至らず、先生方を始め、PTA役員の方々や役員の生徒の皆さんの協力もあって、無事終了することができました。

 また、11月13日(水)、通常授業ではありますが、SSH事業の一環として「さくらサイエンスプログラム」を本校で開催いたしました。インドやインドネシアなどの90名あまりの高校生と関係者の方が本校を訪れ、グループでのディスカッションやランチを一緒に食べるなどの交流を通じて、互いの文化などを理解しあい、グローバルな視点をより高めてもらうことが目的となっています。講演会を催し、互いに学びあう機会もあります。本校生徒と訪日された各国の高校生が有意義な1日を過ごしてくれることを期待しています。(来日した生徒92名:インド、インドネシア、ペルー、マーシャル諸島、パラオ、ミクロネシア、引率者各国合わせて15名)

10月を振り返って

 10月、校長通信を更新することが出来ず、皆さんに学校の様子をお伝えすることが出来ませんでした。申し訳ありませんでした。

 この間、国際交流事業が盛んにおこなわれました。10月2日には、インドの訪問団の方々をお迎えしました。大国インドの各地から日本の教育活動を視察にいらっしゃいました。高校の視察は、唯一本校が選ばれたのですが、とても光栄なことだと思います。特に理数教育に注目されているとのことでしたので、理数科の授業を見学したり、生徒や教職員との交流を行ったりして、笑顔でお帰りになりました。(その後は、鬼怒川温泉に行ったようです。)

 また、10月11日には、台湾の訪日団の方々がお見えになりました。台湾各地の高等学校の校長先生が7名来校され、本校の探究活動を視察し、生徒や教員との交流も行いました。

 来月も国際交流の機会があり、本校が掲げているグローバルな視点を持った生徒を育てていくことにつながる機会となればと期待していることころです。

 明日から11月です。寒さも日に日に増してきましたが、その中でも突然夏日になる日があるなど、気候に身体を順応させていくのが難しい状況もあります。先生方も生徒の皆さんも、健康を第一にしてもらえるよう、声をかけていきたいと思います。

10月に入りました

 本日、朝の打ち合わせで、新聞部が「第1回全国高校新聞コンテスト」の最終選考で、銀賞を受賞したとのうれしい報告がありました。金賞は4校選ばれておりましたので、それに次ぐ賞を獲得したことになります。日頃から取材活動に精を出し、時には知事や教育長などにも取材を申し込むなど精力的な活動と長年培ってきたノウハウを生かしたものが評価されたのではないかと思います。これからも北高の歴史とともに、新聞部の伝統も引き継いでいってもらいたいと思います。

 また、本日はインド各地から選ばれた教育関係者の方々が来日され、本校のSSH活動を中心に授業の様子をご覧いただいたり、職員や生徒との交流を深めるなどのために来校されています。数ある学校の中から、本校を選んでいただいたことに感謝を申し上げたいと思いますし、日頃の生徒の活動や先生方の熱意が評価されたのではないかと思います。この後も台湾からの訪日団を迎える機会もあり、国際交流にも力を入れている本校にとってとても貴重な機会となるはずです。

 今年は「短すぎる秋」となるようなことが報じられていますが、3年生にとって目標に向けて取り組める時間は、着実に短くなってきます。年内入試と呼ばれる総合型選抜や学校推薦型選抜も出願の準備も始まり、いよいよ受験シーズンが目の前に来ています。日によっての寒暖差が大きいため、体調を崩しやすい状況でもありますが、生活のリズムを保ちつつ、進路実現を果たすために頑張ってほしいと思います。

いよいよ『しらこばと祭!』

 昨日、今日としらこばと祭(文化祭)の準備に汗を流し、いよいよ明日から本番です。

 明日13日(金)は、校内でオープニング祭を行い、午後には越谷特別支援学校の生徒の皆さんを招待して、校内での公開を行います。

 14日(土)は一般公開です。来校される皆さんに、北高生のおもてなしの心を感じていただければ幸いです。

 また、文化部は3年生にとって最後の発表の機会となることもあって、活動の集大成を見せてくれることと思います。

 多くの方に御来校いただき、生徒と笑顔あふれる1日を共有していただければ幸いです。皆さんお待ちしています。

2学期1週目を終えて

 この1週間、天気や気温の変化が激しく、体調を管理するのが難しい日々でした。暑い日もあり、生徒が体育の授業の後に体調を崩すこともありました。食事や水分補給などが不十分なケースが多く、まだまだ熱中症や感染症への警戒を怠ってはならないと感じました。

 来週末はしらこばと祭が開催されることになっています。北高生のパワーを感じることが出来ると思うと今から楽しみです。母校である本校を卒業してからちょうど40年。40年ぶりのしらこばと祭です。当時も北高生のパワーは溢れていましたが、時代は変わってもイベントを楽しもうとする北高の伝統はしっかりと引き継がれています。

 卒業生や地域の方々、北高に興味のある方々は9月14日(土)の一般公開にぜひお越しください。

2学期が始まりました

 8月30日(金)、本日より第2学期がスタートしました。台風の影響を気掛かりでしたが、交通機関も平常どおり運行していることもあり、予定していた始業式を行い、その後宿題テストや学年行事を行うことになっています。

 始業式では、多くの学校行事や本格化する3年生の進学準備で多忙となることが予想されるなかで、食事や睡眠をしっかりととり、健康維持が一番であると伝えました。また、パリオリンピック、パリパラリンピックでの選手の活躍を例にしながら、私の恩師からいただいた「努力は人を裏切らない」という言葉を生徒の皆さんに送りました。努力をすることが成長につながり、人生の糧となることを伝えました。最後に、9月1日の防災の日を前に、防災意識を高めるための話をしました。いつ起こるかわからない災害が発生した時の心構えとして、冷静な判断と周囲との協力の重要性を伝えました。

 このあと、台風の影響が心配されます。大きな被害が出ている地域もあると報道されています。学校運営を進めていくなかで、とにかく生徒や職員の安全を第一に判断してまいります。

夏季休業も8月に入りました

 昨日までの7月中は午前中に1,2年生の講習もありましたので、本日から夏季休業らしく、朝から部活動生徒の声が聞こえてきています。その中でも3年生は引き続き進学準備の講習などで登校する姿が見られ、暑さの負けず熱心に取り組んでいます。

 今年は10年に1度(毎年のように感じますが)の酷暑が続き、国や県の示している熱中症防止のガイドラインを踏まえながら、活動を進めていく必要があります。先生方には1学期終業式前に、何よりも生徒の健康を第一に判断するよう伝えましたが、先生方は活動方法や内容を工夫しながら、生徒の活動の機会を維持してくれています。その中でも軽い熱中症状を訴える生徒はおりましたが、幸いなことに例年と比べるとその人数も大変少ない状況です。私もグランドや体育館など、できる限り生徒が活動している場所を巡回し、指導をしている先生方との情報を得ながら状況を把握するよう努めております。今後も防止対策を引き続き行い、生徒の健康を第一に活動してまいります。

 さて、8月は11日から15日までを学校閉庁とさせていただきます。先生方や事務職員のリフレッシュの機会として例年設けているものです。御理解のほどよろしくお願いいたします。

 また、8月22日(木)には、越谷サンシティホールで「コシキタ進学フェア」を開催いたします。本校生徒が主体となった学校説明を行いますので、中学生の皆さんぜひご参加ください。

 8月30日(金)に2学期始業式が予定されています。その後は文化祭や強歩大会、2年生の修学旅行と盛りだくさんな計画となっています。2学期に備え、私も十分な準備を重ねていきたいと思います。

1学期球技大会

 16(火)、17(水)の2日間で、第1学期の球技大会が行われました。球技大会が毎学期ごとに年3回実施されているということを聞いていましたが、競技に出場している生徒もそれを応援している生徒もよく団結していて、大変な盛り上がりを見せてくれました。学校全体が笑顔で溢れていてとても活気に満ちた行事となりました。

 種目は屋外で男女サッカー、女子ドッヂボール、男女テニス、屋内ではいずれも男女でバレーボール、バスケットボール、卓球ととても多く、多くの生徒が活躍できるようにしているようです。各クラスごとに出場する種目を決めて、テストが明けた10日前頃から熱心に練習する姿も見られました。また、関係する部活動生徒を中心に、準備から競技の運営に取り組んでくれました。

 暑い時期での球技大会に熱中症を心配していましたが、幸いなことに天気が落ち着いていたこともあり、大きな事故もなく無事終了することが出来ました。改めて北高生のパワーを感じることができ、2学期に予定されている「しらこばと祭(文化祭)」も団結して素晴らしいものをつくってくれるのではないかと期待が大きく膨らみました。

 

熱中症予防!

 期末考査も終わり、再び部活動やその他の活動が戻ってきました。活気ある生徒の声が溢れています。来週には生徒が楽しみにしている球技大会も控えており、朝早くから練習する生徒の姿が日に日に増えてきているように感じています。

 そのような中、「今年の夏は異常に暑い」とここ数年毎年のように気象予報が出され、実際に考えられないような暑い日が続いています。梅雨も明けていない状況で、35度を超える日が連日続き、熱中症に対する予防意識を高める必要があります。

 連日、朝の職員打ち合わせでは、警戒情報の確認と生徒の健康状態の把握、活動時間や内容などの予防対策についての意識を高めています。

 私も活動の様子を見に行き、気温や湿度を計測しながら、生徒や職員に注意を促していますが、この後予定されている夏季休業中には、熱中症予防に対する高い意識を持って活動に臨む必要があります。職員はもちろんですが、生徒にも十分な睡眠や栄養補給などへの意識を高めてもらい、決して無理をしないように声をかけていきます。