日誌

カテゴリ:野外実習

理数科野外実習

理数科では、7月28日、29日と1泊2日で野外実習を実施しました。

    
                 東京大学三崎臨海実験所にて

28日の午前中は、東京大学三崎臨海実験所で助教の黒川先生より、GFPの発生学への応用について約1時間の講義をうけました。
       
    
午後は、磯観察を行い、見つけた生物を図鑑等により同定しました。
       

夕方からは、ホテルに顕微鏡や実験機材を持ち込み、ウニの発生観察を行いました。
      
  
29日は、ウニの発生観察後、地質巡検を行いました。
      

    
様々な地質構造をクリノメーター等を用いて計測し、観察することができました。

予定された実習はすべて無事終了し、帰路につきました。 

理数科野外実習2日目

2日目は地質巡見を行い、様々な海食地形を観察しました。

クリノメーターで地層の走向と傾斜を調べました。



グレーディング、ラミナ、スランプ構造、フレイム構造などを見ることができました。


実習は無事終了し、帰路につきました。

理数科野外実習1日目

1泊2日の理数科野外実習が始まりました。



午前中は、東京大学臨海実験所を訪れ、専門家による講義を受けました。
講師は、当実験所助教 黒川大輔先生です。
テーマは、GFPの発生生物学への応用についてでした。



午後は浜へ出て、磯観察を行いました。
ウニ、イソギンチャク、アメフラシなどたくさんの生き物が見られました。
見つけた生物は、図鑑で同定しました。




磯観察の後は、ウニの受精と卵割を観察しました。
受精卵が二細胞期に分かれるところがスクリーンに映し出されると、拍手が沸き起こりました。


二細胞期と初期原腸胚



夜は天体観測です。
土星と火星の間にさそり座の一部が見えました。


土星の輪がくっきりと見えました。

校外実習「川の科学」の事前学習

校外実習「川の科学」の事前学習会が行われました。


この事業は、命の源“水”に注目して、河川の自然環境・利水・治水技術について様々な観点からアプローチを行い、環境学習を通して、将来の進路選択に役立てることを目的としています。

7月29日(金)の現地学習の前に、川と水についての講義、班別学習テーマの確認、班分けなどを行いました。

講師は(株)建設技術研究所の野中俊文先生(農学博士)です。



班別実習テーマ

物理班

・河川の大きさや形状を測ろう

・河川の流れの速さを知ろう

・河川の流量を計算しよう

生物班

・陸域の生物を観察しよう

・水域の生物を観察しよう

・観察した生物の種類を整理しよう

地学班

・単位面積当たりの石の個数を知ろう

・石の大きさを測ろう

・石の種類を分類しよう

・石がどこから来たか調べよう

・川の流れと石の形の関係を考えよう

H22年度 野外実習

 平成22年7月26・27の両日、1年生理数科40名が、神奈川県三浦半島城ヶ島で「臨海実習」を行いました。


1年生理数科の最大のイベントである「臨海実習」は、理数科設置以来(平成元年度)の取り組みです。理数科必修科目の理数生物Ⅰと理数地学Ⅰの授業内容をより深めるために行われています。実験・実習・観察に重きを置く越谷北高理数科を象徴する大自然に囲まれた野外での実習が中心です。今年は、天候にも恵まれ、磯の生物の採集・地層の観察・ウニの生殖の実験・天体観測など予定されている実習を全て行うことができました。

H21年度 野外実習

今年の野外実習は7月27日(火)、28日(水)に神奈川県三浦市城ヶ島にて行われました。
27日は神奈川県総合水産研究所を見学させていただきました。ひらめ、さざえ、あわび等の栽培漁業のしくみやその大切さを学んだり、タッチプールで鮫やウニ、なまこなどを触ることができました。
海岸で磯観察をしました。タイドプールや潮間帯の生物の観察、カニ、小魚、ウニなどが観察できました。
京急城ヶ島ホテルにてウニの発生観察を行いました。ウニの卵を受精させ、受精膜の形成や卵割、原腸胚になり泳ぎ回ることを、次の朝まで何度も顕微鏡で観察しました。

ウニの観察の合間に天体観測を行いました。曇っており何も見えないかと心配されましたが、奇跡的に何分間か雲が切れ、木星の衛星を見ることができました。

28日は地層の観察を行いました。突然の豪雨のため、ずぶぬれになりましたが、断層や地層の構造、走向や傾斜を調べたり、特徴的なフレーム構造を観察することができました。
 
 
天候の影響など心配な面がありましたが充分に目的を達することができました。