カテゴリ:課題研究
【1年理数科】課題研究発表会
3月14日(水)理数科1年生の課題研究の発表会がありました。
1年生の課題研究は、11月頃に各班で地学・生物分野から研究テーマを決め、
授業や放課後の時間を使って予備実験、実験を繰り返し行いました。
それらをパワーポイントにまとめ、発表しました。
校長先生より、開会の言葉をいただきました。
8分間で発表、その後質問に答えます。
各班の発表をクラス全員が評価し、それぞれの班にフィードバックします。
自分たちでテーマを決め研究すると、
思い通りに進まないことがたくさんあることがわかります。
パワーポイント作成や発表など、初めての体験も多かったことでしょう。
これらの経験を2年生での取り組みに活かしていきましょう。
【理数科】2年力学課題実験発表会
本日は2年生理数科の力学課題実験の発表会がありました。
物理の授業や放課後に研究を行っていた成果を発表する日です。
発表が得意な人、そうでない人も精一杯伝えようと頑張りました!


各班、発表の最後には他の班の生徒や先生から質問を受けながら、互いに理解を深め合いました。
物理の授業や放課後に研究を行っていた成果を発表する日です。
発表が得意な人、そうでない人も精一杯伝えようと頑張りました!
各班、発表の最後には他の班の生徒や先生から質問を受けながら、互いに理解を深め合いました。
【理数科】第1学年数学課題研究発表会
9月28日木曜日の7時限目を利用して
理数科1年生の数学課題研究の発表会を行いました。
夏季休業中の課題の1つだった数学読書感想文の発表会、
および、数学コンクールの出場報告を行いました。

「世界は素数でできている(小島寛之 著)」を読んでの読書感想発表の様子。
メルセンヌ数について、指数が素数でも、全体が素数になるとは限らないことの例と、
メルセンヌ数が素数のときは、指数が素数に限ることの証明をしてくれました。
肝心の因数分解の式を忘れてしまったようですが、発表会終了後の延長戦で
しっかり確認できたようです。中学生のときに自分で同じ発見をした、というのですから驚きです。

「四色問題(ロビン・ウィルソン 著)」を読んでの読書感想発表の様子。
四色問題と多面体のつながりを、立体射影で説明したのち、
有名な「オイラーの多面体定理」の証明をしてくれました。写真はまさに証明のクライマックスのシーンですね。
数学Aの授業でやる予定でしたが、彼女が証明してくれたのでやる手間が省けました。ありがとう。

続いては夏休みに行われた数学コンクールの報告の様子。
まずは、事前課題として出された「大きい数について調べよ」についての報告。
以前の記事でも紹介されましたが、越谷北高校はこの事前課題が評価されて敢闘賞を頂きました。
写真はギネスにも載っている「グラハム数」の定義の説明。グラハム数のあまりの大きさに、思わず笑いが起こっていました。
数学の話で笑いが起こるのは、理数科ならではでしょうか。

最後は、数学コンクール当日課題の一部を解説。
写真は「正四面体をどのような平面で切断しても、断面が直角二等辺三角形にはならないこと」の証明の様子。
よく見ると計算ミスをしていますが(右の式のルートの中は-16が正しい)、頑張って説明していました。
まだ授業では習っていない「背理法」を利用したり、「余弦定理」を用いたり、
これからの学習につながる発表でした。お疲れ様でした。
次の理数科行事は理科の課題研究でしょうか。
その間にも、希望で参加しているいろいろなセミナーもあるようです。ぜひとも頑張ってもらいたいです。
理数科1年生の数学課題研究の発表会を行いました。
夏季休業中の課題の1つだった数学読書感想文の発表会、
および、数学コンクールの出場報告を行いました。
「世界は素数でできている(小島寛之 著)」を読んでの読書感想発表の様子。
メルセンヌ数について、指数が素数でも、全体が素数になるとは限らないことの例と、
メルセンヌ数が素数のときは、指数が素数に限ることの証明をしてくれました。
肝心の因数分解の式を忘れてしまったようですが、発表会終了後の延長戦で
しっかり確認できたようです。中学生のときに自分で同じ発見をした、というのですから驚きです。
「四色問題(ロビン・ウィルソン 著)」を読んでの読書感想発表の様子。
四色問題と多面体のつながりを、立体射影で説明したのち、
有名な「オイラーの多面体定理」の証明をしてくれました。写真はまさに証明のクライマックスのシーンですね。
数学Aの授業でやる予定でしたが、彼女が証明してくれたのでやる手間が省けました。ありがとう。
続いては夏休みに行われた数学コンクールの報告の様子。
まずは、事前課題として出された「大きい数について調べよ」についての報告。
以前の記事でも紹介されましたが、越谷北高校はこの事前課題が評価されて敢闘賞を頂きました。
写真はギネスにも載っている「グラハム数」の定義の説明。グラハム数のあまりの大きさに、思わず笑いが起こっていました。
数学の話で笑いが起こるのは、理数科ならではでしょうか。
最後は、数学コンクール当日課題の一部を解説。
写真は「正四面体をどのような平面で切断しても、断面が直角二等辺三角形にはならないこと」の証明の様子。
よく見ると計算ミスをしていますが(右の式のルートの中は-16が正しい)、頑張って説明していました。
まだ授業では習っていない「背理法」を利用したり、「余弦定理」を用いたり、
これからの学習につながる発表でした。お疲れ様でした。
次の理数科行事は理科の課題研究でしょうか。
その間にも、希望で参加しているいろいろなセミナーもあるようです。ぜひとも頑張ってもらいたいです。
【理数科】1年課題研究 その後
先日行われた課題研究発表会では、生徒一人一人が全ての研究を評価しましたが、その際のコメントを各班にフィードバックしました。
課題研究の総まとめとして、自己評価とあわせてコメントを読んでの感想などを提出してもらいました。
(左:評価表,右:自己評価シート)

コメントを読んでの感想として、
・自分がわかっていることを相手に伝えることの難しさがわかった
・もっと発表の練習をするべきだった
・かなりメモを取って聞いてくれる人が多かったことがわかった
・自分では気づかない、よかった点を評価してもらえた
・疑問を書いてもらうことで、次の課題が見つかった
・自分の研究に興味を持って聞いてもらえるということが、単純に、
こんなに嬉しいことだとわかった
などがありました。
1年生の課題研究では生徒同士の評価・コメントのみで、教員からの評価は行われません。その中でこそ気付けたことを、ぜひ大切にしてください。
課題研究の総まとめとして、自己評価とあわせてコメントを読んでの感想などを提出してもらいました。
(左:評価表,右:自己評価シート)
コメントを読んでの感想として、
・自分がわかっていることを相手に伝えることの難しさがわかった
・もっと発表の練習をするべきだった
・かなりメモを取って聞いてくれる人が多かったことがわかった
・自分では気づかない、よかった点を評価してもらえた
・疑問を書いてもらうことで、次の課題が見つかった
・自分の研究に興味を持って聞いてもらえるということが、単純に、
こんなに嬉しいことだとわかった
などがありました。
1年生の課題研究では生徒同士の評価・コメントのみで、教員からの評価は行われません。その中でこそ気付けたことを、ぜひ大切にしてください。
【理数科】1年課題研究発表会
3月14日(火)、1年 理数生物・地学課題研究発表会が行われました。
理数科では、在学中に研究発表する機会が幾度もあります。1年生にとって、パワーポイントを使った研究発表は、今回が初めての経験になりました。
研究の様子は →こちら
2時間以上にわたり12班の研究発表が行われました。
発表の後は活発な質疑応答、そして評価を行います。
生徒たちの審査の結果、2つの研究が優秀賞に選ばれました。

「火山の脅威と対策」

「カビの生育環境の実験」
それぞれが授業時間外にも苦労して時間を作り研究を進めてきましたが、こうした研究活動を初めて経験する生徒も多く、「研究発表」としてはまだまだの内容でした。ですが、この行事の大きな目的である
①研究とはどのように進めていくものなのかを知る
②失敗からよりよい方法を身につけていく
③自分たちだけでなく他人にも理解してもらうことができる
といったことについては、充分成果を上げることができました。
今回の経験が今後の研究活動につながっていくことを期待します。
理数科では、在学中に研究発表する機会が幾度もあります。1年生にとって、パワーポイントを使った研究発表は、今回が初めての経験になりました。
研究の様子は →こちら
2時間以上にわたり12班の研究発表が行われました。
発表の後は活発な質疑応答、そして評価を行います。
生徒たちの審査の結果、2つの研究が優秀賞に選ばれました。
「火山の脅威と対策」
「カビの生育環境の実験」
それぞれが授業時間外にも苦労して時間を作り研究を進めてきましたが、こうした研究活動を初めて経験する生徒も多く、「研究発表」としてはまだまだの内容でした。ですが、この行事の大きな目的である
①研究とはどのように進めていくものなのかを知る
②失敗からよりよい方法を身につけていく
③自分たちだけでなく他人にも理解してもらうことができる
といったことについては、充分成果を上げることができました。
今回の経験が今後の研究活動につながっていくことを期待します。
理数科2年 力学課題研究 発表会
12月16日(金)に、理数科2年生による力学課題研究の発表会を行いました。その様子をお知らせします。
理数科の2年生は、理数物理の授業時間中に8時間かけて、力学に関する課題研究を行います。9月当初から実験計画を立て、本日の発表会まで足掛け3ヶ月に渡り、実験・データ分析・発表資料の作成を行い、その成果をプレゼンしました。

9班 静止したけん玉の大皿に玉を自由落下させ
けん玉が成功する条件を、玉の速さ・中心からの
ズレの大きさで場合分けして評価した

1班 蟻(アリ)を高い場所から落としても生き続けることを、
蟻にぶつける輪ゴムの速さと、蟻の終端速度(空気抵抗と
重力がつりあう)の大きさを比較して証明した

3班 質量の異なるスーパーボールを重ねた
おもちゃ(通称すっとびボール)の跳ね返る速さの
理論値と実験値を比較して考察した

5班 木材をやすりで削ったときの静止摩擦係数の
変化を調べ、やすりの目の細かさだけで
静止摩擦係数が決まらないことを突き止めた

7班 仕事の原理を検証し、位置エネルギーのみの
議論では検証が難しいことがわかり、
運動エネルギーも考慮して考察した

10班 「板バネ」(水泳の飛び込み板のような装置)について
フックの法則が成り立つか検証し、バネ定数に相当する
物理量が変化することがわかった

4班 アトウッドの器械のおもりの質量・ひもの長さを
変化させ、実験から得られる重力加速度の値に
どのような影響が及ぼされるか調べた

8班 「ブラックバーン振り子」とよばれる振り子の運動を
カメラで撮影し、運動を記述する式を実験から導き出し、
表計算ソフトのシミュレーションで振り子の運動を予測した

2班 輪ゴムの数・形状と輪ゴムの切れるおもりの重さの
関係を実験から求めた。また、おもりを取りつけていくときの
伸びと、外していくときの縮み方が異なることを突き止めた

6班 力のモーメントと回転運動の加速度を、回転運動を
直線と近時できる範囲で比較し、力のモーメントと
回転の加速度が比例関係になることを示唆した
9班 静止したけん玉の大皿に玉を自由落下させ
けん玉が成功する条件を、玉の速さ・中心からの
ズレの大きさで場合分けして評価した
1班 蟻(アリ)を高い場所から落としても生き続けることを、
蟻にぶつける輪ゴムの速さと、蟻の終端速度(空気抵抗と
重力がつりあう)の大きさを比較して証明した
3班 質量の異なるスーパーボールを重ねた
おもちゃ(通称すっとびボール)の跳ね返る速さの
理論値と実験値を比較して考察した
5班 木材をやすりで削ったときの静止摩擦係数の
変化を調べ、やすりの目の細かさだけで
静止摩擦係数が決まらないことを突き止めた
7班 仕事の原理を検証し、位置エネルギーのみの
議論では検証が難しいことがわかり、
運動エネルギーも考慮して考察した
10班 「板バネ」(水泳の飛び込み板のような装置)について
フックの法則が成り立つか検証し、バネ定数に相当する
物理量が変化することがわかった
4班 アトウッドの器械のおもりの質量・ひもの長さを
変化させ、実験から得られる重力加速度の値に
どのような影響が及ぼされるか調べた
8班 「ブラックバーン振り子」とよばれる振り子の運動を
カメラで撮影し、運動を記述する式を実験から導き出し、
表計算ソフトのシミュレーションで振り子の運動を予測した
2班 輪ゴムの数・形状と輪ゴムの切れるおもりの重さの
関係を実験から求めた。また、おもりを取りつけていくときの
伸びと、外していくときの縮み方が異なることを突き止めた
6班 力のモーメントと回転運動の加速度を、回転運動を
直線と近時できる範囲で比較し、力のモーメントと
回転の加速度が比例関係になることを示唆した
限られた時間の中でしたが、計画・実験・分析・発表という研究活動全体の流れを経験することができました。
今まで取り組んできた理数科の活動や、今回の力学課題実験で習得した技術・知識・技能を、集大成となる冬休みの理数科合宿で存分に発揮してもらいたいと思います。
今まで取り組んできた理数科の活動や、今回の力学課題実験で習得した技術・知識・技能を、集大成となる冬休みの理数科合宿で存分に発揮してもらいたいと思います。
1年理数科 課題研究スタート
理数生物・理数地学の授業の中で実施している課題研究が始まりました。
自分たちでテーマを見つけ、仲間たちと協力し、試行錯誤を繰り返しながら進めていきます。どの班も活発に議論を進め、実験をスタートさせました。
以下、理数生物選択者の様子です。

カビの研究のために、まずは培地作りです。

身近な乳酸菌の性質を調べます。今日は乳酸菌を観察しました。

近隣の町で実施された外来魚駆除に参加し、採集してきた外来魚の食性を調べています。

植物の光合成時の温度変化に注目しています。

埼玉県内のカワトンボ属の分布調査を行っています。
微生物から、魚類、植物、昆虫など興味・関心は様々です。
他にも酵素、ミジンコ、カフェイン、天然酵母など様々な研究が実施されます。
3月の発表会に向けて、楽しみながら頑張りましょう!
自分たちでテーマを見つけ、仲間たちと協力し、試行錯誤を繰り返しながら進めていきます。どの班も活発に議論を進め、実験をスタートさせました。
以下、理数生物選択者の様子です。
カビの研究のために、まずは培地作りです。
身近な乳酸菌の性質を調べます。今日は乳酸菌を観察しました。
近隣の町で実施された外来魚駆除に参加し、採集してきた外来魚の食性を調べています。
植物の光合成時の温度変化に注目しています。
埼玉県内のカワトンボ属の分布調査を行っています。
微生物から、魚類、植物、昆虫など興味・関心は様々です。
他にも酵素、ミジンコ、カフェイン、天然酵母など様々な研究が実施されます。
3月の発表会に向けて、楽しみながら頑張りましょう!
数学読書感想発表会!
9月29日(木)に理数科1年生による数学読書感想文および数学コンクール発表会を実施しました。
数学読書感想文は4人の生徒が発表しました。
「計算しない数学『見えない答えが見えてくる』」
「身近に隠れていた数学」
「数学的ひらめき」
「とんでもなく役に立つ数学」
数学コンクール発表は、8月に行われた埼玉県数学コンクールに参加した5名の生徒が3つの課題への取り組みについて発表しました。
「4つの3と数学記号だけを好きなだけ用いて1から100までを表す」
「コインの問題」
「数学嫌いな人のための絵本を作成する」
どれも数学的な興味関心を引く内容で、来年度の課題研究に生かせるものとなりました。
最後に校長先生に指導講評をいただきました。
1年理数科課題研究発表会
3月13日(金)、理数科1年生による課題研究発表会が行われました。
生物分野8班、地学分野4班で、各自で設定したテーマをもとに研究・実験を続けてきました。

たくさんの魚(ホンモロコ)を解剖し、データを取りました。

自分たちで考えた実験装置を組み立て実験をしました。
データをまとめ、考察をして3月13日(金)に発表しました。

発表は、プレゼンテーションソフトを用いて行い、グラフ等をわかりやすく提示しました。

データによって、散布図や棒グラフ、表を使い分けます。

調べた事柄を分かりやすく説明することができました。

説明のための演示も・・・

発表の後は質疑応答の時間、活発に質問が飛び交いました。

先生からも鋭い指摘が!

最後に、教頭先生に講評をいただきました。
時間のない中実験計画を練り、実験を行い、発表ができるまでうまくまとめることができました。
また、発表においては活発に質問をし、研究内容について考察を深めることができました。
理数科1年生のみなさん、お疲れさまでした。
2年生の実験合宿では今回の経験を活かし、より良い研究発表ができることでしょう。
たくさんの魚(ホンモロコ)を解剖し、データを取りました。
自分たちで考えた実験装置を組み立て実験をしました。
データをまとめ、考察をして3月13日(金)に発表しました。
発表は、プレゼンテーションソフトを用いて行い、グラフ等をわかりやすく提示しました。
データによって、散布図や棒グラフ、表を使い分けます。
調べた事柄を分かりやすく説明することができました。
説明のための演示も・・・
発表の後は質疑応答の時間、活発に質問が飛び交いました。
先生からも鋭い指摘が!
最後に、教頭先生に講評をいただきました。
時間のない中実験計画を練り、実験を行い、発表ができるまでうまくまとめることができました。
また、発表においては活発に質問をし、研究内容について考察を深めることができました。
理数科1年生のみなさん、お疲れさまでした。
2年生の実験合宿では今回の経験を活かし、より良い研究発表ができることでしょう。
1年 数学研究・読書感想文発表会
本日7時目に1年理数科で数学研究と読書感想文の発表会がおこなわれました。
理数科では3年間でいろいろな発表会が行われますが、今回が記念すべき第1回です。
発表する生徒は事前に一生懸命準備をしたようです。パワーポイントを駆使し、立派な発表をしていました。
まずは読書感想文の発表です。数学に関する書籍を読んで感想文を書くなんて、さすが理数科ですね。
書籍の紹介や感想だけでなく、本の中で出題されていた問題をみんなで考え、発表をより面白くしていました。
数学研究の発表では、「数学フェア」や「理数科ネットワーク講演会」で実際に発表したものが披露されました。
熱心に説明しています。
課題に対して仮説を立て、検証し、考察をするという、とても学術的なプレゼンテーションでした。
発表のあと、クラスメイトからも積極的に質問が出ました。
プレゼンテーションの完成度の高さにただただ関心した発表会でした。
発表したみなさん、お疲れさまでした。