カテゴリ:理数科講演会
理数科講演会
本日は1年・2年の理数科、理系部活の生徒を対象に理数科講演会が行われました。
演題は『なぜ地震を勉強するのか』
~地震発生確率と首都直下地震~
講師は東京大学地震研究所の酒井慎一先生です。
公演内容は
・なぜ地震を勉強するのか。
地震が世界一多い国である日本で生き抜くためには地震による災害を減らす努力が必要。
・地震予知は災害を減らせるのか
地震予知情報はどの程度正確なのか。あいまい過ぎる情報が多い。
・我々には何ができるのだろうか
自分たちが生活している地域のことを知る必要があり、事前に考えておくことが大切。
という流れで進んでいきました。
私たちが住んでいるそれぞれの地域で地震が起こった場合、
どのような備えをしなければならないかを具体的に考えました。
生徒のみなさんは自分たちのことと捉え真剣に耳を傾けているように感じました。
そして、公演の最後には質問がたくさん出ていました。
演題は『なぜ地震を勉強するのか』
~地震発生確率と首都直下地震~
講師は東京大学地震研究所の酒井慎一先生です。
公演内容は
・なぜ地震を勉強するのか。
地震が世界一多い国である日本で生き抜くためには地震による災害を減らす努力が必要。
・地震予知は災害を減らせるのか
地震予知情報はどの程度正確なのか。あいまい過ぎる情報が多い。
・我々には何ができるのだろうか
自分たちが生活している地域のことを知る必要があり、事前に考えておくことが大切。
という流れで進んでいきました。
私たちが住んでいるそれぞれの地域で地震が起こった場合、
どのような備えをしなければならないかを具体的に考えました。
生徒のみなさんは自分たちのことと捉え真剣に耳を傾けているように感じました。
そして、公演の最後には質問がたくさん出ていました。
2016年度 理数科講演会
演題 「統計学のすすめ」
筑波大学の矢田和善准教授にご協力いただき、理数科講演会を開催しました。
前半は統計学が、実際にどのようなところで役立っているのかを、具体例を用いて紹介してくださいました。仮説検定と信頼区間について、分かりやすく説明をしてくださり、データの精度を直感ではなく、計算で保証する面白さを教えてくださいました。そこから統計学を専攻すると、製薬会社で活躍する道があることを紹介してくださり、数学科からの就職先として意外な選択肢を知ることができました。
後半は矢田先生が現在されている研究の概要を紹介してくださいました。多次元のデータを、2次元程度に納め、解析しやすくする手法を教えていただき、参加者たちは既存の学問で解決しづらい問題に、新しい方法でアプローチする面白さを感じられたと思います。
最先端の知識技術に触れ、理科系科目の素晴らしさを知る機会になりました。
筑波大学の矢田和善准教授にご協力いただき、理数科講演会を開催しました。
前半は統計学が、実際にどのようなところで役立っているのかを、具体例を用いて紹介してくださいました。仮説検定と信頼区間について、分かりやすく説明をしてくださり、データの精度を直感ではなく、計算で保証する面白さを教えてくださいました。そこから統計学を専攻すると、製薬会社で活躍する道があることを紹介してくださり、数学科からの就職先として意外な選択肢を知ることができました。
後半は矢田先生が現在されている研究の概要を紹介してくださいました。多次元のデータを、2次元程度に納め、解析しやすくする手法を教えていただき、参加者たちは既存の学問で解決しづらい問題に、新しい方法でアプローチする面白さを感じられたと思います。
最先端の知識技術に触れ、理科系科目の素晴らしさを知る機会になりました。
理数科講演会
演題 「インフルエンザウイルスに感染しないための薬剤開発」
埼玉大学工学部 松岡浩二教授による理数科講演会が開催されました。
最初に,埼玉大学工学部の学科等の研究内容の紹介がありました。県内でも埼玉大学への進学率の多い越北の生徒にとっては,具体的に大学の様子がわかり,興味深く聞くことができました。その後,生徒の学習内容に応じた導入から,専門的な研究内容まで丁寧にわかりやすく講演していただきました。
身近な内容も多く,インフルエンザの発病や感染の仕組み,松岡研究室のインフルエンザ対策薬剤開発の説明をしていただき,ウィルスの糖鎖に着目した薬品開発の苦労や面白さを生徒なりによく理解できたようです。講演後の生徒からの質問も多く,機能性分子の多方面での開発研究に興味を持った生徒も多かったようです。
埼玉大学工学部 松岡浩二教授による理数科講演会が開催されました。
最初に,埼玉大学工学部の学科等の研究内容の紹介がありました。県内でも埼玉大学への進学率の多い越北の生徒にとっては,具体的に大学の様子がわかり,興味深く聞くことができました。その後,生徒の学習内容に応じた導入から,専門的な研究内容まで丁寧にわかりやすく講演していただきました。
身近な内容も多く,インフルエンザの発病や感染の仕組み,松岡研究室のインフルエンザ対策薬剤開発の説明をしていただき,ウィルスの糖鎖に着目した薬品開発の苦労や面白さを生徒なりによく理解できたようです。講演後の生徒からの質問も多く,機能性分子の多方面での開発研究に興味を持った生徒も多かったようです。
H26年度 理数科講演会
本年度も1月10日(土)に1、2年生の理数科講演会を開催しました。
今年は日本工業大学創造システム工学科佐野健一先生にお越しいただきました。
数学、物理、化学、生物、化学の5つのテーマから今年は「生物」をテーマに、
「生物の仕組みを倣い、物質から学ぶ、分子生物学が拓く近未来技術」
という演題で講演していただきました。
演題
今回は3部構成で講演いただきました。
第1部:「生物の仕組みを倣う」
生物の形や外観を模倣したマジックテープや低反射モニターなどの紹介。
形づくりの方法や進化そのものを試験管内で再現し、スマートフォンなどに利用されるメモリ開発の研究についてお話しいただきました。
進化を試験管で再現させるという実験方法を聞き、これまで地球誕生から46億年もかけて起こったことを短時間で、それも試験管という小さなスケールで起こせることに驚きでした。
また、実際にメモリ開発をするのになかなかうまくいかなかったが、答えは身近なところに隠されていたというご自身の経験も楽しく聞かせていただきました。
第2部:「物質から学ぶ」
生物学的な機能をもった材料開発についての紹介。
細胞の中に存在する、細胞の動きや形の保持に関連する細胞骨格という構造、その中でも筋肉の細胞に多く存在するアクチンに注目し、人工的に運動性をもつ構造体を形成する研究についてお話しいただきました。階層構造を積み重ねていくと堅さ、やわらかさ、振動性と構造体が独特の運動性を見せること、そしてそれが私たちのもつ筋肉が参考になっていることを知りました。
第3部:「材料から学ぶ」
細胞に取り込まれやすいアスベストやカーボンナノチューブという物質に注目し、特定の細胞に特定の薬や遺伝子を届ける「ドラッグデリバリーシステム」の開発を進めているというお話でした。
本来、アスベストやカーボンナノチューブは細胞に取り込まれやすい反面、体内では有害物質としてがんの原因になるそうです。しかし細胞に取り込まれやすいという性質を利用することができれば、これまでの10~100倍ほど薬を細胞へと効率よく運べるということでした。この技術が進めば、再生医療や創薬の分野において多くの人の役に立つ研究であると感じ、最先端技術の一端に触れることができました。
第1部:生物の仕組みをを倣う
質疑応答
感謝の言葉
今回の講演会は生物がテーマではありましたが、佐野先生の研究は物理や化学といった分野など多岐に渡っており、広く知識を生かして研究されているすごさを感じました。
また、興味関心をもって勉強することの大切さをお話しいただきました。
H25年度 理数科講演会
12月13日(金)午後、東京学芸大学 准教授 土橋一仁先生にお越しいただき、演題「太陽系の創成と進化」についてご講演いただきました。
以下、講演会の様子を画像にてご紹介いたします。
↑土橋先生の研究内容についての紹介場面です
。
↑ハッブル宇宙望遠鏡などの観測成果に関する紹介場面です。
↑他の研究成果と土橋先生の研究との係りに関する解説場面です。
↑ところどころにクイズが出題されました
。
↑途中、参加生徒から鋭い質問もなされました
。
↑最新の観測機器による観測成果とコンピュータシミュレーションの結果が一致していることに関する解説場面です。
↑暗黒星雲から由来する彗星、隕石などと我々のような生命体との関係に関する解説場面です。
講演の最中、土橋先生から「人生は一度しかない」、「自分がやりたいと思うことを思いっきりやる」、「諦めないで努力を積み重ねればほとんどの夢は実現できる」など励ましの言葉をいただきました。
最後になりますが、講演の実施を快く引き受けてくださった土橋先生、このたびは本当にありがとうございました。
H24年度 第2回 理数科講演会
2月2日(土)午後、本校にて第2回目の理数科講演会を開催しました。
講師には筑波大学教授の中井直正先生をお招きし、演題「銀河にひそむ巨大ブラックホール」をご講演いただきました。
以下、講演会の様子をご報告いたします。
↑松尾教諭による講演会の演題
以下、講演会の様子を画像にてご紹介いたします。
以下、本校生徒によるプレゼンテーションの様子をご紹介いたします。
↑1-4丹羽 さんによるプレゼンの様子です。運動エネルギーと万有引力による位置エネルギーの関係をコンパクトに解説するとともに、ブラックホールの基礎知識を紹介しました。研究熱心な点を中井先生から褒めていただきました。
↑2-4荒金君のシュバルトシルツ半径に関するプレゼンの様子です。太陽、地球のみならず、金星や木星のシュバルトシルツ半径の計算結果の紹介もあり、中井先生から賞賛を受けました。
質疑応答では「人間はブラックホールになりえるのか」などの質問が多数なされました。
最後になりますが、講演の実施を快く引き受けてくださった中井先生、このたびは本当にありがとうございました。
H24年度 理数科講演会
12月13日(木)本校にて理数科講演会を開催しました。
講師には大妻女子大学名誉教授の野崎昭弘先生をお招きし、演題「数学で未来を予測する」をご講演いただきました。
以下、講演会の様子をご報告いたします。
↑今回の演題「数学で未来を予測する」に関する先生からの概要説明の場面です。
↑「学問の結果」よりも、客観的に物事を見ようとする「学問の考え方(方法)」を大切にして欲しいというメッセージをいただきました。
↑高校における学習は「社会をよりよく生きていくためのスキルを学ぶためのものである」という言葉が多くの生徒にインパクトを与えたようです。
↑講演の合間に実施した野崎先生の著書「数学で未来を予測する」に関する読書感想文披露の様子です。先生の著書に記されていた倍賭法(ばいかけほう)に関する発表を実施しました。
↑先生の著書に記されていた「予」という文字に関する様々な検証の結果についての発表を実施しました。
↑ 2人の発表後に野崎先生から暖かい激励の言葉をいただきました。特に先生からいただいた「大学生の発表にも勝るとも劣らない発表でした。これからの日本にはまだまだ希望の光があることを感じました。」という言葉は生徒達を勇気づけた様です。
本講演は、書籍を読むだけでは伝わってこない先生の直接的な思いなどを感じることができ、本校の教職員にとっても有意義な講演となりました。
最後になりますが、講演の実施を快く引き受けてくださった野崎先生、このたびは本当にありがとうございました。
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2012/01/09 | 平成22年度理数科講演会について | | by:管理01 |
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12月14日、午後から理数科の1年生、2年生と科学系部活動の生徒を対象とした理数科講演会が実施された。講師は、㈱エステーの野村竜志さんで、本校の卒業生、藤後先生のクラスメイトでもある。
「身の回りのにおい 消臭とかおり」というテーマでわかりやすく説明してもらった。
講演の途中では、研究所から持ってきた匂いの液体をしみこませたものを生徒に配り、比較してもらう体験も加わった。
普段は、あまり気にすることのない匂いについて、専門的な話が聞けるよい機会となった。