日誌

カテゴリ:クロスカリキュラム

【SSH】授業研修期間・テーマ型教科間連携実施強化期間

今週は授業研修期間です。SSHのテーマ型教科間連携の実施強化期間でもあります。

テーマ型教科間連携とは、1つの共通テーマをそれぞれの教科・科目で取り上げて、幅広い視点から物事を考察する力を育てる取り組みです。

今年度のテーマは、1学年が「海」、2学年は「ジェンダー平等を実現しよう」になっています。

1学年の美術の授業では、「海のある絵画」の鑑賞をした後、関連する絵画(葛飾北斎の富嶽三十六景色「神奈川沖浪裏」)についての発表ポスターをよりよいデザインにするための手法について、グループ学習が行われていました。

ジグソー法を用いた協調学習で授業は進みます。
はじめに、それぞれが割り当てられた資料をiPadで読みこみます。

その後、資料を持ち寄り、よりよいデザインのポスターにするためのグループトークが展開されました。

成果物はいかに? 総合的な探究の時間の発表で、今日学んだことが生かされることを期待しましょう!

クロスカリキュラム授業風景(数学-物理)

教科間の連携や学びの相乗効果をねらいとして、3年生の数学と物理の授業でクロスカリキュラム授業が実施されました。

まず、数学の授業で微分方程式(変数分離型)の解法を学びました。
ただ、解法のみにとどまらず、解曲線や一般解、特殊解の位置づけなどの
数学的な本質の面白さにも触れながら、授業が進められました。


数学の授業を受けて、物理では不安定核子の崩壊について
通常では天下り的に与えられる式の導出を試みました。


数学ではy,xとして扱っていた文字が、物理ではN,tに変わり、
戸惑う生徒もいましたが、教科担当者の連携が密にとられていたことで、
x,yとN,tの関係についての説明を補う形で、授業が進められました。

クロスカリキュラム・化学・1学期マインドマップ

クロスカリキュラムの一環として、化学の学習内容をマインドマップにまとめたものです。
各単元のつながりや、他教科とのつながりも視覚化されており、知識整理の助けとなりそうです。
現在、特別教室棟へとつながる廊下に掲示中。



pHの単元では数学との関連、化学結合では物理との関連、マクスウェル・ボルツマン分布と体育との関連などを視覚的に表示
マインドマップ(原版)【1.1MB】