日誌

カテゴリ:その他 報告

【SSH】小中学生向け走査型電子顕微鏡体験会

8月9日(土)に小中学生向けの走査型電子顕微鏡(SEM)の体験会「ミクロの世界を見マクロう!」を生物部で行いました。

小中学生16人が参加してくれました!
走査型電子顕微鏡は今年度も株式会社日立ハイテク様からお借りしたものです。

皆さん、沢山のサンプルを持ってきてくださいました!ワクワク、、、!

1人で見るのも良いですが、一緒に見ると感動や興奮が増す気がします。

 

これは錠剤です。ツルツルじゃないんだ!綺麗に穴?が空いています。これで溶けやすくしてるのかな?

走査型電子顕微鏡の仕組みを簡単に説明してます。伝えるのって難しいけど、分かってもらえたかな?!

 


皆さん普段見る事のできない世界に興味深々です。

高校生ももちろん興味深々です。

普段から何気なく見たり使ったりしてるものがまさかこんな面白い作りをしてるなんて、信じられませんよね。(これはメラミンスポンジです)

 

今回、初めて開催する体験会で、部員が中心となって企画運営することに不安な部分もありましたが、先生方、お申し込みくださった皆様のご協力のおかげで、無事開催することが出来ました。
皆さんに身近な物の小さな世界の面白さ、普段触る事のない機械を操作するワクワク感を感じてもらえて嬉しかったです。

また、私達もお持ち頂いたサンプルで驚くような世界を一緒に見ることができて楽しかったです。
来場者さんから良い経験になったというお声を頂き、私達も地域の人と交流できる良い機会になったので、是非、来年度も行いたいです。

たくさんのお申し込み、ご協力、ありがとうございました。 

また、卓上走査型電子顕微鏡(TM4000plus)をお借りいただいた株式会社日立ハイテク様には、実施に際してアドバイスもいただきました。ありがとうございました。

【SSH】日本顕微鏡学会 第81回学術講演会 第2回中高生によるポスター発表

6月9日(日)福岡県の福岡国際会議場で行われた、公益社団法人日本顕微鏡学会主催の第2回中高生によるポスター発表に理数科3年2名で参加しました。

 

今回の発表会は、第81回日本顕微鏡学会学会学術講演会に先立って実施され、私たちを含め、5校6件の研究発表が行われました。

私たちは、ボルボックス愛好会という団体名で、「ボルボックス体細胞の単離現象を誘発する物質の性質」という題目で、2年間にわたって研究してきた内容を発表しました。

 

今回の発表は昨年の日本顕微鏡学会、理科教育研究発表会、植物生理学会に引き続き、私たちにとって4度目の発表でした。

今回の発表では、研究のプロセスについて聞かれることが多く、いつもとは違った視点で自分たちの研究を噛み砕いて考えることができました。

また、今回の発表は4度目ということもあり、楽しみたいという気持ちが強く、今までよりも活気に溢れた発表ができました。他校の発表もレベルの高いものが多く、私たちの研究に対する熱意もより強くなりました。発表時間に、他校の生徒と交流することもできました。

また、同時開催の市民公開講座にも参加し、日本人の古代ゲノムに関する話や、顕微鏡から紐解く恐竜の研究に関する講演を聞き、研究における人脈の大切さや、研究に対する多角的なアプローチの大切さを学ぶことができました。

 

質疑応答の際には、質問をさせていただきました。

 

昼食には福岡に来たということもあり、長浜ラーメンを食べました!

本場の豚骨ラーメンの味に感動し、スープまであっという間に飲み干してしまいました。ごちそうさまでした!

  

このような貴重な機会を用意してくださった、日本顕微鏡学会の皆様、ありがとうございました!

本研究にあたり、(株)日立ハイテク様に卓上走査型電子顕微鏡TM4000Plusをお借りしました。また、(株)日立ハイテク寺田大平様には、淡水プランクトンのSEM画像撮影に関するご助言の他、多大なるご支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

【SSH】5月14日SSH教職員研修会

5月14日(水)放課後、東京都立大学名誉教授 松浦克美先生をお招きして、本校しらこばと会館にて教職員研修会を実施しました。

テーマは「生徒が主体性を発揮するには」「探究において教員ができること」
探究活動にかかわらず、生徒の主体性を伸長することは本校の重点目標にも掲げられており、関心の高いところです。

講師の松浦先生には、午後に実施された理数科3年生の探究発表(英語での口頭発表)にご参加いただき、その講評からお話しいただきました。


理数科の探究活動は、3年生の発表に2年生が、2年生の発表に1年生が聞き手として参加しているのですが、その点について上級生から下級生への継承でうまくいっているのではないか、との評価をいただきました。
英語での発表も上手にできているのですが、上手な英語にこだわりすぎているのでは、とのご指摘もいただきました。
確かに、文法的に正確であることも大事ですが、下手でも英語でしゃべろうとすること(伝えようとすること)ができれば、現状では日本語中心になってしまっている質疑応答なども英語でできるようになるかもしれません。

研修会は、私たちから講師の松浦先生にテーマに関する質問をして、お答えいただく形で進行しました。

学校教育において生徒が主体性を発揮することは重要ですが、様々な場面で「どこまでを生徒に任せるか」は、とても難しい課題です。
本校でも、教科によってかなり生徒に学びを任せる形で授業を実践している科目もありますが、教員の介入を減らすことに不安を感じる教員も多いです。
特に、教員が「教えない」ことには抵抗がある方が少なくありません。
そのような不安に対しても、実例を含めてお答えをいただきました。

第一部(全体会)終了後に、第二部として引き続き質疑応答形式で、生徒が主体的に取り組める授業についてお話していただきました。

参加した教職員のアンケートから感想を抜粋します。
・学年の早いうちから、どんどん英語で自分の考えを発表させる授業を展開すべきと思いました。また、彼らの好奇心を刺激する環境をさりげなく整えていくことも必要と考えました。

・いくらでも正しい情報が手に入る時代、AIの発達により確かに情報は入手しやすくなっているので、何に重きを置くのかによってどう授業するのかは変わっていくのだろうと思った。

・主体的に取り組ませる過程で、教員が何でも教えないという部分に共感しました。

・自分の授業を顧みる、良い機会となりました。今後の授業では、生徒を励ましつつ見守ることを心がけたいと思います。

・本校の実情に合わせて実践できるイメージがわかない。授業観察や他校視察など必要かもしれない。

・紹介された「できないことを繰り返すと、できないということを学習する。やりたくない、という気持ちを強化してしまっている」という言葉にハッとさせられました。自分の苦手意識もそこから来ているなと、自身を振り返っても思います。

【SSH】第66回日本植物生理学会 高校生生物研究発表会

3月16日(日)、石川県の金沢大学で行われた、一般社団法人日本植物生理学会主催の「高校生生物研究発表会」に理数科2年2名で参加しました。

 

今回の発表会は第66回日本植物生理学会年会に合わせて実施されたもので、大阪府や鹿児島県など、37校57件の発表が行われ、多くの方が参加していました。

 


私たちは、1年生の課題研究から継続している「ボルボックス体細胞の単離現象」という題目で発表しました。


当日は大学の教授や、他参加校の引率の教員、そして高校生と様々な方に発表をし、たくさんのアドバイスや質問を頂きました。

学校外での発表は、日本顕微鏡学会、理科教育研究発表会につづき、3度目の発表となり、経験を重ねる毎に楽しんで発表ができるようになりました!

高校生生物研究発表会では、百万穀賞、優秀賞、最優秀賞の3つが用意されていて、

結果、優秀賞を頂くことが出来ました!ボルボックスへの愛が認められたような気がしてとても嬉しかったです!

このような貴重な機会を用意してくださった、日本植物生理学会の皆様、ありがとうございました!

本研究にあたり、(株)日立ハイテク様に卓上走査型電子顕微鏡TM4000Plusをお借りしました。また、(株)日立ハイテク寺田大平様には、淡水プランクトンのSEM画像撮影に関するご助言の他、多大なるご支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

来年度もお借りする予定の卓上走査型電子顕微鏡についても、今後の継続研究で活用していきたいと考えています!

【SSH】令和7年2月1日 iGEM出前授業(iGEM TSUKUBA)

令和7年2月1日(土)北高探究の日の午後、生物講義室で筑波大学の学生のiGEMチーム(iGEM TSUKUBA)による出前授業が行われました。

iGEM(アイジェム)は合成生物学に関する世界大会の名称で、この大会に参加している本校卒業生を含む大学生のグループがiGEM TSUKUBAです。
iGEMおよびiGEM TSUKUBAについて詳しくは、iGEM TSUKUBAのHP(リンク)をご参照ください。

 

今回は、『不可視対象への挑戦』という題で、箱の中の構造を『仮説・実験・考察』によって検証して明らかにしていくことで、研究のプロセスを体験するというものでした。


まずはiGEMに関する説明、今回の授業の目的と手順などが説明されました。


参加した生徒たちは興味津々です。
机上のお菓子の箱は息抜きのためのおやつ・・・ではなく、今回の実験対象、「謎の箱」です。


今回の出前授業のために、チームメンバー総出でおかしを消費し、箱を集めたそうです。
まわりはテープで留めてあり、中はもちろん見えません。
動かすと、中で何かが転がっている様子・・・


まずはいろいろ動かしてみて、中の様子を予想します。


磁石やものさし、電子てんびんなど様々な器具を使って実験をしますが、器具は自由に使えるわけではありません。


実験の計画を立て、「何の目的で、どのように調べるために、何を使うか」をしっかりと説明しないと器具を借りることができません。(器具の借用には時間制限もあります)

まるで、本当の研究のようですね。


実験をした結果は、成果報告書として提出しホワイトボードに貼り出されます。
他の班の結果も含めて「結果→考察→仮説→実験→結果→・・・」のサイクルを繰り返していきました。


自然と、班を超えたディスカッションが生じています。合同研究でしょうか。


ついに2班が合流してしまいました。
このグループは、後に主張の違いから再分裂し新しい2つの班に再編成されました。


白熱する議論は、予定していた時間を延長させることになりました。


各班から、予想した内部構造について発表をしました。


班によって異なる予想の部分もあります。


はたして、内部構造を看破した班はあるのでしょうか。


最後に、箱の中身を開けて見てみました。
そうなっていたのか!歓声が上がりました。


かなり正確に内部構造を予想できていたのですが、みんなが予想もしていなかったギミックが仕込まれていました。
色々試している中で「なんでこうなるのだろう?何の音だろう?」と思っていたことの答えでした。


最後に授業者からの総括です。
研究は、「本当に難しい、だからこそ、楽しい!」
在学中も課題研究に一生懸命だった卒業生によるお話でした。

参加した生徒たちもとても楽しかったようで、また挑戦したい!とのことでした。
終了後も、研究について、大学について、その他いろいろなことを大学生と話していました。

iGEM TSUKUBAの皆様、ありがとうございました。

【SSH】理数探究・英語プレゼンの準備

本日の6限の理数探究の時間、2年生の理数科は課題研究のプレゼン準備をしました。

埼玉大学のTammo Reisewitz先生に、スライドの内容や英語の表現について助言をもらいました。

3年次のプレゼンはすべて英語。もちろん、自分たちでスライドを作成します。

SSH生徒研究発表会にむけて少しずつブラッシュアップしていきましょう!

【SSH・国際交流】さくらサイエンスFacebook

11月13日(水)に越谷北高校を訪問した さくらサイエンスハイスクールプログラムについて、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)さくらサイエンス公式Facebookで紹介されています。

閲覧は下記リンクから

https://www.facebook.com/sspjapan/posts/pfbid0nHkLuAiALWbt8BoKiuqXGHmoEkLfp6296dtmDCpAnY9TrTuJcDqCRxG5MeQhsrSUl

 

【SSH】日本顕微鏡学会 第80回学術講演会 第1回中高生によるポスター発表

6月2日(日)、公益社団法人日本顕微鏡学会主催の「第一回中高生によるポスター発表」に理数科2年2名で参加してきました。

 

 

今回の発表会(中高生によるポスター発表)は、日本顕微鏡学会 第80回学術講演会に合わせ、今年度はじめて実施されたもので、当日は私たちも含め10校14件の研究発表が行われ、多くの方が参加していました。

私たちは「ボルボックス体細胞の単離条件」について1年間にわたって研究してきた内容を発表しました。

持参したiPadで、顕微鏡で動画撮影したボルボックスの様子も見ていただき、分かりやすい発表に努めました。
 

学校外で発表する初めての機会だったため、とても緊張しました。
しかし、たくさんの方々からご指摘をいただくことで、自分たちの研究について、新たな学びを得ることができました。

また、同時開催の市民公開講座にも参加し大学教授の講演を聴講しました。
講演では、ナノテクノロジーによる科学技術の進歩や、眠りについての重要性やそのメカニズム、顕微鏡を用いた神経活動の可視化、偶然による発見が科学の進歩を促すことなど、新たな知見を得ることができました。

質疑応答の時間には、いくつかの質問をさせていただきました。

今回の中高生によるポスター発表および講演は、私たちにとって貴重な経験となりました。
今後ボルボックスの研究を続けるにあたって、偶然の発見"Serendipity"を大事にして、実験や考察を積み重ねていきたいです。

このような貴重な機会を用意してくださった顕微鏡学会の皆様、ありがとうございました!
また、今回顕微鏡学会で中高生によるポスター発表が初めて行われるということについて、越谷北高校で卓上走査型電子顕微鏡をお借りしている株式会社日立ハイテク様に情報をいただき、参加することができました。
この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!
今年度お借りする予定の卓上走査型電子顕微鏡については、ボルボックスの研究にも活用したいと考えています。

【SSH】越谷北高校が第4回グリーンインフラ大賞優秀賞を受賞しました!

越谷北高校で株式会社建設技術研究所のご協力のもと2018年から2022年まで5ヵ年で取り組んだ「越北SDGsグリーンインフラプロジェクト」の取り組みが、国土交通省主催の第4回グリーンインフラ大賞において優秀賞をいただきました。

国土交通省の報道発表資料はこちら

2018年度(SSHⅠ期指定の年)から5年間、様々な地域でグリーンインフラ(生態系機能を応用してインフラに関する諸課題を解決する考え方)に着目した現地実習、探究活動を行い、5年目の2022年にはグリーンインフラを応用した学校周辺のまちづくりについて高校生が探究し、越谷市長に提案をしました。
これらの活動について、協力いただいた株式会社建設技術研究所と連名でグリーンインフラ大賞に応募し、全国から応募のあった事例の中から優秀賞に選んでいただきました。

令和6年2月20日に東京ビッグサイトで実施されたグリーンインフラ産業展の中で表彰式があり、昨年度グリーンインフラプロジェクトの中心となって活動していた卒業生4名と参加してきました。
東京ビッグサイト
東京ビッグサイト


表彰式では、代表して株式会社建設技術研究所の方に壇上に上がっていただきました。


表彰後の記念撮影では、卒業生4名も一緒に国土交通省副大臣、グリーンインフラ官民連携プラットフォームの代表など、ご来賓の方々とともに撮影していただきました。


表彰式に参加した卒業生4名です。

彼らに代表して参加してもらいましたが、今回の受賞は5年間のプロジェクトに参加した歴代の生徒たちの探究活動の積み重ねあってのものです。
理科や社会など単一の教科分野では解決することのできない、分野横断、学際的な課題の探究は、”生徒たちの単純に数字で測ることのできない実力”を伸ばす大事な取り組みです。

今年度(SSHⅡ期)からは、再生可能エネルギーに着目した探究活動が始まっています。
生徒たちの探究が、今後どのように進んでいくかも楽しみです。

【SSH】第1回SSH運営指導委員会

6月15日の午前中にSSH生徒研究発表会が行われ、午後には今年度の第1回SSH運営指導員会が開かれました。

ご出席いただいた運営指導委員の先生方は以下の通りです。

井上直也様(埼玉大学名誉教授)
浅野信彦様(文教大学教授)
関根秀明様(建設技術研究所 東京本社副本社長)
多久和理実様(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 環境・社会理工学院 講師)

また、埼玉県教育委員会の県立教育指導課よりお二方、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構 理数学習推進部 主任専門委員)より奥谷雅之様にもご出席いただきました。

運営指導委員会では、SSHの昨年度の反省を踏まえた今年度の活動方針が報告され、それに対して、運営指導委員会の先生方から様々なご意見やご指摘をいただきました。

本校の教員からも様々な意見が出され、充実した議論をすることができました。

テーマとトピックの違い、探究的な活動の広がりについて、学校として取り組む仮説のバランス、ワークライフバランスとの兼ね合いなど、どの話題もこれからの越谷北高校の発展に欠かせないものでした。

 

SSHのⅡ期は令和5年度~令和9年度の5年間です。今年は新たなスタートの年ということで、学校全体で様々な取組に挑戦してまいります。

SSHⅡ期の全体像についてはこちら