日誌

SSH

【SSH】教職員研修 見やすい書類をラクに作る~『伝わる』デザイン講座~

本日は、千葉大学大学院理学研究院准教授の高橋佑磨様をお招きし、教職員研修を実施しました。
演題は「見やすい書類をラクに作るための資料作成術 みんなにやさしい書類」です。

パワーポイントやワードの資料を作る際にいくつかのルールを守ることで、センスに頼らずとも、読み手の負担を減らすことができるという話でした。

生徒たちが探究活動の一環で作成するプレゼンテーション資料の作成にも役立つ内容ばかりでした。(生徒たち向けの講演会は2学期に実施される予定です)

講義後は、実際のチラシやプレゼン資料を見て、グループごとに改善点を出し合うワークショップを行いました。講演前はどこを直せばよくなるのか分からなかったところも、講演後は自然と意見が活発に出てきます。

資料を作成する際の考え方が大きく変わる、貴重な時間となりました。

講師の高橋様の研究室ホームページ(外部リンク)では、デザインに関するノウハウが紹介されています。ぜひご覧ください。

【SSH】数学フェアに参加

8月2日(水)、3日(木) 於:浦和コミュニティーセンター

令和5年度数学フェア数学コンクール

   ※今年はこんな問題を解きました

     R5数学コンクール事前課題.pdf

     R5数学コンクール当日課題.pdf

 

 埼玉県高等学校数学教育研究会会長賞 受賞

  チーム名「転生したらラマヌジャンだったおいら、オイラーが異世界で公式を発見しまくって無双してる件」

      

       2年生チームは、昨年に続き入賞!総合2位の成績でした!

 

 敢闘賞 受賞

  チーム名「完璧で究極のフェルマー」

   

    1年生ながら、大健闘!

 

初日、解答活動

 

  2年生は、ホワイトボードをフル活用。考えを共有していた。

   

   2年目の余裕か…!?

 

   1年生は、輪になって、終始楽しそうに数学の問題を解いていた。まさに数楽!

 

2日目、発表・質疑応答

 2年生チームは、事前課題・当日課題について、考え方を発表!ネーミングセンスが光った!

 1年生チームは、当日課題について、独自の発想を紹介した!

 

 

【SSH・動画】理数科生徒が答える、英語で研究する意義【生徒研究発表会】

先月行われたSSH生徒研究発表会の様子を一部紹介します。

3年生の発表は英語で行われました。発表後の質疑応答で、「そもそもなぜ英語で研究発表をするのか」という質問がでました。それに対する生徒の回答です。ぜひご覧ください(動画1分程度)。

【SSH】1学年理数科野外実習2日目

2日目。

岡田港近くの磯で磯観察を行いました! 

岩に付着した海藻で滑る人多数…全身ずぶ濡れの人も…。

 

岩をひっくり返すと…!

貝が!岩に引っ付いている部分は、こんなふうになっているのですね! 美味しそうです。

岩陰にはカニさんがいました!

甲羅の幅が7〜9cmくらいの大きなカニさんから、甲羅の幅1〜2cmほどの小さなカニさんまで、多種多様なカニさんに出会うことができました。

捕まえて観察する時、カニさんに挟まれてしまいました…!!!私を挟んでくれた子は、ハムスターに噛まれたぐらいの痛みでした。

注:カニの仲間には、ガザミのような胡桃を簡単に割ってしまうほど力の強いカニさんもいます。磯観察でカニを捕まえる時は、十分に気をつけてください。

ナマコさんの感触はとってもぷにぷにです!ナマコさんは海の有機物を食べてくれるので、海のお掃除屋さんと呼ばれているのですよー!ナマコさんに感謝ですね!

このようなゴツゴツしている岩場は、生物たちの格好の隠れ家です!

でも転ぶとすっごく痛いんです…今でも尻もちついたところが痛いです。

ちなみにこの岩場は、伊豆大島の火山から流れてきた溶岩でできているのですよ。

火山の恵みを感じることができました。

 

磯観察の後は地層大切断面に行きました!

みんなたくさん写真を撮っています!

地層大切断面は、その見た目から「バームクーヘン」とも呼ばれています。

確かにそっくりです!

この地層、しゅう曲しているように見えますが、力が加わって曲がったのではなく、降り積もってできたそうです。

道路を建設するために山を削った時に、偶然発見されました。

目の前から見ると、大迫力で圧倒されました。

バームクーヘンが食べたくなります!

道端にハイビスカスが咲いていたり、地層と逆側を見ると海が広がっていたりと、とっても自然豊かなところでした! 

下の写真は、近くにあったバス停です。丸いところがバームクーヘンのイラストになっていて、フォークがささっているんです!とっても可愛いバス停でした!

いよいよ野外実習も終わりに近づき、閉校式。

この二日間の思い出を心に留めて、先生方の話を聞きました。

なんとここでは、秘密の書類も配られました。

それぞれ喜んだり悲しんだり……嘆きの方が多かった気はしますが。

一旦現実からは目を逸らし、昼食を済ませ次の場所へ向かいます。

 

野外実習最後の活動は、火山博物館の見学でした。

一日目に登った三原山の火山活動の実際の映像などを見ました。

中にはスタンプラリーや間違い探しなど、楽しみながら学べるものがたくさんありました。

そしてこの博物館、リニューアルの為に今後閉鎖されるということで、

私たちはリニューアル前に来た最後の年代となりました。

 

 

楽しみにしていた野外実習も終わってしまいましたが、普段は見ることのできないものをたくさん観察することができ、貴重な経験になりました。今後の研究に活かしていきたいものです。

 

 

 

 

 

【SSH】1学年理数科野外実習1日目

7月20日、待ちに待った野外実習が始まりました。今年も昨年に引き続き、伊豆大島にて開催です。

伊豆大島は、自然景観と生態系が保護されており、日本ジオパークに認定されています。

 

 

いざ伊豆大島へ!

竹芝桟橋客船ターミナルからの出発です。

これからの二日間が楽しみで待ちきれません! 

およそ100分かけ、伊豆大島に到着。

ジェットホイルの中では各自色んなことをしてゆったりと過ごしました。

大島温泉ホテルに到着!

開校式を行い、持参したご飯を頂きました。

三原山を背景に集合写真を撮りました。

景色がよく、これからのフィールドワークがとても楽しみになりました!

 

途中で、珍しい植物を見つけて立ち止まることもしばしば。

生物の先生の解説を興味深く聞いていました。

  

地面に落ちていた軽石を観察しようとしているところです。

石にできた穴が細かくなっています。

また、ここからは分かりませんが、石に虫が挟まっていました。なぜ。

ラセイタタマアジサイをみんなで観察しているところです。

花が丸くて小さく、とても可愛いです!

 

火口付近の様子です。

あまりの景色の綺麗さに、みんな写真を撮っていますね。火口付近は風も強く、

歩くのが辛かったですが、その分とても綺麗な景色が見れました!

こちらは、サクユリです。

伊豆大島のサクユリは、他のものと違い、斑点に違いがあるそうです。

 

フィールドワークの最後には、 伊豆大島の植生調査を行いました。

木のトンネルをくぐる体験が、子供心を思い出させますね。

 

 

夜はホテルで学習会。昼間のまとめと星空を観ました。埼玉ではなかなか星は見られないので、嬉しかったです。

翌日に備えて、しっかり睡眠を確保した・・・はず。

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】生物部OBゼミ実施報告

6月20日(火)学校設定科目『科学探究基礎』『科学探究』の一環として、生物部の卒業生をTAに招き、ゼミを実施しました。

生物学オリンピックの対策を中心に、探究に関わるアドバイスや、大学生活についても話を聞くことができました。

生物講義室の円卓は話し合いながら学びを深めるのにうってつけです。

 

 

 

生物学オリンピック本選出場経験者から問題の分析のしかたを学びました。

 

 

参加生徒も楽しく学ぶことができ、予定時間を超えて指導してもらいました。

 

生物部員による報告はこちら

【SSH】6月17日公開講座(さいたま市秋ヶ瀬公園)

6月17日(土)、さいたま市秋ヶ瀬公園周辺で、高校生と教員のための公開講座(フィールドワーク基礎講座)を実施しました。

今回は参加申し込みが多く、高校生41名、教員8名の49名の参加者で、秋ヶ瀬公園周辺の休耕田、公園内の雑木林で動植物の観察を行いました。

次回(7月8日)は長瀞町野上駅周辺で実施を予定しています。

次回以降、参加申し込みが多数の場合、先着でお断りする可能性もありますので、参加希望の方はお早めにお申し込みください。

土手より、希少種の残る水田や公園周辺の雑木林を望む参加者

 

【SSH】SSH生徒研究発表会

6月15日の午前中に、SSH生徒研究発表会を越谷コミュニティセンターにて、行ってきました。

班ごとに深く追求したいと思うものを自由に研究し、その成果を全校生徒や大学の教授、企業の方々の前で発表するといった経験は、人生においてかけがえのないものになったことでしょう。

3年生の発表は、スライドの文字から説明部まですべて英語を用いての発表なので、大学の論文発表かのようなレベルの高さに驚かされました。

発表を担当した生徒の皆さんをはじめ、日々探求に励んでいる生徒の皆さん、お疲れさまでした。

まだ、探求は続きます。見通しをもって、より良い研究を続けていきましょう!

【SSH】第1回SSH運営指導委員会

6月15日の午前中にSSH生徒研究発表会が行われ、午後には今年度の第1回SSH運営指導員会が開かれました。

ご出席いただいた運営指導委員の先生方は以下の通りです。

井上直也様(埼玉大学名誉教授)
浅野信彦様(文教大学教授)
関根秀明様(建設技術研究所 東京本社副本社長)
多久和理実様(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 環境・社会理工学院 講師)

また、埼玉県教育委員会の県立教育指導課よりお二方、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構 理数学習推進部 主任専門委員)より奥谷雅之様にもご出席いただきました。

運営指導委員会では、SSHの昨年度の反省を踏まえた今年度の活動方針が報告され、それに対して、運営指導委員会の先生方から様々なご意見やご指摘をいただきました。

本校の教員からも様々な意見が出され、充実した議論をすることができました。

テーマとトピックの違い、探究的な活動の広がりについて、学校として取り組む仮説のバランス、ワークライフバランスとの兼ね合いなど、どの話題もこれからの越谷北高校の発展に欠かせないものでした。

 

SSHのⅡ期は令和5年度~令和9年度の5年間です。今年は新たなスタートの年ということで、学校全体で様々な取組に挑戦してまいります。

SSHⅡ期の全体像についてはこちら

【SSH】令和5年度 理数探究Ⅰ 校内発表会

5月27日(土) 3.4限に理数科2年生による課題研究の校内発表が行われました。

1.3年生と保護者の方が見学をしました。

2年生は生物・地学いずれかについて研究のテーマ設定をします。

今回のテーマは以下の通りです。

生物1班 『カビの増殖と相互作用』

生物2班 『床材がゴキブリに与える影響』

生物3班 『GSE(グレープフルーツシード抽出物)とその他の植物の抗菌効果』

生物4班 『蘚類の吸収量と時間の関係』

生物5班 『光屈性と重力屈性の関係』

地学1班 『ビル周辺の風の変化と特徴』

地学2班 『水はけに関する調査』

地学3班 『沿岸固定形振り子式波力発電の効率化』

 発表の様子

 

3年生からの質問にも中間発表の時とは違い臨機応変に対応していました。

まだまだ現在の研究を深めたいところではあるかと思いますが、

次はテーマを新たに研究を楽しんでください。

【SSH】令和5年度 理数探究Ⅱ 校内発表会

5月27日(土) 1.2限に理数科の3年生による課題研究の校内発表が行われました。

3年生は今までに様々な場面で発表することには慣れているかもしれませんが、

今回は英語での発表になります。

英語での発表練習をたくさんしたことが伝わってきました。

1.2年生の理数科と保護者の方が発表を見学しました。

3年生は物理・化学・数学のどれかを選んで各班の研究のテーマ設定をします。

 今回のテーマは以下の通りです。

物理1班 『Efficient use of the dryer』

      (ドライヤーの効率的な使い方)

物理2班 『Relationship fan shape and air flow』

      (プロペラの形状と風の関係)

物理3班 『Regularity of the trajectory of a non-spinning balls』

      (無回転ボールの軌道の法則性)

化学1班 『Optimal conditions of copper mirror reacthion』

      (銅鏡反応の安定化)

化学2班 『Improving the efficiency of microbial fuel cells』

      (微生物燃料電池の効率化)

化学3班 『Types of metal salts relationship with chemical garden growth』

      (金属塩の種類とケミカルガーデンの成長との関係)

化学4班 『Photochemical decomposition of nitric acid:at what 』

      (硝酸の濃度と光化学反応の関係)

数学1班 『The number of LEGO brick combinations』

      (レゴブロックの組み合わせの総数)

数学2班 『Collaz s-plets』

      (コラッツsつ子)

発表の様子

 

この中から全生徒の前で発表するグループがきまり、

さらにその中から神戸での全国大会で発表するグループが選抜されます。

 

【SSH】科学探究校内発表会

5月12日(金)放課後に科学探究の校内発表会が行われました。

科学探究は理系部活動(物理・化学・生物・天文気象・PC)に
所属する普通科生徒のうち希望者が履修する学校設定科目です。

5つの部活に所属する80名近い生徒たちの前で研究の発表をしました。

本日はその中の3部活(物理・生物・天文気象)が発表に臨みました。

 

物理:クラドニ図形の形成

 

 

生物:ナガミヒナゲシ調査2023

 

地学:越谷北高校で気候変動は検出できるか

 

 

このなかの1部活が6月15日に行われるSSH生徒研究発表会で発表することになります。

当日は全校生徒の前での発表となります。

今日の質疑応答などを受けて発表までさらに探究を進めてください。

【SSH】公開講座「高校生と教員の動植物研修」のお知らせ

今年度、越谷北高校では地域との連携及び学校開放のため、公開講座「高校生と教員の動植物研修」を実施します。

野外での動植物の観察を通じて、以下のことを学びます。

生物の基本的な知識

動植物分類の基礎

探究的な学習(生物観察から課題を見出す)

次の全6回を予定していますが、各回ごとにご参加が可能です(全ての回にご参加いただく必要はありません)

①5月6日(土) 三郷市江戸川河川敷

②6月17日(土)さいたま市秋ヶ瀬公園

③7月8日(土)長瀞町野上駅周辺

④10月22日(日)宮代町山崎山

⑤11月19日(日)さいたま市見沼田んぼ

⑥3月23日(土)さいたま市田島ヶ原

野外での動植物観察に興味のある高校生、教員(校種は問いません)の方は、次の要項をご覧いただきお申込みください。

公開講座「高校生と教員の動植物研修」2023(越北).pdf

【SSH】理数探究基礎 中間発表会

3月13日(月)、3・4限に一年生の課題研究生物・地学分野の中間発表会を行いました。

今回は理数科2年生も先輩として参加しています。

SSH運営指導委員の5名の先生方にも参加いただきました。

 

発表テーマは以下の通りです。

生物1班 「カビの生育に関する相互作用」

生物2班 「床材がゴキブリに与える影響」

生物3班 「植物の抗菌作用」

生物4班 「ミヤコノツチゴケと他の蘚類の給水速度の比較」

生物5班 「光屈性と重力屈性の関係」

地学1班 「ビル周辺の風の変化と特徴」

地学2班 「本校の校庭の水はけに関する調査」

地学3班 「波力発電の効率化」

 

【発表の様子】

 

 

 

 

 

2年生が司会を務めます。

 

 

 

 

 

緊張しながらも堂々と発表していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 持ち時間は発表7分、質疑応答3分でしたが、どの班の発表も質問が終わらないほどたくさん上がっていました。



 

 

 

最後にSSH運営指導委員の先生方からの講評をいただきました。

発表することで、新しい気づきを得られたと思います。

今後のグループでの話し合いを深め、一人ではできない探究活動を、ぜひ楽しみながら取り組んで下さい。

【SSH】1年理数科科博研修

令和5年2月1日水曜日。

毎年恒例の国立科学博物館研修が行われ、理数科の1年生

40人全員が参加しました。

 

5人ほどの班別行動で、各々全館を観て回ります。

日本館①

日本館②

日本館③

日本館はその建物自体が重要文化財。歴史を感じる素敵な建物です。

 

お昼も班毎にいただきます。

こちらは、ジュラ紀ハンバーグプレート。

地球館①

地球館②

企画展

お土産を選んでいます。

とても充実した楽しい一日でした。

【SSH】2年理数科集中実験講座

令和4年12月23日~24日、理数科2年生の集中実験講座が行われました!

クラスを2つに分け、物理分野と化学分野で、それぞれ1日に渡って実験実習を実施しました。

(2日目は分野を入れ替えました)

 

開講式では、校長先生、理数科主任のお話の後、生徒代表が意気込みを語りました。

開講式生徒代表挨拶

実験が大好きな生徒達、普段の授業ではなかなかできないような、時間をかけて取り組む集中実験講座にワクワクしているようです。

 

物理分野では、まずデジタルマルチメーター(テスター)を使って、様々な条件で電圧、電流、抵抗を測定し電気や電子部品、半導体素子などの性質を理解していきます。

デジタルマルチメーター

 

抵抗器をつないで、抵抗値がどう変化するかを予想しながら測ります。

抵抗

 

ACアダプタのはたらきも、自分たちで測って理解します。

 

人間の抵抗値を測っています。

 

人間を直列につなぐと、抵抗値はどうなるか?思いついたら、試してみます。

 

11人を直列につないで抵抗値を測ってみました。(結果は・・・内緒です!)

 

可変抵抗器のしくみを考えています。

 

可変抵抗器を分解して、しくみを予想し、検証しています。

 

しくみを解明&説明できました!拍手!

 

午後は、午前中に理解した電気の性質や電子部品の機能を応用し、「明るくなったことを知らせるセンサーシステムをつくる」「水温が上がったことを知らせるシステムをつくる」など、様々なミッションに取り組みます。

 

センサーが反応し発光ダイオードが点灯していることを確認するため、暗幕をかぶる生徒も。

ここにも暗幕をかぶる生徒が・・・

 

実際にお湯を沸かして、まずは電流などにどのような変化が出ているかのデータを取っています。

 

電子オルゴールの音が鳴り響いています。

 

 

一方化学分野では・・・

何より大事なのはケガをしないこと。万一、薬品が目に入ると大変なので、安全メガネをかけて実験に取り組みます。

まずは安全メガネを消毒しています。

 

ピペットの扱い方から確認します。安全に実験を行うため、基本は大事です。

 

まず、様々な金属イオンを含む溶液試料に試薬を加え、沈殿、呈色の様子を観察します。

 

どんな沈殿が生じたか?どんな色になったか?よく観察しています。

 

使う試薬の種類も多く、間違えないように慎重に取ります。

 

綺麗な色に変わると歓声も上がっていました。

 

記録のためにスマホでの撮影もOKです。思い出にもなりますね。

 

続いて、硝酸と鉄、銅の反応。危険なガスが発生するので、慎重に作業します。

濃硝酸に鉄を入れると、すぐに不動態(酸化被膜)で反応が止まります。

 

不動態ができてしまえば、希硝酸に入れても反応しない、はず・・・

 

希硝酸と銅の反応で発生した気体を水上置換法で集めています。

 

化学でも電源装置が登場、電気分解の実験です。

 

溶液に何が起こったか?試薬で確かめます。

 

最後に、ガラスの加工技術の練習です。

何と、手作り駒込ピペットの作製に挑戦しています。

ガラス細工職人かと見まがうような手先の器用さを発揮した生徒もいました。

生徒作 駒込ピペット

 

2日間の集中実験講座、なかなかの長丁場かと思いきや、生徒の感想は「あっという間だった」とのこと。

楽しく、濃密な時間を過ごしたようですね。

科学技術、知識を学んだだけでなく、探究マインドやチームワークを深めることにもつながりました。

この経験を活かして、これからも活躍してくれるものと期待しています!

【SSH】令和4年度 理数探究Ⅰ 中間発表会

12/16(金)に中間発表会が行われました。

数学・化学・物理分野からテーマを選び、数人でグループを組んで研究しています。
今年度は数学2班・化学4班・物理3班の計9つです。

 

化学4班「光化学反応による濃硝酸の分解」

化学3班「金属塩の種類とケミカルガーデンの成長との関係」

物理2班「プロペラの形状と風の関係」

数学2班「コラッツsつ子」

物理1班「ドライヤーの効率的な使い方」

数学1班「レゴブロックの組み合わせの総数」

化学2班「微生物燃料電池の効率化」

化学1班「銅鏡反応の安定化」

物理3班「無回転ボールの軌道の規則性」

来年に向けての参考に参加していた理数科1年生からもたくさん質問がでました。

 

 

 

 

 

 

相互評価シートで生徒同士での評価を行います。

1年生も先輩たちの発表を評価します。

最後に教頭先生からの講評・感想をいただきました。

今回の中間発表で出た意見等を踏まえ、これからも実験や検証を重ね、来年度の生徒研究発表会は英語でのプレゼンを行います。引き続き頑張って課題研究に取り組みましょう!!

【SSH】科学の甲子園

科学の甲子園に行ってきました!

科学の甲子園は、各校の代表者6名が、物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記テストと実技テストを受けて行われるものです。今回は埼玉県内20校が集まり、実技テストは反転機構付きのプロペラカーを作って競い合いました。

本番の時のプロペラカー

結果は総合順位5位と、惜しい結果になりましたが、思考力・知識量・協力などを養える素晴らしい経験となりました。また、クラス、学年を超えて仲良くなりました!

【SSH】グリーンエネルギープロジェクト現地調査

10/8~9 グリーンエネルギープロジェクト 現地調査に行ってきました! 

※グリーンエネルギープロジェクトについては→こちら

調査や施設、専門の方々のお話から、私たちが気づかなかった課題点や、それらの解決策などを教えていただき新しい知識を得られた現地調査になりました。

スイソミルでは水素エネルギーが現在どのような場で使われているのか、また将来の方針などを教えていただきました。

ソーラーパネルを使用した太陽光発電について、課題である「空間的な」土地の使い方について話していただき、解決法の一部を紹介していただきました。

干潟探索では現在の社会が自然にどのような影響を与えるのか、また私たちは自然と将来どのように関わりあうべきなのか考えることができました。

水素自動車に水素を補充するディスペンサー

水素自動車に水素を補充するディスペンサー

「空間」を活用したソーラーパネル

「空間」を活用したソーラーパネル

 

【SSH】小・中学生のためのサイエンス教室

本校の化学部、天文気象部、生物部が、埼玉県立春日部高校で行われる小・中学生のためのサイエンス教室に企画参加します。

各部活で、楽しくサイエンスを学べる企画を用意していますので、ご参加ください。

期日:令和4年11月20日(日)13:00~15:00(受付は12:30から)

会場:埼玉県立春日部高等学校(東武アーバンパークライン八木崎駅徒歩1分)

参加校:越谷北高校、春日部高校、越ヶ谷高校

詳細は、春日部高校HPのサイエンス教室特設ページからご覧ください。

春日部高校サイエンス教室特設ページ→こちら

 

登録フォームはこちら または下のQRコードから

 

皆様の参加をお待ちしています!

【SSH】SEM活用について

今年度も、株式会社日立ハイテクから卓上SEM(走査型電子顕微鏡)をお借りし活用しました。

SEM本体+操作用PC

8月10日に搬入しました。

SEM(走査型電子顕微鏡)とは、電子線を試料に当てることで表面構造を詳細に観察することのできる電子顕微鏡の一種です。

 桑の葉の主脈(中心の葉脈) 200倍

 

 桑の葉表面 1800倍

 

 コミスジ(タテハチョウ科の蝶)の翅の鱗粉 400倍

 

 カラスアゲハ(アゲハチョウの仲間)の翅の鱗粉 400倍

 

 キボシカミキリ(カミキリムシの仲間)の複眼 400倍

 

 カラスの羽 20倍

 

 カラスの羽 300倍

 

他にも様々なものを観察しました!

部活動などの研究の他、文化祭では来場者に操作体験をしてもらいました。

10月4日に搬出され、今年度の使用は終了していますが、来年もお借りできたらまたいろいろなことに活用したいと思います。

 

今回紹介したSEM(日立ハイテクTM4000)は、株式会社日立ハイテクのCSR活動の一環として無償でお借りしたものです。この場を借りてお礼申し上げます。

グリーンエネルギープロジェクトが始まりました

9月17日

高校生の視点から、今後のエネルギー開発について考える

グリーンエネルギープロジェクトが始まりました。

今回は10月の現地調査に向けて(株)建設技術研究所にご協力いただき、

エネルギーについて、作る、送る、使うの観点から詳しく学びました。

越谷市ではどれだけエネルギーが使われているか?

越谷市の再生可能エネルギーの動向は?などなど

今まで漠然ととらえていたことをより身近に、具体的に考える機会となりました。

現地調査が楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】伊豆大島野外実習2022

7月28日(木)29日(金)に、有志生徒が参加したSSH伊豆大島野外実習が行われました。島全体がジオパークに指定されている伊豆大島は、地質学的・生物学的に貴重なフィールドとなっています。

1日目は、火山博物館で三原山や火山活動について学んだ後、三原山でフィールドワークを行い、火口や貴重な動植物を観察しました。

夜は、各班がフィールドワークを通じて感じた疑問点を挙げ、全体と共有することで考えを深めました。その後、天体観測を行いました。海に囲まれた伊豆大島では、越谷では見ることのできない天の川や多くの星座を見ることができました。

 

 

 

2日目は、磯観察と地層大切断面の見学を行いました。

 

本州より温暖な伊豆大島では、本州とは違った海洋生物が観察できました。

そしてなぜか磯にいたノコギリクワガタ…

 

ホテルで昼食を取った後は地層大切断面の見学。地層の褶曲や層の重なりの様子を間近に見ることができる貴重な場所です。

バウムクーヘンに見えることからバウムクーヘン層とも呼ばれており、土産物店では地層バウムクーヘンなるものも販売されていました。

 

見学後は港近くでお土産を購入し、ジェットフォイルに乗船して本土に向かいました。

 

貴重な体験や仲間との時間が濃縮された、充実した2日間でした。

 

【SSH】埼玉県高校数学フェア(8/3,4)

令和4年度埼玉県高校数学フェア

 8月3日(水),4日(木) 於:浦和コミュニティセンター

1年生チーム 6名が参加 「敢闘賞」受賞

  チーム名「転生したらラマヌジャンだった件」

 

〇8月3日(水) 当日問題1・2の解答活動

  

   朝はまだまだ元気           分業中        全員で一つの問題を考え中

 

〇8月4日(木) 事前問題・当日問題についてディスカッション

 

   当日問題1について    考え方をノートに書きながら、書画カメラを駆使

 

 当日問題2展開図について説明

 

〇表彰

 

  当日問題2について、評価され「敢闘賞」受賞

 

<参考資料>

事前問題・当日問題

①令和4年度_数学コンクール事前問題.pdf

②令和4年度_数学コンクール事前問題 (参考資料).pdf

③令和4年度_当日問題1(正方形の成立条件).pdf

④令和4年度_当日問題2(周の長さが最小となる展開図) .pdf

SSH 生徒研究発表会(神戸)

8月3日〜4日の日程で、全国のSSH校の発表がありました。

本校からは、3年生理数科、化学班の「炎色反応を利用した白色炎の作成」の発表を行いました。

以下、生徒からのコメントです。

とても有意義な時間を過ごせました。他校の発表では北高にはない独創性や専門性があって、とても勉強になりました。また、自分たちの発表にも熱心に耳を傾けてくれて、今までにない意見や質問もありとても刺激になりました。全国の多様な実験テーマについて活発な議論が交わせて良かったです。これからの自分の活動に活かしていきたいです。

【SSH】2年理数科つくばサイエンスツアー

7月21日に2年理数科で筑波サイエンスツアーがありました!今回は生物・物理チームと宇宙・化学チームの2つのグループに分かれて様々な施設を見学させていただきました。

 

〇物質・材料研究機構(宇宙・化学チーム)

 

物質・材料の最先端研究開発を通して世界を変える研究機関

 クリープ試験では配管の耐久度を調査。現在の最高は40年でギネス世界記録にも!

          

 

 

〇高エネルギー加速器研究所(生物・物理チーム)

 

加速器装置を使って基礎科学を推進する研究所

 この部分で電子と陽子をぶつけているそうですよ。

 

〇JAXA筑波宇宙センター(宇宙・化学チーム)

 

 H-Ⅱロケットがお出迎え。約10年の歳月をかけ1994年に完成しました!

 「きぼう」日本実験棟 中に入って見学ができました。

 

〇理化学研究所(生物・物理チーム)

 

 日本で唯一の自然科学の総合研究所 広い分野で研究を進めています。

大変ためになるお話を聞くことができました。

 

〇サイエンス・スクエアつくば

 

産総研の最新研究が試作品展示や音声説明で紹介されています。

セラピー用のロボット♡ 各国の病院などで利用されています。

 

〇地質標本館

 

鉱物資源や岩石などが発見場所や時代に分けて飾られていました。

本物そっくりなトンボ!実はトルコ石や黒曜石でできてるんです。

 

周期表に群がる生徒たち。理数科ホイホイですね(笑)

 

サイエンスツアーでは新しい様々なことを知ることができ大変いい経験になったと思います。興味を持ったものも多かったのではないでしょうか。今回知ったことや経験を今後の勉強や進路選択に活かしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】理数科1年生野外実習(城ヶ島)④

ウニの受精観察を行いました。
教科書に出てくる卵割の進行を実際に観察するなど、実際の様子も合わせて様々な発見がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】理数科1年生野外実習(城ヶ島)③

4班に分かれて地質巡検が行われました。
教科書に出てくる地層を実際に観察するなど、教科書に書けなかった周りの様子も合わせて様々な発見がありました。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この地層がどこにつながっているのか確認をしています。

【SSH】理数科1年生野外実習(城ヶ島)②

現地にて開校式が行われました。
開校式後、東京大学三崎臨海実験所助教授黒川大輔先生の「発生生物学」(相同と相似、機能と繰り返し構造、Hox遺伝子、緑色蛍光タンパク質(GFP)、Brainbow等について)を受講しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】台湾 オンライン交流会

 

7/15に行われた台湾南科国際実験高校とのオンライン交流会に参加しました!

 

ヘッドセット、Chromebookを使って、北高と台湾の高校をオンラインで繋ぎ、英語を使って互いに自分達の研究についてプレゼンテーションをしました。


_____________________
1. A Discussion on the Factors Affecting the
Persistence of Hair Dye

2. Animal Communication

3. FRC (First Robotics Competition)
_____________________


台湾の高校は上の3つについてプレゼンしてくれました✨
どれも興味深かったです!

_____________________
1.Creating a White Flame Using the Flame color
Reaction

2.When do drops of water produce a water
crown?

3.Green Infrastructure Project
_____________________

越谷北高校は上の3点です!
3年生だけでなく、2年生も活躍しました!
グループごとに協力して、英語で発表していました。

また、台湾の高校生とコミュニケーションをとる場面があったのですが、知っている単語をとにかく言っていき、伝えることができました花丸

台湾と日本をオンラインで繋ぐ、この機会に参加できたことはとても有意義でした。!楽しかったです!

 

SSH講演会【日本と台湾の絆を紡いだ土木技師 八田與一】

 本日は、台湾での烏山頭ダムの建設に携わった八田與一さんのご令孫である八田修一さんから講演をいただきました。

 私はこの講演を通して、與一さんの人間性のすばらしさを肌で感じることができました。台湾では與一さんの墓前祭が毎年行われており、現地の人がどれほど與一さんの人間性や業績に対して敬意や感謝を抱いているか想像できます。
 また、講演終盤に「志」の話がありましたがこれは私たちが行っている課題研究を含めた「科学の世界」にも精通するものがあると思います。私たちは、自分たちの興味を持ったものを取り扱うのと同時に、科学者の「志」を引き継ぐことがとても大切であると思いました。

グリーンインフラ発表会@建設技術研究所 東京本社

 5月31日、建設技術研究所さんに今までのグリーンインフラ研究をまとめたプレゼンをさせていただきました。

 オンライン上では国内各地の建技さんの社員の方々もおり、緊張しながらも私達の学校周りの地域やせんげん台のグリーンインフラについて発表しました。また、北高のOBでもある現社員の方からの、霞堤や今までの進路についてのお話もあり、質問や議論を通して、よりグリーンインフラについての興味と理解が深まりました。

 ここでの経験も活かしながら、越谷市への提案を綿密に練っていきたいです。

【SSH】生徒研究発表会

6月16日(木)SSH生徒研究発表会が行われました。
会場は越谷コミュニティーセンター大ホールで、
感染対策をしっかりとり、外部非公開で行われました。

今年は生徒発表をメインとし、7班の生徒が全校生徒の前で発表しました。

第1部は、理系部活動から生物部、2年生理数探究Ⅰより地学班・生物班、
テーマ型の探究の取り組みとして、グリーンインフラプロジェクト班の
4班の発表となります。

 

1班目は生物部からの発表です。
「ナガミヒナゲシ(Papaver dubium)調査」

 

生物部が継続的に調査しているナガミヒナゲシに関し、
分布拡大の要因一つとして考えられるタイヤへの付着について
実験・考察した研究です。

 

2班目は理数探究Ⅰ・地学班の発表です。
「教室快適化計画」

 

教室の換気に関して、現在行っている窓開けのパターン以外にも
いくつかのパターンを設定し、より効率的な換気について実験・考察した研究です。

 

3班目は理数探究Ⅰ・生物班の発表です。
「異なる条件下での土壌生物の分解速度の変化」

 

素材の異なる6種類のストローを用いて、土中の微生物の分解作用において
各素材の分解速度の違いを実験・考察した研究です。


4班目はグリーンインフラ班の発表です。
「Green Infrastructure Project」

 

グリーンインフラを用いた街づくりを、自分たちの通学路にあてはめ、
せんげん台駅周辺の現状と課題を検討し、理想案を提案する教科横断的な取り組みです。

 

第2部、ここからは3年生理数探究Ⅱの研究発表です。
理数探究Ⅱの発表はすべて英語での発表となります。

1班目は物理班の発表です。
「When do drops of water produce a water crown?」

 

水滴が水面に作る王冠状の構造、ウォータークラウンが
どのような条件下でできやすいのかを実験・考察した研究です。


2班目は数学班の発表です。 
「Generalization of Between k terms recurrence relation.」

 

3~6項間漸化式の一般式を求め、その法則性を探し、
見つけた法則性から隣接k項間漸化式の一般項を示そうとする研究です。

 

最後に化学班の発表です。
「Creating a White Flame Using the Flame Color Reaction.」

  

様々な金属原子の炎色反応で得られた色の割合から
金属元素水溶液を混合し、白色炎を作成することを目的に
実験・考察した研究です


それぞれの発表に対する質問も活発にあがりました。
発表者からの応答もわかりやすく、とてもよかったです。

 

閉会式で来賓の方々や校長先生から指導講評をいただきました。

生徒アンケートからは
発表や質疑応答に関する「凄かった・興味深かった・楽しかった」の感想はもちろん、
身近なところに題材があることや、様々な視点から観察や実験が行われていることへの気づき、
これから行われる探究の授業に生かしたいなど、様々な感想がありました。

今回の発表会や研究時の経験を、皆の今後の活動に活かしてください。

【SSH】科学探究校内発表会

6月3日(金)科学探究の校内発表会が行われました。

科学探究は理系部活動(物理・化学・生物・天文気象・PC)に
所属する普通科生徒のうち希望者が履修する学校設定科目です。

5つの部活に所属する80名近い生徒たちの前で研究の発表をしました。

天文気象部

「液状化における水分量と粒径の関係」

 

生物部

「ナガミヒナゲシ(Papaver dubium)調査」

 

化学部

「NaClの結晶成長」

 

質疑応答も時間が足りなくなるほど活発に行われました。

協議の結果、生物部が代表として6月16日(木)に行われるSSH生徒研究発表会で
全校生徒の前で発表することになりました。

どの部活もまだまだ研究の途中です。
これからも探究していきましょう。

【SSH】令和4年度 理数探究Ⅱ校内発表会

引き続き、6月1日(水) 5.6限には理数科3年生の校内発表が行われました。

3年生は今までに様々な場面で発表することには慣れているかもしれませんが、

今回は英語での発表になります。

2年生は来年に向けて見学をします。

 

3年生は物理・化学・数学のどれかを選んで研究のテーマ設定をします。

今回の発表テーマ

物理1班 「Flying fish gliding」トビウオの滑空について

物理2班 「When do drops of water produce a water crown?」

                    ウォータークラウンができる条件

物理3班 「The amount of lift due to the shape of the wing」

                    翼の形状による揚力の大きさ

物理4班 「Relationship between arrow rotation and flight」

                    矢の回転と飛翔の関係

化学1班 「Creating aWhile Flame Using the Flame Color Reaction」

                    炎色反応を利用した白色炎の作成

化学2班 「Fatty acids and the cleansing power of soap」

                    脂肪酸と石鹸の洗浄力の関係

数学1班 「Generarilization of between k terms recurrence relation」

                     隣接k項間漸化式の一般化

 

発表の様子

2年生からの質問もたくさんありました。

みなさん英語での発表で相手に伝えられた手ごたえはありましたか?

後日、この中から神戸で行われる発表会に1つの班が選抜されます。

【SSH】令和4年度 理数探究Ⅰ校内発表会

6月1日(水) 3.4限に理数科2年生が校内発表を行いました。

1年生の2学期からそれぞれの班に分かれて研究を始めた集大成になります。

班は生物と地学の分野からテーマを考えています。

1年生は自分たちが研究を始める前に2年生の発表を見学します。

 

それぞれのテーマを紹介します。

生物1班 「異なる条件下での土壌生物の分解速度の変化」

生物2班 「おいしい焼き芋をつくる」

生物3班 「グリーンウォーターの調節」

生物4班 「アルゼンチンモリゴキブリの忌避剤作成」

地学1班 「ストームグラスの結晶の変化」

地学2班 「教室快適化計画」

地学3班 「虹の変化とその条件」

地学4班 「津波の規模と被害の関連性について」

 

発表の様子

 

 

 

 

どの班も堂々と発表している姿がみられました。

生徒同士の質疑応答などのやりとりもたくさんありました。

研究を終えて、考察から反省点や課題も見つかったと思います。

理数探究Ⅱではテーマは変わりますが、経験を活かしさらに研究活動を有意義なものにしてください。

【SSH】越北SDGs グリーンインフラプロジェクトin横浜

5月28日にグリーンインフラプロジェクトで

横浜に行きました!

 

初めに、横浜グランモール公園!

都市公園でのグリーンインフラ事例を見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地面に特殊な舗装(保水性舗装)が施されています。

木の根元に溜まった水を蒸発させ、

夏でも涼しい空間が造られているそう!

 

次に横浜ランドマークタワー!

360°横浜を一望できました!

綺麗キラキラ

近くの高いビルの窓を外で清掃している方々を発見…!

怖そう…疲れる・フラフラ

東京スカイツリーも見えました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、横浜赤レンガ倉庫、

山下公園にも行きました!

 

お昼は中華街!!

おいしいものばかりでした!

沢山食べちゃった(ノ≧ ∀ ≦) ゝテヘ

また行きたい3ツ星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は山下公園で解散しました。 

とても楽しい時間を過ごせました!

また、グリーンインフラの都市での

活用方法を学べて良い経験になりました!!

横浜グランモール公園に行った際は、

ぜひ足元のグリーンインフラ設備に

目を向けてみてください虫眼鏡

【SSH】理数探究基礎 中間発表会

3月11日、理数科1年生による理数探究基礎の中間発表会を行いました。
蔓延防止等重点措置期間のため、運営指導委員の先生方にはオンラインで参加いただいての開催となりました。

生物・地学分野からテーマを選び、数人でグループを組んで研究しています。

初めての課題研究、色々試行錯誤しながら協力しあい進めてきました。


聞いている生徒からは様々な質問や意見、指摘が出ます。

相互評価シートで生徒同士の評価を行います。

SSH運営指導委員の先生方や校長先生から講評・感想をいただきました。

今回の中間発表を踏まえ、実験や検証を重ね、本発表に向けて継続して研究を進めましょう!!

【SSH】SSH講演会

2月5日(土)に正風館で中島さち子先生による講演会がありました。

「出来るかどうか」ではなく「どのようにしたら出来るか」や「何を創り出すか」と考えることが大切 という言葉が特に印象に残りました。将来何をやりたいか分からない私にとって、好きなことや興味のあることに失敗を恐れずに挑戦してみようと思えるとても良いきっかけになりました。

また、ピアノ演奏のコーナーでは、その場で決まった5つの音とテーマをもとに中島さち子先生が即興で曲を演奏してくださいました。目の前で音楽が生まれていく様子にとても感動しました。

今回の講演会で学んだことはこれからたくさん活かしていきたいです。

中島さち子先生、素敵な講演を本当にありがとうございました。

【SSH】国立科学博物館研修に行ってきました

 1年理数科では2月2日に国立科学博物館に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年はコロナのため講義などはなく展示物の見学のみとなりました。

 科学博物館は地球館と日本館の2つの館に別れています。

●日本館

 

 生き物の分化の過程。展示物に興味津々です。

 英語の授業で習った雪華図説を発見しました

 

 猿人から現代人までの展示。最後は私達ですね笑

 

●地球館

 骨だけでも迫力のある恐竜。私たちが小さく見えますね。

 サーモグラフィーに映ってきました。一瞬で体温が見てわかります。

 

 周りは生き物の展示に囲まれています。生物好きにはたまりません♡

 

 最後は科学博物館前の鯨で記念撮影

 普段は見られないものや全く知らなかったもの、授業で習ったものまで実際に見て多くのことを学ぶことができまし         

 た。コロナ禍でしたが無事に行けて良かったです。大変いい経験になりました。

【SSH】集中実験講座 化学の陣

12/24、25に2年生理数科対象の集中実験講座が行われました!昨年に引き続き、泊まり込みの実験合宿はできませんでしたが、短時間で濃密な物理・化学の時間を過ごしました。

 化学では、19種類の金属イオンを分類し、どの試薬がどのように反応するのかを調べました。

液体Aと液体Bのそれぞれに試薬Cを入れると、液体Aは白い沈殿物ができるのに対し、液体Bは沈殿物がなく、無色透明になります。なぜでしょうか…

この違いを利用して、何の金属イオンかを判定します。分かるまで2回、3回、4回… 分かったら先生のとこに行って、答え合わせします。違ったらもう一回チャレンジです!

なかなか終わらずに、夜遅くまで行っていた班もありました…

担任の先生も写真を撮って応援してます!

この2日で得られた体験はとても大きいです。「やれば、できる!」の言葉の通り、物事はやってみなくちゃ分からないことを知りました。また機会があれば、実験やってみたいです!

【SSH】集中実験講座 物理の陣

12/24、25に2年生理数科対象の集中実験講座が行われました!昨年に引き続き、泊まり込みの実験合宿はできませんでしたが、短時間で濃密な物理・化学の時間を過ごしました。

物理では、センサーを使った実験をしました。光の強さによってオルゴールが鳴ったり鳴らなかったりという仕組みや、センサーによって温度を測る仕組みを班ごとに制作しました。

一定の値に定まらなかったり、オルゴールの音が聴こえてるのか聴こえてないのか分からないなど、たくさんの試練がありましたが、予想とほぼ同じ値になった時は、とても嬉しかったです!

こちらの実験班は、何やら暗幕の中で電球を用いていますね。

こちらは電気回路を作っています。

先生方にも、生徒たちで説明します!

丸一日、物理の実験漬けでした。普段触ることのない実験器具が多く、とても楽しかったです!

【SSH】理数探究Ⅰ中間発表会

12月17日、理数科2年生による理数探究Ⅰの中間発表会が行われました。
数学・化学・物理分野からテーマを選び、数人でグループを組んで研究しています。
今年度は数学1班・化学2班・物理4班の計7つです。

物理1班「トビウオの滑空について」

化学1班「炎色反応を利用した白色炎の作成」

物理2班「ウォータークラウンができる条件」

化学2班「脂肪酸と石鹸の洗浄力の関係」

物理3班「翼の形状による揚力の大きさ」

数学1班「隣接k項間漸化式の一般化」

物理4班「矢の回転と飛翔の関係」

来年に向けての参考に参加していた理数科1年生からもたくさん質問がでました。
相互評価シートで生徒同士での評価を行います。
1年生も先輩たちの発表を評価します。

最後に校長先生からの講評・感想をいただきました。

今回の中間発表で出た意見等を踏まえ、これからも実験や検証を重ね、
来年度の生徒研究発表会は英語でのプレゼンを行います。
引き続き頑張って課題研究に取り組みましょう!!

【SSH】電子顕微鏡の紹介

越谷北高校生物室では、(株)日立ハイテクより、2か月ほど走査型電子顕微鏡をお借りしていました。

走査型電子顕微鏡(SEM)は、観察対象に電子線をぶつけ、反射した電子や二次電子を検出することで表面構造を観察する電子顕微鏡の一つです。

 

期間も限られており、全生徒が体験することは難しいため、1年生の生物基礎の授業の一環としてSEM体験動画を作成しました。

下記リンクからご覧いただけます。

SEM体験動画(期間限定版) ※理数科説明会の午前中に配信したものと同じものです

約23分の動画になります。

 

コロナ禍で活動が制限される中でしたが、生物部員や興味を持った生徒達がSEMでいろいろなものを観察しました。

 撮影した画像の一部をご覧ください。

 

 

マルミアリタケ(アリに寄生するキノコ)の子実体 200倍

マルミアリタケ子実体

 

クスノキの葉のダニ室 1500倍

クスノキの葉のダニ

 

砥石で研いだステンレスの研ぎ痕 200倍

ステンレス研ぎ痕

 

ヒメカタショウロ?(キノコの仲間)の胞子 8000倍

ヒメカタショウロ?胞子

 

オニタビラコ(キク科の植物)の柱頭 200倍

オニタビラコ柱頭

 

カイコガ翅(鱗粉) 100倍

カイコガ翅

 

ドクダミの葉裏(気孔) 400倍

ドクダミ葉裏

 

シャープペンの芯 100倍

シャープペンの芯

 

電子顕微鏡というと、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、操作も簡単で、すぐに撮影できます。

来年度もお借りできれば、様々なものの観察に活用していきたいです。