SSH
【SSH】1年理数科科博研修
令和5年2月1日水曜日。
毎年恒例の国立科学博物館研修が行われ、理数科の1年生
40人全員が参加しました。
5人ほどの班別行動で、各々全館を観て回ります。
日本館①
日本館②
日本館③
日本館はその建物自体が重要文化財。歴史を感じる素敵な建物です。
お昼も班毎にいただきます。
こちらは、ジュラ紀ハンバーグプレート。
地球館①
地球館②
企画展
お土産を選んでいます。
とても充実した楽しい一日でした。
【SSH】2年理数科集中実験講座
令和4年12月23日~24日、理数科2年生の集中実験講座が行われました!
クラスを2つに分け、物理分野と化学分野で、それぞれ1日に渡って実験実習を実施しました。
(2日目は分野を入れ替えました)
開講式では、校長先生、理数科主任のお話の後、生徒代表が意気込みを語りました。
実験が大好きな生徒達、普段の授業ではなかなかできないような、時間をかけて取り組む集中実験講座にワクワクしているようです。
物理分野では、まずデジタルマルチメーター(テスター)を使って、様々な条件で電圧、電流、抵抗を測定し電気や電子部品、半導体素子などの性質を理解していきます。
抵抗器をつないで、抵抗値がどう変化するかを予想しながら測ります。
ACアダプタのはたらきも、自分たちで測って理解します。
人間の抵抗値を測っています。
人間を直列につなぐと、抵抗値はどうなるか?思いついたら、試してみます。
11人を直列につないで抵抗値を測ってみました。(結果は・・・内緒です!)
可変抵抗器のしくみを考えています。
可変抵抗器を分解して、しくみを予想し、検証しています。
しくみを解明&説明できました!拍手!
午後は、午前中に理解した電気の性質や電子部品の機能を応用し、「明るくなったことを知らせるセンサーシステムをつくる」「水温が上がったことを知らせるシステムをつくる」など、様々なミッションに取り組みます。
センサーが反応し発光ダイオードが点灯していることを確認するため、暗幕をかぶる生徒も。
ここにも暗幕をかぶる生徒が・・・
実際にお湯を沸かして、まずは電流などにどのような変化が出ているかのデータを取っています。
電子オルゴールの音が鳴り響いています。
一方化学分野では・・・
何より大事なのはケガをしないこと。万一、薬品が目に入ると大変なので、安全メガネをかけて実験に取り組みます。
まずは安全メガネを消毒しています。
ピペットの扱い方から確認します。安全に実験を行うため、基本は大事です。
まず、様々な金属イオンを含む溶液試料に試薬を加え、沈殿、呈色の様子を観察します。
どんな沈殿が生じたか?どんな色になったか?よく観察しています。
使う試薬の種類も多く、間違えないように慎重に取ります。
綺麗な色に変わると歓声も上がっていました。
記録のためにスマホでの撮影もOKです。思い出にもなりますね。
続いて、硝酸と鉄、銅の反応。危険なガスが発生するので、慎重に作業します。
濃硝酸に鉄を入れると、すぐに不動態(酸化被膜)で反応が止まります。
不動態ができてしまえば、希硝酸に入れても反応しない、はず・・・
希硝酸と銅の反応で発生した気体を水上置換法で集めています。
化学でも電源装置が登場、電気分解の実験です。
溶液に何が起こったか?試薬で確かめます。
最後に、ガラスの加工技術の練習です。
何と、手作り駒込ピペットの作製に挑戦しています。
ガラス細工職人かと見まがうような手先の器用さを発揮した生徒もいました。
2日間の集中実験講座、なかなかの長丁場かと思いきや、生徒の感想は「あっという間だった」とのこと。
楽しく、濃密な時間を過ごしたようですね。
科学技術、知識を学んだだけでなく、探究マインドやチームワークを深めることにもつながりました。
この経験を活かして、これからも活躍してくれるものと期待しています!
【SSH】令和4年度 理数探究Ⅰ 中間発表会
12/16(金)に中間発表会が行われました。
数学・化学・物理分野からテーマを選び、数人でグループを組んで研究しています。
今年度は数学2班・化学4班・物理3班の計9つです。
化学4班「光化学反応による濃硝酸の分解」
化学3班「金属塩の種類とケミカルガーデンの成長との関係」
物理2班「プロペラの形状と風の関係」
数学2班「コラッツsつ子」
物理1班「ドライヤーの効率的な使い方」
数学1班「レゴブロックの組み合わせの総数」
化学2班「微生物燃料電池の効率化」
化学1班「銅鏡反応の安定化」
物理3班「無回転ボールの軌道の規則性」
来年に向けての参考に参加していた理数科1年生からもたくさん質問がでました。
相互評価シートで生徒同士での評価を行います。
1年生も先輩たちの発表を評価します。
最後に教頭先生からの講評・感想をいただきました。
今回の中間発表で出た意見等を踏まえ、これからも実験や検証を重ね、来年度の生徒研究発表会は英語でのプレゼンを行います。引き続き頑張って課題研究に取り組みましょう!!
【SSH】科学の甲子園
科学の甲子園に行ってきました!
科学の甲子園は、各校の代表者6名が、物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記テストと実技テストを受けて行われるものです。今回は埼玉県内20校が集まり、実技テストは反転機構付きのプロペラカーを作って競い合いました。
結果は総合順位5位と、惜しい結果になりましたが、思考力・知識量・協力などを養える素晴らしい経験となりました。また、クラス、学年を超えて仲良くなりました!
【SSH】グリーンエネルギープロジェクト現地調査
10/8~9 グリーンエネルギープロジェクト 現地調査に行ってきました!
※グリーンエネルギープロジェクトについては→こちら
調査や施設、専門の方々のお話から、私たちが気づかなかった課題点や、それらの解決策などを教えていただき新しい知識を得られた現地調査になりました。
スイソミルでは水素エネルギーが現在どのような場で使われているのか、また将来の方針などを教えていただきました。
ソーラーパネルを使用した太陽光発電について、課題である「空間的な」土地の使い方について話していただき、解決法の一部を紹介していただきました。
干潟探索では現在の社会が自然にどのような影響を与えるのか、また私たちは自然と将来どのように関わりあうべきなのか考えることができました。
水素自動車に水素を補充するディスペンサー
「空間」を活用したソーラーパネル
【SSH】小・中学生のためのサイエンス教室
本校の化学部、天文気象部、生物部が、埼玉県立春日部高校で行われる小・中学生のためのサイエンス教室に企画参加します。
各部活で、楽しくサイエンスを学べる企画を用意していますので、ご参加ください。
期日:令和4年11月20日(日)13:00~15:00(受付は12:30から)
会場:埼玉県立春日部高等学校(東武アーバンパークライン八木崎駅徒歩1分)
参加校:越谷北高校、春日部高校、越ヶ谷高校
詳細は、春日部高校HPのサイエンス教室特設ページからご覧ください。
春日部高校サイエンス教室特設ページ→こちら
登録フォームはこちら または下のQRコードから
皆様の参加をお待ちしています!
【SSH】SEM活用について
今年度も、株式会社日立ハイテクから卓上SEM(走査型電子顕微鏡)をお借りし活用しました。
8月10日に搬入しました。
SEM(走査型電子顕微鏡)とは、電子線を試料に当てることで表面構造を詳細に観察することのできる電子顕微鏡の一種です。
桑の葉の主脈(中心の葉脈) 200倍
桑の葉表面 1800倍
コミスジ(タテハチョウ科の蝶)の翅の鱗粉 400倍
カラスアゲハ(アゲハチョウの仲間)の翅の鱗粉 400倍
キボシカミキリ(カミキリムシの仲間)の複眼 400倍
カラスの羽 20倍
カラスの羽 300倍
他にも様々なものを観察しました!
部活動などの研究の他、文化祭では来場者に操作体験をしてもらいました。
10月4日に搬出され、今年度の使用は終了していますが、来年もお借りできたらまたいろいろなことに活用したいと思います。
今回紹介したSEM(日立ハイテクTM4000)は、株式会社日立ハイテクのCSR活動の一環として無償でお借りしたものです。この場を借りてお礼申し上げます。
グリーンエネルギープロジェクトが始まりました
9月17日
高校生の視点から、今後のエネルギー開発について考える
グリーンエネルギープロジェクトが始まりました。
今回は10月の現地調査に向けて(株)建設技術研究所にご協力いただき、
エネルギーについて、作る、送る、使うの観点から詳しく学びました。
越谷市ではどれだけエネルギーが使われているか?
越谷市の再生可能エネルギーの動向は?などなど
今まで漠然ととらえていたことをより身近に、具体的に考える機会となりました。
現地調査が楽しみですね。
【SSH】伊豆大島野外実習2022
7月28日(木)29日(金)に、有志生徒が参加したSSH伊豆大島野外実習が行われました。島全体がジオパークに指定されている伊豆大島は、地質学的・生物学的に貴重なフィールドとなっています。
1日目は、火山博物館で三原山や火山活動について学んだ後、三原山でフィールドワークを行い、火口や貴重な動植物を観察しました。
夜は、各班がフィールドワークを通じて感じた疑問点を挙げ、全体と共有することで考えを深めました。その後、天体観測を行いました。海に囲まれた伊豆大島では、越谷では見ることのできない天の川や多くの星座を見ることができました。
2日目は、磯観察と地層大切断面の見学を行いました。
本州より温暖な伊豆大島では、本州とは違った海洋生物が観察できました。
そしてなぜか磯にいたノコギリクワガタ…
ホテルで昼食を取った後は地層大切断面の見学。地層の褶曲や層の重なりの様子を間近に見ることができる貴重な場所です。
バウムクーヘンに見えることからバウムクーヘン層とも呼ばれており、土産物店では地層バウムクーヘンなるものも販売されていました。
見学後は港近くでお土産を購入し、ジェットフォイルに乗船して本土に向かいました。
貴重な体験や仲間との時間が濃縮された、充実した2日間でした。
【SSH】埼玉県高校数学フェア(8/3,4)
令和4年度埼玉県高校数学フェア
8月3日(水),4日(木) 於:浦和コミュニティセンター
1年生チーム 6名が参加 「敢闘賞」受賞
チーム名「転生したらラマヌジャンだった件」
〇8月3日(水) 当日問題1・2の解答活動
朝はまだまだ元気 分業中 全員で一つの問題を考え中
〇8月4日(木) 事前問題・当日問題についてディスカッション
当日問題1について 考え方をノートに書きながら、書画カメラを駆使
当日問題2展開図について説明
〇表彰
当日問題2について、評価され「敢闘賞」受賞
<参考資料>
事前問題・当日問題