オンラインの活用
【分散登校の様子】
2学期の授業は半分教室・半分自宅でオンラインという形で始まりました。
夏休み中の大規模改修によってホームルーム棟の西側が新しくなりました。外壁の作業がまだ継続中です。
※また改めて新しくなった校舎の様子を紹介します。
教室の様子はこんな感じです。
半分の生徒が教室で授業を受けています。自宅にいる生徒はGoogle Meet を用いてオンライン会議に参加します。教卓に置かれたChromebookを通して授業の様子を見聞きすることができます。自宅でオンライン授業を受ける様子については、新聞部の生徒が取材をしてくれるようです。
下足箱の様子。奥と手前できれいに上履き外履きが分かれています。
最初こそ配信側の音声が出ないなどの事例がありましたが、おおむね順調に授業は進められているようです。
教育現場も色々な変化に対応していきます。今後も学校の様子をお伝えしていきますのでよろしくお願いいたします。
ハイブリット型授業に向けた職員研修
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、本校でも来週から分散登校が始まります。
生徒はA・Bの2つのグループに分かれ、半分が学校で授業を受け、残り半分の生徒が自宅で教室の授業をオンラインで受けます。
本校は昨年の段階でオンラインと対面授業の両立を行ってきました(1年前の様子はこちら)。
対面とオンラインを併用した授業(ハイブリット型授業)を行うにあたって、教職員で改めて研修会を実施しました。
今回確認したのはGoogle Meet の基本動作、プロジェクターとの連動、スライドの共有方法などです。
上の画面は生徒役での見え方についてのものです。実際に黒板に書いた文字の色と、配信で見える文字の色には違いがあるので注意が必要です。
スマホも見え方を確認します。
感染症対策と学びの両立に向けてさらなる工夫が求められています。
越谷北高校は生徒の学びを止めないために、これからもさまざまな取り組みを進めてまいります。
オンライン授業③ ライブストリーミング
分散登校期間中は、各クラス半分の生徒が登校し、残りの生徒はその様子を自宅でライブストリーミング配信で見る、それを1日ごとに交代するという形を取っています。
自宅にいる生徒の大部分がスマートフォンで視聴しているため、黒板全体を使うと文字が小さすぎて読めなくなってしまいます。
そのため、写る範囲を考慮したりプロジェクターを使用するなど、教室にいる生徒と自宅でライブストリーミングを見ている生徒両方に向けてできるだけバランスよく授業する努力をしています。
上の写真は物理の授業ですが、生徒目線で携帯で見るとこんな感じです。
こちらの授業では、学校にいる生徒、自宅にいる生徒双方が授業の振り返りとしてオンラインアンケートに回答。
その場で結果を表示したり、質問に答えるなどしていました。
各自の端末でアンケートに回答中。
回答結果がリアルタイムで更新されていきます。
学校の通信環境は脆弱で生徒にとって最善とは言えない状況ではありますが、『学びを止めない』ため、大学受験を目指す生徒のため、学校として努力の日々は続いています。
オンライン授業② Classroomの活用
休業当初は「北高学びサイト」を中心に課題や解説動画の配信、質問受付などを行っていましたが、授業の活性化を目指し、5月から全科目でGoogle Classroomの活用しています。(一部、当初より先行試行していた教科もあります)
生活状況アンケートの中でも「他の生徒に見えるところだと質問しにくい」「もっと気軽に質問できる場がほしい」「自分が理解できているのか不安」などの意見がありました。
Classroomでは同じ授業を受けている生徒だけ、もしくは先生にだけ見える場所で質問をすることができます。
また、課題の提出やクラス内の生徒同士でのコメントもできるので、一方通行になりがちだった部分を補うことができると期待しています。
まず生徒は受講するすべての科目の「クラス」に登録します。(写真はweb版)
「クラス」ごとのストリーム(連絡掲示板)に様々な情報が掲載され、また現在の課題はToDoで一覧表示することもできます。
各「クラス」の授業のページには、課題や資料が内容ごとに表示されます。
選択すると、例えば次のような課題が表示されます。
上の2つは、動画を見て課題(Googleフォームで解答)を提出するものです。採点され、点数とともに返却されるものもあります。
課題の提出は成果物やノートに書いたものを写真に撮って添付したり、下のように選択肢から選ぶアンケート形式などもあります。
先生側からは提出状況や添付ファイルなどが下のように見えます。
テキストで質問することや答えることが難しい場合にはGoogle MEETも活用しています。
登校できないことで残念なことは数え切れないほどありますが、自ら学ぶことができる貴重な機会と捉え、存分に活かして欲しいと思っています。
個人面談・SHR Google MEET
休業延長が決定した4月下旬、一部の先生方で試験運用していたGoogle MEET(ビデオ会議ツール)を全体で導入することになりました。
Classroomとの連携で使用できるツールですが新たなアプリを使用するため、全員が使えるようになるまで少し時間をかけて準備し、5月の連休明けからMEETを通じて担任の先生との個人面談が始まりました。
今年度のクラスは一度顔を合わせただけの状態でしたので、
インターネット越しとは言え、顔を見て話せて少しほっとした先生も多かったようです。
また、Google MEETでのSHRを行ったクラスもあります。
ビデオ会議ツールは双方向のやり取りができ、活動の幅が広がる可能性を感じます。
家庭のネットワーク環境はもちろん、県のネットワークに過度な負荷をかけられないため同時に多数とのやり取りを複数行えないなど課題もたくさんありますが、今後も前向きに活用していきたいと考えています。