校長室より

校長通信

6月の言葉「奇跡を起こす方程式」


 私は、生徒によく、還暦でプロゴルファーになった古市忠夫氏の奇跡を起こす方程式という話をします。
  古市忠夫氏が54歳だった1995年の1月17日に阪神・淡路大震災が発生します。自身及び家族は無事でしたが、自宅は全焼しました。ところが、自宅からはなれた駐車場に止めてあった車が焼けずに残っていたのです。その車のトランクを開けたところ愛用のゴルフバック一式が入っていました。古市氏にとってこのゴルフバックが唯一残ったものでした。このとき、古市氏は、バッグを見付けた瞬間について、「体中に電気が走ったような衝撃を感じた」「『お前はこれから、ゴルフで生きなさい』と言われた気がした」と後に述懐しています。この奇跡に古市氏は感謝したのです。それからプロゴルファーを目指し、還暦でプロゴルファーになったのです。しかもプロになってから数回優勝をしています。
  古市氏は還暦を過ぎてからやってきたことが自分がやってきたこととは信じられないと言っています。そして、こんなことも言っています。
「それもこれも震災が教えてくれたんです。今になってわかることは、才能×努力×感謝力が奇跡を呼ぶんですわ。才能+努力+運で成功するのは普通ですやん。しかしそれで成功しても驕り、威張りが出てきてしまう。全てをなくし、そこから頑張る。しかし頑張るだけやない。さっきもいったように、頑張れることへの感謝の気持ちが奇跡を起こしてくれるんです。これは、何回いっても言い尽くせません」
また、こんなふうにも言っています。
・ゴルファーで、才能や努力だけで栄光をつかみにいくとうぬぼれてしまい、最後の一打で手がとどかなかったりする。
・真の勇者は、がんばれる事へ感謝出来る人である。
 つまり、感謝できる人、感謝力がある人が真の勇者であると言っています。
部活動のインターハイ予選が始まっています。
生徒には、「自分に、親に、先生に、友達」に感謝してがんばってほしいと思います。
 そして、越谷北高校の名を高めていただきたい。
 部活動をできることに感謝をして、自分のためにそして未来の越谷北高校生のために頑張ってほしいと思います。

PTA後援会あいさつ

 本日は多くの保護者の皆様にご出席をいただきありがとうございます。

この4月からこちらでお世話になっております、尾城でございます。四月以来のことを振り返ってみますと、4月8日に入学式と始業式がありました。5月1日、2日と1年生のオリエンテーション合宿が山梨県の河口湖で行われました。生徒も熱心に取り組んで十分成果を上げることができました。5月12日には生徒総会もあり、本年度の生徒会予算も決定いたしました。

 また、来月の6月2日には体育祭が予定されています。多くの保護者の皆様にお越しいただけるものと思っています。さらに、6月19日には、吹奏楽部の定期演奏会が春日部の市民文化会館で行われます。多くの保護者の皆様のお出でをお待ちしております。

 部活動の大会も行われています。いくつかの部活動で県大会へ出場をいたしました。

また、書道部の3年生の作品が、全国高校生大作書道展において、文部科学大臣賞を受賞しました。全国からおよそ60校、応募作品300点のうちから、日本一に選ばれました。東京都美術館に6月11日から19日まで展示されるとのことです。
 今後も文武両道を目指して頑張ってくれると思います。

 そして、学習面でも部活動面でも、先輩達が築いてきた過去の実績を少しでも超えようとする向上心を求めていきたいと思っています。今年の重点目標の一つは「高い志を醸成し、卒業後も広い視野を持って活躍できる人材を育成する」となっています。先生達もこの精神で更に充実した授業が展開できるように取り組んでいます。高い志と広い視野を持つことで、将来、どのような心で社会に貢献していくかを考え、第一志望の大学へ挑戦していただき、日本の将来を背負って立つような大きな人間に成長してほしいと願っています。

 

 子ども達は、学校、家庭、地域の3角形の鳥居の中を通過して成長して行くということを聞いたことがあります。

学校では、人間が幸せになっていくための技術や知識を、家庭では自分がかけがえのない人間であることを、地域社会では人間同士がつながっていく力をそれぞれ育ててくれます。切磋琢磨することや、思いやりの心や、助け合うことなどを忘れるとこの三角形がいびつなものとなりうまくいかなくなります。その三角形のバランスをうまく保つのがPTAや後援会の皆様のお力であると思います。

 本校の生徒は、まだ、自分では気づいていない能力を多く持っています。その能力を最大限引き出すために教職員が一丸となって指導に当たっていますので、どうか、皆様には、今後ともご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、5月31日(火)は、開校記念日です。創立以来48年の歩みに思いを馳せ、越谷北高校の今後のさらなる発展、生徒の成長を祈念し私からの挨拶といたします。

五月の言葉「未見の我」

校門から入った所の掲示板に、生徒を元気にする言葉を掲示することにしました。これは、前校長の下山先生が月の始めに行っていたことです。いいことは何でもまねしようということで始めてみました。
五月は、「未見の我」という言葉です。「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。運命を造りなさい。」これは、幕末の賢人を育てた吉田松陰の言葉です。
高校時代は、何にでもなれるという希望と、何にもなっていないという不安の狭間にいると思います。私自身、高校時代これから何にでもなれるという希望とともに、漠然とした不安がいつも心の隅にありました。自分はこれからどんな人生を歩んでいくのだろうか?自分は何に向いているのだろうか。どんな仕事を目指せばいいのか。いろいろ考えると自分自身というものがわからなく、不透明な存在に思えたものでした。
そんな時、ある本で、「未見の我」ということばを偶然見つけました。その本を読んで、今ある自分だけで、自分の将来を考えていないかと思ったのです。私のような人間でも、何かまだ気づいていない自分がいるのではないか?そう思ったのです。運動はあまり得意ではないので、勉強を頑張ってみようと思いました。とことんやったつもりです。でも、人生は思い通りに行かないもので、希望通りというわけにはなりませんでした。しかし、頑張ってみたことで、自分を改めて見つめ直す機会にはなったと思っています。実は、今でもまだ、「未見の我」を探しています。
人は未だ見ぬ自分に出会ったとき、大きく成長するものではないでしょうか。そのことに年齢は関係ないと思います。いくつからでも、何事にも挑戦し続ければ、自分の気づいていない自分に出会うことができるのではないでしょうか。何かに挑戦し成し遂げることができたとき、「自分はこんな能力があったんだ。」「自分は集中して一つのことを成し遂げることができるんだ」など、感動とともに自身のそれまでの秘められた能力に気づくことができます。また、成し遂げられなかったとしても、挑戦したことで、次はこうしょう、ああしよう。あそこを考え直そうなど、新たな気づきがあるはずです。
 これから、君たちは、受験に向かうことになります。受験は、「未見の我」に出会える絶好の機会でもあると思います。受験は、つらく苦しいものですが、それを乗り越えたとき、新たな発見があると思います。それは一回り成長した自分に出会えると言うことです。私のように、失敗ばかりの受験であったとしても、必ず成長はあると確信しています。それは、生きる姿勢により、知識が、見識になり、胆識となるからです。何事にも、前向きに高校生活に全力で取り組んで下さい。
君たち一人一人が、卒業時に、逞しく自信に満ちた未見の我に出会ってほしいと願っています。
(なお、書は、倉澤沙綾先生に書いていただきました。ありがとうございます。)

対面式(みんなが天の秘蔵っ子)

4月11日(月)に対面式がありました。その時、生徒達に話した内容です。

○ 新入生のみなさん、入学おめでとう。
 本日は、入学式に続いての生徒会主催の上級生との対面式です。これから、生徒会長の歓迎の言葉や、上級生からの学校紹介があります。
 また、新入生も各クラスごとに抱負を述べてくれると聞いています。しっかりと越谷北高校の一員となる決意を述べてください。
○さて、対面式にあたり少し話をさせていただきます。

○ 学校の評価は、その学校のもつ文化によって決まると思います。学校の文化の根源は教育課程ですが、それを具体的に現すのは、先生方の指導と生徒の皆さんの活動です。越谷北高校は、先輩方の日々の努力により高い評価を得ています。
  新入生諸君も、是非先輩のこうした活動を受け継ぎ、越谷北高校の文化の維持・向上に努めていただきたいと思います。

○ 埼玉県ゆかりの偉人で、安積得也(あずみとくや)さんという方が、こんな詩を残しています。

 自分の中には
 自分の知らない
 自分がある
 みんなの中には
 みんなの知らない
 みんながある
 みんなえらい
 みんな貴い(とうとい)
 みんなみんな
 天の秘蔵っ子
               「光明」・詩集『一人のために』所収
 
 この詩は、自分を含めた誰もが「自分の知らない自分」をもっており、それを磨いて成長してゆこうとしている。だから、みんなが偉くて、みんなが貴い存在なのだ。言ってみれば、みんなが天の秘蔵っ子のように大切な存在なのだ、という意味です。

○ 皆さんもこの詩の世界を大切に受け止め、次の三つのことを心に刻んでいただきたいと思います。
 ・ 自分の個性・能力を最大限伸ばす努力をせよ。
 ・ お互いの人格を尊重せよ。
 ・ 一人一人が何かの力で学校の名を高めよ。
○ この対面式を期に、生徒諸君の心が一層堅い絆で結ばれることを期待するとともに、この会を運営してくれる生徒会長さんをはじめ担当の皆さんにお礼を申し上げ、挨拶とします。

 

平成28年度着任に当たって

 前任の下山校長先生の後を受け、着任いたしました、尾城と申します。よろしくお願い
いたします。創立48年目を迎えた本校の発展・充実のために、微力ながら全力を尽くし
てまいりますので、よろしくお願いいたします。
 「教育はひとなり」と申します。まだ、着任したばかりですが、先生方と生徒達を見て
みますと、先生方は、厳しさの中にも愛情を持って生徒を導いていて、誠に本校の生徒は
恵まれていると思いました。私も、そのような先生方と共に教育に専念できることを大変
幸せに思っています。
 また、教師は、お互い専門性が異なるだけに、ひとつになりにくいと言われていますが、
越谷北高校の生徒を育てるという共通の目的に向かって、心をひとつにして頑張っていき
たいと思います。
 私の学校経営の理念は、「生徒に夢を、先生方に希望を、学校に未来を」です。生徒が夢
をかなえたいと努力する、それを指導し、援助してやるのが教師です。そして、教師は、
生徒が夢をかなえることが出来た時、無常の喜びとともに、新たなる希望を抱くことが出
来ます。そこに学校の未来が開け、新しい歴史が刻まれていくそう考えています。
 従って、ことを運ぶ上で判断の基準となるものは、第一に、「それは、生徒のためになる
か」ということです。どんなよいと思ったことでも、それが生徒を育てる上でプラスにな
るものでなければなりません。逆に言えば、多少無理があっても、それが、生徒を育てる
上で本当にためになることであるなら、取り組まなければならないということです。
 また、学校は生涯学習体系の中の一つの教育機関であるというとらえ方がなされている
現在、学校は地域に向かって開かれていることが求められています。また、学校はとかく
閉鎖的な社会であるという見方をされています。そうした観点から、判断基準の一つに、「そ
れは、社会の常識、世間一般の常識にかなっているか」ということを付け加える必要があ
ると考えています。
 いずれにしましても、私は越谷北高校の先生方の人間としてのすばらしさ、教師として
の資質・能力を全面的に信頼し、学校経営に当たっていきますのでご支援ご協力のほどよ
ろしくお願いいたします。

『埼玉教育』に本校の教育実践が掲載されました。

 本校では、平成25年度より3年間、県から「未来を創造するリーダー育成
推進プロジェクト」の指定を受けて取り組んでいます。
 このたび、『埼玉教育』平成27年9月№775号に「未来を創造するリーダー
を育成するてめに~授業づくり・進路実現・そして「志」の育成~」と題して、
本校の「未来を創造するリーダー育成推進プロジェクト」を中心とする進路指導
の取り組みを紹介しています。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

 埼玉教育№775.pdf

校長通信第30号「超伝導とるろうに剣心」


校長通信 第30号

「超伝導」と「るろうに剣心」

~岩手で聞いた話から~

 この夏も、本当に暑い日が続きましたが、このところ幾分過ごしやすくなってきました。こうして生徒の皆さんが元気に集まってくれたことをとても嬉しく思います。

 本日の『越谷北高新聞』でも紹介されていますが、夏季休業中も北高生の活躍・頑張りがありました。先ず、全国大会・関東大会で活躍した部活動を紹介します。新聞部が全国高等学校総合文化祭において最優秀賞受賞、これは全国のトップに立ったということです。本校としては7年ぶりの快挙です。物理同好会も同じ全国高等学校総合文化祭に出場し、3年の石逧君が全国の舞台で立派に研究発表をしました。化学部も化学グランプリ全国大会に出場し、3年の大清水君が金賞を受賞しました。これも全国のトップに立ったということです。パワーリフティング部も全日本高等学校選手権大会に7名が出場し、その中で2年の山本君が6位に入賞しました。吹奏楽部が県大会を制して、3年連続の西関東大会出場を決めたことも嬉しい知らせでした。

 そのほか23名の生徒がカナダ・ロイヤルローズ大学に短期派遣、多様なコミュニケーションを学んで帰国しました。メキシコ派遣の早川さんも昨日帰国したと聞きました。理数科では、野外実習や川の科学における探究活動に取り組みました。東北大学や東京工業大学の見学会、早稲田大学で行われた白熱教室、世界の哲学・芸術文化アカデミー、ジョブシャドウイングなどです。多方面にわたり、様々な分野で頑張ってくれました。

 また、夏期講習も合計90講座、90分×552コマ、実施されました。この進学講習の充実度は県内最高レベルにあると私は自負していますが、先生方の熱心な指導のもと、それぞれが実力錬成を進めてくれたものと思います。それが本校の誇る伝統だと思っています。

 さて、この夏に、私は岩手県に行って来ました。毎年PTAの全国大会がこの時期に開催されておりまして、今年の開催地は岩手県盛岡市でした。東日本大震災以後、東北地方では初めての開催ということで、地元もたいへんな力の入れようでした。下村文部科学大臣も出席され、全国から約9000人が集まるという大きな大会でした。私も本校の秋庭PTA会長さんや鈴木後援会長さんと一緒に参加して参りました。

 ここでも嬉しい話がありまして、本校PTAがその活動を評価され、全国大会会長賞を受賞しました。また、昨年の全国大会報告者であった並木利美子前後援会長も個人表彰を受賞しましたので、全国でも珍しい団体・個人のダブル受賞となりました。参加率の非常に高い夏の学年PTAなどの意欲的な活動が全国で評価されたようです。

 この大会では、その県出身の著名な方の講演を伺うことが通例になっており、今年もお二人の方の講演を伺う機会がありましたので、その一部を紹介したいと思います。お一人は、芝浦工業大学・学長の村上雅人先生のお話でした。村上雅人先生は岩手県立盛岡一高から東京大学に進学され、東大の博士課程を修了された物理学者で、「超伝導」の第一人者です。

 超伝導とは、物質の電気抵抗をゼロにして電気を非常に流しやすくする現象のことで、この仕組みを利用すると強力な電磁石をつくることができるそうです。その詳しい考え方等については、物理の先生に聞いて頂きたいのですが、当日は体重160㎏以上の大相撲力士を空中に浮上させるパフォーマンスのビデオを見せていただきました。現在、我が国では、超伝導リニアモーターカーの実用化が進められています。リニアモーターカーというのは、車両を地面から浮上させた状態で、高速で走行させる交通機関です。走行実験では最速581㎞を記録し、実用化されれば東京と大阪を約1時間で移動することができるそうです。非常に夢のあるお話でしたが、この超伝導は、リニアモーターカーだけではなく、電力損失のない送電線、エネルギー貯蔵装置、さらには医療への活用も期待されており、現代物理学の重要な研究目標の1つとのことでした。

 村上先生は、「資源に乏しい我が国が、世界の中で輝き続けるためには科学技術立国しかない」と言われていました。そのためには「先人たちが築いて来た日本に根付く『ものづくり』の伝統を継承・発展させていくことが大切であるということでした。

 村上先生は60歳を超えた方ですが、その瞳は本当に輝いておりまして、「学問の発展は、世のため人のためにある」というメッセージを受け取ることができました。そして、私は、お話を伺いながら、北高の卒業生からも将来こうした科学者が生まれるのだろうな、という楽しい想像をしていました。

 もうお一人は映画監督の大友啓史さんでした。大友監督も岩手県出身の方で、慶応大学卒業後、NHK勤務を経て、劇場版『ハゲタカ』で映画監督デビューされました。そのほか、『るろうに剣心』や『プラチナデータ』も監督されています。

 大友監督のお話は「アドリブを生きる力」ということでした。映画監督は作品の全てをコントロールして撮影しているように思われるが、決してそうではなく、天気や時間などあらゆるコンディションとの戦いがつきまとい、ハプニングとどう付き合うかがポイントだと言われていました。

 ですから、俳優の演技を俳優自身に任せる部分が大きいそうです。大友監督は、俳優に対し「君は僕よりその役の人物を知っていなければならない」と行っているとのことでした。これは、俳優にとっての醍醐味である反面、なかなか厳しい要求だな、と伺っていて思いました。

 しかし、指示されたことだけをそのままやっているのでは、創造的な仕事はできないのだろうと思います。自分の持ち場において、創造性に富む仕事を追及できるのが、本当のプロなのだと思います。1学期の進路講演会で、東京大学の上田先生が「『マニュアル力』から『考える力』へ、さらに『感じ取る力』へ」というお話をされていたと思いますが、大友監督のお話は、その上田先生のお話とも通じるものがあると思いました。

 『るろうに剣心』の主役である佐藤健さんは、大友監督がOKを出しても納得せず、自分の演技に相当こだわり、与えられたもの以上の演技を追及しているというお話でした。大友監督は、かなり佐藤健さんのことを褒めていまして、「やせているように見えるが、体幹のしっかりした身体を持ち、柔軟な感情表現とインテリジェンスを感じさせる、極めて完成度の高い俳優である」と評していました。皆さんもよく知っていると思いますが、佐藤健さんは、本校の卒業生ですので、大友監督のお褒めの言葉を聞いて、私もたいへん嬉しく思いました。 

 さて、私が生徒の皆さんに期待していることは、これからの変化の激しい時代の社会を牽引するリーダーになって頂きたいということです。変化に対応していくための武器は、学問に裏付けられた思考力と判断力なのだと思っています。それは、基本的には大学で身に付けるものですが、本校の授業の中でも始まっています。そのことも念頭に置き、日々の勉強に精進していただきたいと思います。さあ、いよいよ2学期です。勉強に、部活動に、学校行事に邁進してまいりましょう。

(平成27年9月1日 第2学期始業式講話)


 

 

 

 

 

校長通信第29号「自分の力を最大限に伸ばせる学校へ」


校長通信 第29号

自分の力を最大限に伸ばせる学校へ!

~学校説明会(H27.8.26)挨拶~


    越谷北高等学校長 下 山  忍  

                  

 本日は、お忙しい中、またお足元の悪い中、本校の学校説明会においでいただきまして、誠にありがとうございます。本校は、普通科と理数科からなる男女共学校です。今年度で47年目を迎えました。普通科は昭和44年に開校、理数科は平成元年に設置しました。現在、理数科は県内に5校設置されておりますが、本校はその中で最初に設置されました。本校の大きな特色の1つと考えています。

 さて、お集まりの中学生の皆さんは、今、高校進学を目標に日々努力していることと思います。なぜ高校に進学するのか? そして、自分はどの高校を選ぶか? これは大きな問題です。かつては「行ける学校」を選べ、と言われている頃もありました。それが「行きたい学校」を選べ、に代わりました。今は「自分の力を最大限に伸ばせる学校」を選べ、と言われています。

 そのためには、各高校の発信するメッセージを皆さん自身が真剣に受け止め、自分が将来成長する姿をイメージしながら、どう自分の能力を伸ばせるかを考えてもらう必要があると思います。本日は、そのための貴重な機会であると考えています。

 この後、本校について様々な御説明をさせていただきますが、1つだけ私の方から本校の「目指す学校像」について申し上げたいと思います。本校が目指しているのは「全人教育をめざす進学校」ということです。先ず、生徒一人一人の学力を向上させ、第一志望の進路実現することを徹底的に支援します。それが進学校である本校のミッションだと考えております。

 本校の目指す学校像には、それに「全人教育」がついています。全人教育というのは人格を調和的に発達させるということです。具体的に言えば、部活動や学校行事を通して、連帯感・共感力・コミュニケーション能力を鍛えるということです。

 本校の願いは、本校で学んだ生徒たちが、本校卒業後、さらに大学卒業後に、社会のリーダーとして、自分の役割をしっかりと果たして課題に立ち向かい、未来を切り拓いていってもらうということであります。そのための努力は惜しみません。

 さて、皆さんにとって、高校入試はこれまでの人生の中で最初の試練かもしれません。つらいこともあるでしょう。しかし、それに向かって一生懸命に取り組むことは、必ず自分の成長につながります。高校はそれを受けて、皆さんをさらに成長させる場所です。意欲をもって、自分の夢の実現に向かって努力する皆さんの入学を心から待っています。本日が、皆さんと私たちの素晴らしい出会いであったことを信じて、校長のあいさつとしたいと思います。頑張ってください。



校長通信第26号「3学年PTAあいさつ」

校長通信 第26号

志高く! 第1志望は譲らない

~3学年PTA(H27.7.25)あいさつ~

越谷北高等学校長 下 山  忍 

 

本日は、お忙しい週末に学校においでいただきました。保護者の皆様には、日頃より本校教育の振興・発展に御尽力いただき、心より感謝申し上げます。学校では、7/17に、第1学期終業式を終え、夏季休業に入りました。7/22には、23名の生徒が14日間にわたるカナダへの海外大学派遣研修に出発しました。理数科では7/2223の野外実習を終えたところです。部活動も今年は、パワーリフティング部、新聞部、物理同好会の3つの部が埼玉県代表として全国大会に出場します。そのほか、紹介しきれませんが、生徒たちは非常によく頑張っています。

本日は、学年PTAということで、学年の全体会、各HRの分科会が予定されております。先生方との情報交換、保護者同士の情報交換を通して、お子様の成長を支援していくための貴重な場となることを祈念しております。

また、この会については、理事の皆さんを中心に準備を進めていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 

さて、本校では「6月段階の第1志望校合格率4割以上」を今年度の目標といたしました。詳しくは学年主任の山崎先生からあると思いますが、6月時点の第1志望は、国公立大学224名、旧帝大などの難関国立大学及び医学部28名、難関私立大学(早慶上理)67名、準難関私立大学(G-MARCH)62名と聞いています。昨年度の3年生もそうでしたが、高い希望を最後まであきらめないことが実力向上につながります。ご家庭におかれましても、お子様と同じ決意をもって見守って頂ければ、とお願いいたします。

学校といたしましても、職員一同、全力をあげて支援にあたります。夏季休業中も全期間を4期に分け、毎日90分5時間の進学講習を実施します。私自身も日本史の講習を少々お手伝いさせていただきます。生徒の皆さんにも、暑い夏に負けずに頑張ってもらいたいと願っています。

しかしながら、保護者の方々にも進路面のお悩みもあろうかと存じます。本日は、保護者の皆様にとって、進路実現に向けて貴重な情報が得られることを期待しております。

 

校長通信第27号「1学年PTAあいさつ」

北高生としての成長を!

~1学年PTA(H27.7.25)あいさつ~

越谷北高等学校長 下 山  忍 

 

本日は、お忙しい週末に学校においでいただきました。保護者の皆様には、日頃より本校教育の振興・発展に御尽力いただき、心より感謝申し上げます。学校では、7/17に、第1学期終業式を終え、夏季休業に入りました。7/22には、23名の生徒が14日間にわたるカナダへの海外大学派遣研修に出発しました。理数科では7/2223の野外実習を終えたところです。部活動も今年は、パワーリフティング部、新聞部、物理同好会の3つの部が埼玉県代表として全国大会に出場します。そのほか、紹介しきれませんが、生徒たちは非常によく頑張っています。

 

さて、1年生は、入学後4か月を経て如何でしょうか。私の目から見て、ずいぶん学校に慣れてきたように思います。部活動にも積極的に参加し、兼部の生徒もいるので、1年生の部活動加入率は100%を超えているとのことです。7月15日・16日に行われた球技大会でも1年生は大いに活躍し、女子卓球で11組が優勝しました。

勉強の方も頑張っていると思いますが、第1学期の成績をご覧になって如何だったでしょうか。中学校までの成績との違いに戸惑われた方もいらっしゃったのではないか、と拝察いたしております。高校の授業は、中学校までとは内容もスピードも違います。中学校と同じような授業の受け方では通用しません。予習や復習をしないとついていけない教科・科目もあります。私たちは、この「予習-授業-復習」を「黄金サイクル」と呼んでいます。

本校は、部活動や学校行事も大切にしているので、生徒たちには時間がないことも分かっています。高校での生活リズムを確立し、すきま時間を活用し、勉強との両立を図ってもらいたいと願っています。

保護者の皆様にとりましても、お子様がこれからの高校生活をどう過ごしていったらよいのか、いろいろなお悩みもあろうかと存じます。本日は、学年の全体会のほか各HRの分科会が予定されております。先生方との情報交換、保護者同士の情報交換を通して、お子様の成長を支援していくための貴重な機会となることを祈念しております。

また、この会については、理事の皆さんを中心に準備を進めていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

校長通信第28号「2学年PTAあいさつ」

校長通信 第28号

充実した高校生活と実力錬成を!

~2学年PTA(H27.7.25)あいさつ~

越谷北高等学校長 下 山  忍 

本日は、お忙しい週末に学校においでいただきました。保護者の皆様には、日頃より本校教育の振興・発展に御尽力いただき、心より感謝申し上げます。学校では、7/17に、第1学期終業式を終え、夏季休業に入りました。7/22には、23名の生徒が14日間にわたるカナダへの海外大学派遣研修に出発しました。理数科では7/2223の野外実習を終えたところです。部活動も今年は、パワーリフティング部、新聞部、物理同好会の3つの部が埼玉県代表として全国大会に出場します。そのほか、紹介しきれませんが、生徒たちは非常によく頑張っています。

さて、2年生は、3年生の引退を受け、各部活動の中心として頑張っています。2年生がいよいよ北高を背負う時期が来たと言ってもよいと思います。1025日から28日には南九州方面への修学旅行も予定されています。高校生活の中でも最も充実した時期と言えます。

しかし、その中で、来年度の受験に備えた実力錬成を怠ってはならないと思っています。これから、年度末までをどう過ごしたらよいのか、ということは大変重要です。2年生は、「朝勉強」やクラスのスローガンなどアイデア豊富に取り組んでいる学年ですが、その中で生徒の皆さんが成長してくれることを願っています。1学期の成績もそうですが、本校では定期的に模擬試験・実力テストを実施しております。その結果は、大学入試までのペースメーカーになると思っています。

 本日は、お子様の毎日の学校生活や進路について、保護者の皆様にとって、貴重な情報が得られることを期待しております。

また、この会については、理事の皆さんを中心に準備を進めていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


 

 

校長通信第25号「18歳選挙権と読書」


校長通信 第25号

18歳選挙権と読書

越谷北高等学校長 下 山  忍 

1学期の終了にあたり、私からお話をさせていただきます。

最初に、「政治や社会への関心を持とう!」という話をします。皆さんはすでに知っていると思いますが、先月、6月17日に改正公職選挙法が成立し、選挙権年齢がこれまでの20歳から18歳に引き下げられました。いわゆる「18歳選挙権」の実現です。選挙権年齢の引き下げは、終戦直後の1945年に「25歳以上」から現行の「20歳以上」となって以来、70年ぶりの改正ということになります。来年夏に予定されている参議院議員選挙からは、18歳以上の国民が選挙権を行使することになります。つまり、現在の3年生は全員、2年生でもかなりの人は、来年、高校在校中に実際に投票することになります。

国民主権を具体的に実現するために、我が国では「議会制民主主義」という制度を採っています。これは、国会を開設し、自分たちの代表を選挙で選びます。その代表である国会議員が話し合い、国民の意思を政治に反映していくという仕組みです。中学校社会科の復習のような話になってしまいましたが、私が言いたいことは、国民主権を実現するには、選挙における投票がとても重要になって来るということです。立候補者や各政党の主張を聞き、自分の考えと近い候補者や政党に投票することで、「議会制民主主義」、「代表民主制」が担保されているのです。

ですから、選挙権をもつ国民としては、アンテナを高くし、世の中のことに関心をもつ必要があります。社会で何が起こっているのか? 今、政治は何が争点になっているのか? 自分自身の考えをもって頂きたいと思っています。そのためには、「新聞に目を通す」ことが必要ではないでしょうか。新聞もかなりの分量ですから、全て熟読するというわけには行かないかもしれませんが、「見出しだけでも見る」癖をつけ、関心ある記事はしっかりと読むという読み方もあるかもしれません。本校の地歴・公民科の授業では、新聞を題材にされる先生も多いと思いますが、こうした新聞に関心をもってもらいたいという願いが込められているのです。

次に「読書の勧め」をいたします。先ほども表彰いたしましたが、本校では本を50冊読破した人を表彰しています。これは昨年度から始めたもので、皆さんが本を好きになるきっかけになれば、ということで、国語科の先生方が中心となって進めています。高校時代に素晴らしい本と出会うことは、素晴らしい友人や先生と出会うことと同じように、その後の人生を豊かにすると思います。また、先日の進路講演会で、東京大学の上田先生から「マニュアル力」から「考える力」へ、というお話がありましたが、読書は、考える力を鍛える上でも効果があると思います。

私も高校生のときに、本をたくさん読みましたが、今思い出すのは、家永三郎さんの『日本文化史』とブルーノ=タウトの『日本美の再発見』です。これらは、岩波新書というシリーズの中にあります。岩波新書は今も続々出版されていますが、当時の岩波新書は文字も小さく、高校生には難しい面もありました。しかし、当時の高校生たちは、ちょっと背伸びをして難しい本を読むことにチャレンジする風潮があり、友人同士で「あんな本を読んだ」「こんな本を読んだ」などと自慢し合う雰囲気もありました。先ほど紹介した2冊の岩波新書は、高校生の時に初めて出会い、その後も何度か読み返した私の思い出の本となりました。そして、私は日本史の教員になりましたので、その後の私の人生にも影響を与えてくれたのかもしれません。

北高生の皆さんが忙しいことは、私も十分知っているつもりですが、明日からは夏季休業になります。学期中よりは時間も取れると思います。この機会に、ちょっと読書にもチャレンジしてもらいたいと思っています。「何を読んだらよいのかわからない」、「面白い本が見つからない」という人がいるかもしれませんが、授業の中で紹介された本もあったと思いますし、自分の将来の専門にする分野の本を高校時代に読んでおくことも、大学入学後に伸びる力につながります。

また、本校の図書館に行けば、高校生に人気のある本が入り口付近に置いてあります。ライトノベルでも良いと思います。1冊の本を2人で読み、その感想を述べ合うことなどができれば、ちょっとしたアクティブ・ラーニングになるのではないでしょうか。 それから、本について言うと、「本は買うこと」も大切です。買ってすぐには読まないで置いておくことを「積ん読」と言いますが、こうした「積ん読」も大切なのです。いつかは読むことになるし、買うことが出版文化を守ることになるからです。

3つめ。私の話の最後になりますが、「あいさつは大きな声で、先手必勝」という話をいたします。学校には多くの来校者の方がいらっしゃいます。特に土曜公開授業では中学生や保護者の方が見えます。毎回、アンケートをとっているのですが、あいさつについては「生徒さんが気持ちのよいあいさつをしてくれた。」というものと、「あいさつをしてくれなかった。」という二通りの記述があります。私も朝校門に立っていますが、同じような感想を持っています。北高生は知っている先生や友人にあいさつできない人はほとんどいないと思いますが、知らない先生や来校者に会うと、ちょっと照れてしまう人もいるのかもしれません。また、あいさつをする人もちょっと声が小さい人が多いように思います。

気持ちの良いあいさつは、人間関係の第一歩です。これは高校時代にとどまることなく、一生ついて回ります。2学期は文化祭もあります。土曜授業は本校を目指す中学生とその保護者の方が多いと思いますし、それ以外の日でも、大学の先生など進路関係の来校者、他校の先生方、業者さん等、みな学校にとって大切なお客様です。「人間関係づくりは、笑顔・あいさつ・アイコンタクトから」という言葉もあります。「あいさつは大きな声で、先手必勝」をお願いします。

以上、「政治者社会への関心を持とう」「読書のススメ」「挨拶は大きな声で先手必勝」という3つのことを話しました。

明日からは夏季休業となります。1年間で最も長い休業です。40日間は長いようですが、過ぎてしまえばあっという間だと感じるに違いありません。心して過ごしてください。そして、暑い夏、体調管理をしっかりして、事件や事故に巻き込まれることなく、健康・安全に過ごしてください。それでは、2学期始業式にお会いしましょう。

(平成27年7月17日 第1学期終業式講話より)


 

 

 

 

 

校長通信第24号「自分の成長に貪欲であれ!」

校長通信 第24号

自分の成長に貪欲であれ!

-平成27年度のスタートにあたって-

越谷北高等学校長 下 山 

おはようございます。いよいよ平成27年度もスタートします。今日は寒い日になり、桜も少し散りかけていますが、先週は新方川の土手などに満開の桜を見ることができました。毎年のことですが、満開の桜を見ると、心沸き立つ思いがいたします。春は出会いの季節ですが、桜もそれを祝ってくれているように思いました。桜の花が咲くのは、非常に短い期間ですが、それだからこそ、人々の喜びや盛り上がりがひとしおなのでしょう。この美しい桜の景色の中で、素晴らしい平成27年度のスタートを切っていただきたいと思っています。

 昨年度の修了式でも申し上げましたが、今日は、学校にとっては大きな節目になります。こうした節目・節目にあたって、自らを顧みるとともに、決意を新たにすることは、自分自身の成長にとってたいへん意味のあることです。新しいクラス、新しい担任の先生との出会いがあります。授業を教えてくださる先生も変わります。清新な気持ちをもって、大きな決意をしてください。

3年生は、最上級生となり、各部活動ではリーダーシップが求められます。責任も重大です。文化祭でも、クラスが一致団結して下級生のお手本となるような取組をしなければならないでしょう。その中で、毎日の授業に集中するとともに、家庭学習もしっかりと行い、自分の希望する進路を見据えて、それに向かって、一心不乱に努力を続けてほしいと願っています。

難関大学にも、恐れることなく、チャレンジしてもらいたいと希望しています。「受験は団体戦」とも言います。授業を真剣に受けるクラスの雰囲気が学力向上につながりますし、同じ大学を受ける友の真摯な態度に大きな刺激を受けるでしょう。そして、北高という同門の同志としての支え合い、励まし合いがあると思います。昨年の3年生は、同じ大学を受ける人たちで切磋琢磨して一緒に勉強をしていましたが、これが素晴らしい結果につながったのかもしれません。先生方を含めた「チーム北高」の団結力でこの1年間を一緒に走り続けましょう。卒業証書授与式には、大きな仕事を成し遂げた皆さんの満足した表情に出会いたいと思っています。

2年生は、本校の中堅学年となりました。2年生は、高校生活の中で、もっとも充実した時期かもしれません。今日の午後には入学式があり、新しい1年生を迎えます。去年の今日を思い出しますか。新入生は期待と不安の入り交じった気持ちで校門をくぐるでしょう。去年、先輩のどんな行動が頼もしかったのか、先輩からかけてもらったどんな言葉が嬉しかったのか、よく思い出してください。そして、同じことを1年生にしてあげてください。北高の歴史を担う仲間として、温かく迎え、大きく育ててあげてください。そして、そのためには、自分自身が努力を怠らず、自分を甘やかせず、毎日毎日を過ごすことが大切だと思っています。

勉強・部活動・学校行事の全てに全力で取り組む皆さんには、時間がありません。自己管理が大切です。時間を有効に使うための生活管理と言っても良いでしょう。昨年から使っている「学習記録ノート」などを活用して、ぜひ無駄な時間を排し、効果的な時間を使ってください。昨年度取り組んだ「朝勉強」もたいへん効果的な勉強方法だと思っています。

 最後に、皆さんにお願いしたいことは、「自分自身の成長に貪欲であれ」ということです。皆さんは、昨年度同様、今年度も様々な活動に取り組むことでしょう。そうした1つ1つを「誰かからやらされている」と考えるのか、「自分自身の大きな目標の中に位置づけ、主体的に取り組む」のとでは、人間の成長にものすごい差が出るのではないでしょうか。皆さんがこれから造っていく最大の作品は何だと思いますか。それは「自分自身」です。来年の自分、10年後の自分、20年後の自分、30年後の自分を想像して、悔いの残らぬように、充実した今日を過ごしてください。学校としても、皆さんを全力でバックアップします。

              (平成27年度始業式・校長講話より)


 

 

 

 

校長通信第23号「壮大な『北高絵巻』を見る」


校長通信 第23号

壮大な「北高絵巻」を見る

-平成26年度修了にあたって-

越谷北高等学校長 下 山  忍 


 平成26年度の修了にあたり、お話をさせていただきます。

桜のつぼみがふくらむ季節から、再びつぼみが赤らむ時を迎えました。過ぎ去ってみると、1年間は早いものです。3学期の始業式で「今年の漢字」の「節(せつ)」という話をいたしましたが、本日は大きな節目の日ということになります。

 『越谷北高新聞』で、この1年を振り返ってみました。

4月。部活動紹介。全38団体が猛烈アピール。

4月。部活動ランキング。生物部が初ランクイン。

5月。春の部活動結果。各部が続々結果を残す。

5月。体育祭。「肉体的に向上心のないやつはバカだ~燃えさかれ筋肉~」というス 

   ローガンのもと、桃団の優勝。

7月。高校生海外短期派遣。カナダ・ブリティッシュコロンビア州・ロイヤルローズ

   大学に13名の生徒が訪問。

7月。パワーリフティング部・新聞部・吹奏楽部・書道部。4つの部活動が全国大会

   出場。

9月。パワーリフティング部宇津木君全国2位。新聞部全国で優秀賞受賞。

9月。しらこばと祭。「Let it go! ありのままの北高魅せるのよ」大賞3-9。

9月。野球部東部地区大会3位、県大会出場。

10月。埼玉県海外派遣プログラム ハーバード大・マサチューセッツ工科大に本校

   から岡崎さん・馬場さんを派遣。

10月パワーリフティング部・宇津木君日本新記録。

11月。強歩大会。優勝は男子1年桜井君、女子2年井口さん。例年よりも早いゴー

   ル記録。

12月。生徒会選挙。新会長に石川さん。

12月。寒波の中の球技大会。1-4、3-11が連覇を達成。

12月。ダンス発表会。見ごたえのある素晴らしい作品。2-6、2-9優秀賞。

1月。物理同好会、初の全国出場。新聞部も14年連続。

2月。科学の甲子園。過去最高の県内総合3位。

3月。第44回卒業式。3年間は宝物。

こうして振り返ると、壮大な絵巻物を見る思いがいたします。「北高絵巻」とでも名付けたら良いのでしょうか。この1年間、様々な学校行事や部活動等に、真面目に、一生懸命に取り組む皆さんの姿を見ることができました。それは、素晴らしい思い出になったことと思いますし、北高の伝統に1ページを加えてくれたと感謝しています。

そして、もう1つ大切なことは、それらを成し遂げる中で、皆さんが多くの力を身に付けてくれたということです。具体的に言えば、①チームワーク力、②問題解決力、③リーダシップ、④共感力などです。これらの力は、現在、多くの企業が入社する社員に求めている力と共通します。実際に社会で活躍する上で求められている力とも言えます。

高校生活は、勉強が基本ですが、今お話ししたような学校行事や部活動を通じて、皆さんは、大切なトレーニングをしているのだと改めて思います。「三兎を追う」という言葉があります。三羽のウサギと書きます。これは「二兎を追うものは一兎も得ず」ということわざ、つまり二羽のうさぎを追うと一羽も捕らえることができないということわざを逆転して、三羽のうさぎを追って、三羽とも捕らえようじゃないかというように転化させた積極的な言葉です。ウサギは敏捷な動物です。一羽を捕らえるのも容易ではありませんが、これを三羽もつかまえてしまおうというのですから、大変なことです。これは、埼玉県内の高校で使われることのある言葉ですが、本校でも今年の卒業生の合言葉でした。三羽のうさぎとは、勉強・部活動・学校行事です。3つをすべて頑張って、自分自身を創り上げようということです。

そのためには、何よりも時間を有効に使うことが大切です。1日24時間という時間は、誰にでも平等に与えられています。それを有効に使うか、無駄に使うかで、人生はずいぶんと違ってきます。皆さんは、納得できる時間の使い方をしていましたか?1日を、1週間を、1か月を、1学期を、そして1年を悔いなく使ってほしいと願っています。1年生は、時間管理の大切さの観点から「学習記録ノート」を使っていると思います。そうしたツールも活かしながら、時間の有効活用に努めていただきたいと思います。

さて、平成26年度も本日をもって修了します。

この大きな節目にあたり、各自がしっかりと総括し、来年度につなげる自分自身の課題を設定してほしいと願っています。できれば、漠然と思うのではなく、言語化した方が具体的になると思います。

4月には新たな平成27年度がスタートします。今、この体育館には、1年生と2年生がいます。言うまでもなく、2年生は3年生に、1年生は2年生に進級します。その覚悟はできていますか?昨年の今頃、先輩のどんなところに頼もしさと魅力を感じたのか、思い出してください。そして、それに自分が近づくために、自分が今何をなすべきなのか、考えてください。今年度の生徒の皆さんの諸活動に大いに敬意を表するとともに、来年度のさらなる飛躍を心から期待し、平成26年度修了式における校長の言葉といたします。              (平成26年度修了式・校長講話より)


 

校長通信第22号「今年の漢字「節」」

校長通信第22号

 明けましておめでとうございます。2、3年生の中には覚えている人もいると思いますが、昨年の3学期始業式では、「正月はなぜめでたいのか」というお話をしました。(以下、こちらをクリックしてください。)

校長通信第21号「今年のノーベル賞から考えたこと」

校長通信第21号

 第2学期には、9月の文化祭や10月の修学旅行など、思い出に残る学校行事も多かったと思います。2年生女子のダンス発表会や先日の球技大会もそうですが、北高生は1つの行事に一生懸命に取り組み、盛り上げる、そして楽しんでしまう天才たちだといつも感心しています。(以下、こちらをクリックしてください。)

校長通信第20号「成長の物語を語ろう!」~平成26年度学校説明会~

校長通信第20号

 ◇8月26日(火)越谷サンシティで第1回学校説明会を実施しました。
   開会式での「校長あいさつ」の内容を掲載します。

本県の関根郁夫教育長は、各学校で行われている教育活動は1つの「物語」でとらえることができると言われています。それぞれの学校がどのように生徒を育成しているのか、どのような力をつけさせているのか、ということは「目指す学校像」を最終場面とする「成長物語」であるという意味です。…(本文より)

◇校長通信20号の詳細を見るには、こちらをクリックしてください。

校長通信第19号「立居振舞・主体的な学習・チーム力」

校長通信第19号 

「実は、嬉しい話がありました。7月15日に南越谷のスターバックスにおいて、本校生徒がアイスコーヒーをこぼしたお年寄りを助けたということです。それを見ていた方から「今どきの高校生にも、このようにさわやかな行動の取れる若者がいることに感心した。」ということでした。昨年もお年寄りや小学生を助けた善行の話がありましたが、今年もこのような話ができることを校長として誇りに思っています。越谷北高校への信頼を高める行動だったと思います。自分ができることをさりげなく、しかし積極的に行うこと。そして、いつでもどこかで誰かに見られていると意識して行動することが必要だと思っています。」(本文より)詳しい校長通信は北高の校舎をクリックして下さい。


校長通信第17号「おなじ窓のもと」

校長通信第17号UPしました。
母校は、ふるさとのようなもので、生涯を通していつも心の中にあるものだとも言う人もいます。本日が、その固い絆と素晴らしい縁を結ぶ日となったことを信じています...本文より 福島の冬をクリックして下さい。

             福島 猪苗代の冬