カテゴリ:SSH事業
【SSH】理数科2年 課題研究・校内発表会
6月7日(土)1~2限に、理数科2年生による課題研究発表会が行われました。
発表したのは生物5班・地学3班の計8班で研究題目は以下の通りです。
生物1班 アメリカナミウズムシの自切と環境の関係
生物2班 アルゼンチンモリゴキブリの忌避剤の探索
生物3班 アリの外的刺激に対する反応の変化
生物4班 撫でることによる植物への影響
生物5班 体勢の変化に伴う大腿動脈における血流障害の経時的変化
地学1班 地すべりにおける杭工の新モデルの検証
地学2班 上位蜃気楼のモデル化による像の変化についての考察
地学3班 液状化による家の倒壊を防ぐ工夫
なお、生物5班と地学3班は6月19日(木)越谷サンシティで行われるSSH生徒研究発表会で代表として全校生徒の前で発表をします。
また発表会に参加した理数科1年生からは、
・納得のいくまで研究する姿が本当にまぶしく、かっこいい
・着眼点が独特で、学問のおもしろさや広さを感じた
・限られた時間の中で、伝えたいことをを伝えることの難しさを感じた
などの感想のほか、
・自分が研究するときには、先輩以上に内容を深掘りしたい
・今回の発表から学んだポイントや工夫を自分の発表にも活かしたい
・班の仲間と協力して、思う存分研究し、疑問の答えを確かめたい
といった意気込みがあがりました。
【SSH】第2回公開講座(6月15日)参加申し込みフォーム
越谷北高校公開講座「高校生と教員の動植物研修」今年度第2回(深谷市武川駅周辺)を6月15日(日)に実施します。
当日は8:50に秩父鉄道武川駅前に集合、初夏の動植物観察を行います。
野外での動植物の観察を通じて、以下のことを学びます。
生物の基本的な知識
動植物分類の基礎
探究的な学習(生物観察から課題を見出す)
参加ご希望の方は、専用フォーム(以下URLまたはQRコード)からお申し込みください。
https://forms.gle/57ZpfmRp2VMDMawJA
【SSH】理数科3年 課題研究・校内発表会
5月14日(水)5~6限に、6月19日(木)越谷サンシティで行われるSSH生徒研究発表会の代表を決定するための理数科3年生による課題研究発表会が行われました。この発表会は、すべて英語での発表になります。
発表をしたのは、物理4班・化学3班・数学2班の計9班で研究題目は以下の通りです。
数学1班 k-ナッチ数列の加法定理
数学2班 効率の良い順位付けじゃんけんの方法
物理1班 落下運動における緩衝材の形と衝撃エネルギーの関係
物理2班 防音材の効果的な利用について
物理3班 片面の磁場強度が高くなる磁石の配列
物理4班 レンチキュラーにおける水面波の利用
化学1班 カメムシのにおい成分の抽出と分析
化学2班 微生物電池の作成
化学3班 緑色沈殿の発生条件
サンシティの発表会代表選出は、校内発表会に参加した理数科2・3年生の生徒の相互評価を参考に課題研究担当教諭の判断により選定されます。
【SSH】3月22日公開講座(武州日野駅周辺)
3月22日(土)秩父市の武州日野駅集合でフィールドワークの公開講座を実施しました。
今回は、高校生14名、教員5名が参加しました。
先週の雪がまだ日陰に残っていましたが、よく晴れて春の訪れを感じる暖かい(むしろ暑い・・・)陽気になり、絶好の野外調査日和となりました。
遠くの山々も雪の白が残っています。
秩父鉄道の武州日野駅に集合し、駅前のサクラを観察しました。
樹齢を重ねた太い幹に、コケや着生植物などが見られます。
よく観察すると、コケなどの多いところと少ないところがあります。
どのようなところが多くなっているのでしょうか。自分の言葉で表現することで観察の解像度が上がります。
カヤラン(ラン科)を見つけました。
埼玉県レッドデータ準絶滅危惧です。
駅の裏手から弟富士山(おとふじやま)の登山道へ進みました。
標高386mの小さな山です。
集落が近いため、民家から逃げ出した植物が多く見られます。これはナンテン(メギ科)です。
シュロ(ヤシ科)もありました。棕櫚縄(しゅろなわ)の材料でもあります。
アオハダ(モチノキ科)です。落葉樹で葉はまだ展開していませんが、枝の付き方に特徴があります。
低山とはいえ、急な坂道も登ります。
林道の脇にフデリンドウ(リンドウ科)が一株出てきていました。
花にはまだ早かったようです。
セツブンソウ(キンポウゲ科)の花がまだ残っていました。
環境省レッドデータ準絶滅危惧(埼玉県レッドデータでも準絶滅危惧)です。
カタクリ(ユリ科)は、つぼみがいくつか見られただけでまだ咲いていませんでした。
カタクリも埼玉県レッドデータでは準絶滅危惧です。
ツノハシバミ(カバノキ科)の花が見られました。目立つ穂は雄花序です。
ツノハシバミは、ヘーゼルナッツに近縁で、果実は食べることもできます。
カキドオシ(シソ科)を見つけました。
爽やかな芳香があり、食用、飲用(お茶)、薬用(生薬:レンセンソウ)に利用されています。
写真は載せませんが、参加者の高校生がここでサルの頭蓋骨を見つけました。
駅、集落のすぐそばで野生動物が活動していることが分かります。
弟富士を降り、集落の中を進みました。
所有者に許可を得て、栽培されているキクザキイチゲ(キンボウゲ科)を見させていただきました。
別名キクザキイチリンソウ、埼玉県では自生では絶滅種です。
きれいに管理されたモウソウチク(イネ科)の竹林やカタクリ自生地を見ていると、たまたま土地所有者の方がいらして、お話を聞くことができました。
竹林もカタクリも、所有者の方が手入れをして維持されていたそうですが、高齢のため今年から管理をやめるそうです。
「(ヒトが)手をかけてやらないと、だめになるよ」というお話が印象的でした。
歩いて駅まで戻り、最後にセツブンソウの群生地を見に行きました。
が、こちらも花はほとんど終わっていました。名前の通り、節分のころに咲く花ですのでしかたがないですね。
と、思いきやヒメニラ(ヒガンバナ科)の花を見つけました。
埼玉県レッドデータ準絶滅危惧です。
ふつうのニラはいくらでも見られます(畑から逸出しています)が、ヒメニラはとても珍しいです。
春に現れ、夏には見られなくなるスプリング・エフェメラルのひとつです。
最後に駅前で閉会行事をして解散しました。
参加者の感想(抜粋)
・ヒノキやスギ、アラカシなど木の見分け方を知ることができ、山を見るときの楽しみが増えた。
・教科書に載っている写真がすべてではないことが分かった。
・休憩中に昆虫を採集していたとき、現地の方から「私たちにとって何でもない虫をわざわざ採りにきた」というお話を聞いて、逆に自分の身の回りでも何でもないと見過ごしてきた発見があるかもしれないと考えた。
・同じような植物でも、細かく見ると違いがあることが分かった。
・自然を見るだけではなく現地の方のお話を聞くことが重要であることが分かった。
・ひとつの生物種について考えるとき、それだけでなく環境にも目を向けていきたい。
・1年間参加してきて季節が一巡し、5月に見たものをまた新しい目で見ることができた。
・豊かな自然を維持していくためにはヒトが手入れをしなければならない。自然と関わりたいと考えている若い人はいるはずなので、(高齢などで)できない人と、やりたい人をつなげるために自分に何ができるかを考えたい。
・(教員)以前の回に参加してとても楽しくまた参加した。ぜひ生徒にも体験させたい。
・(教員)地元の方の話を聞けたことがとてもよかった。私たちにとって見えている「自然」が、地元の方たちにとっては手を入れているものであることが実感できた。
フィールドワーク公開講座は、野外での動植物観察から研究のテーマ(課題)を見いだすことをひとつの目標として実施してきました。
今回は、課題発見の他に春の動植物を楽しむことを通じて自然への興味関心を深めることができたと思います。
視野を広げたり、新しい視点を得て自然を見る目の解像度を上げることで、これまで気づいていなかった課題にも気づくことができるようになります。
今回のフィールドワークでの経験が、各校で取り組んでいる課題研究に活かされることを期待しています。
【SSH】令和6年度 1学年 課題研究(生物・地学)中間発表会
3月12日(水)2~3限に、理数科1年の課題研究(生物・地学)中間発表会が開催されました。
1年生の理数科では、生物・地学分野の中で興味のあるテーマを設定して研究します。6月の本発表に向けて、さらに研究をブラッシュアップする場として、毎年3月に現時点までの研究の中間発表会を実施しています。
中間発表会は2年生の理数科生徒も見学をして、1年生への質疑だけではなく、発表をした班毎にコメントを書き、発表を評価します。
来賓5名の先生方と県教育局指導主事2名をお迎えした中での発表会だったので、1年生は初めての発表で少し緊張感がありました。来賓の先生方から頂いたアドバイス等を活かして、6月の本発表に向けて研究結果を整理していきましょう。