校長室より

校長通信

令和3年度 第2学期始業式校長講話

 令和3年8月30日(月)、第2学期始業式を行いました。また、始業式終了後には、表彰と報告会を行いました。表彰では、全国大会、県大会等で活躍した7つの部活動を表彰しました。報告会では、全国大会に出場したパワーリフティング部と新聞部から報告がありました。

 今回も新型コロナウイルス感染防止対策のため、改修工事でリニューアルされたKAR(北高アクティブラーニングルーム)より、各教室へライブ配信を行いました。以下は、校長講話の内容です。

 皆さん、おはようございます。昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での夏休みでしたが、大きな事故やトラブルもなく、皆さんが、こうして無事に2学期を迎えられたことを嬉しく思います。
 この夏休みも、勉強に部活動に、暑い中、皆さんは、よく頑張っていました。新型コロナウイルス感染症の状況については、10代の感染者数が増加傾向にあることから、県の指示により、本日から学校での活動が制限されることになります。概要については、本日文書を配布します。詳細については、担任の先生から聞いてください。気の抜けない日が続きますが、感染対策をしっかり行ったうえで、勉強や部活動をはじめ、皆さんの成長につながる活動に、強い思いを持って取り組んでください。
 
 今日は、「それでもなお」という話をします。この言葉は、今から50年くらい前に、ケント・M・キースというアメリカの大学生が、高校生を励ますために送った「逆説の10か条」のキーワードです。10か条の中で、私が好きな3つを紹介します。
 1番目の言葉です。人は不合理で、分からず屋でわがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
 5番目の言葉です。正直で素直なあり方は、あなたを無防備(むぼうび)にするだろう。それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。
 8番目の言葉です。何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築き上げなさい。
  私自身の人生を振り返ってみても、相手に理解してもらえなかったり、全力を尽くしたのに結果が出なかったことがたくさんあります。そのたびに落ち込んだり、自棄(やけ)になったりしたこともありましたが、この言葉に出会ってからは、気負わずリセットして、一歩を踏み出せるようになりました。
  人生は思いどおりになることより思いどおりにならないことの方が多いと思います。そこで挫けず、気負うことなく、「それでもなお」と、更にもう一歩踏み出す。このことが、結果として、成功につながる鍵になると思います。
  新型コロナウイルス感染症の状況により、先の見えない状況が続いています。時々、「それでもなお」という言葉を思い出してください。そして、将来に向かって強い思いを持って突き進んでいきましょう。
 
 講話は以上ですが、校内で新型コロナウイルスの感染拡大を起こさないために、皆さんと共有しておきたい知識があります。それは、本校の感染例からも無症状の陽性者よりも、有症状の陽性者の感染力が圧倒的に強いということ、ここ最近の傾向として、発熱などの有症状がある場合には、陽性である確率が高くなっているということです。
 このことから、自分のことは当然ですが、家族の健康状態にも敏感になってください。そして、自分の体調が良くない場合はもちろんのこと、家族の体調が良くない場合にも、学校に連絡の上、登校を控えることをお願いします。学校としては、皆さんの健康状態を、皆さんが日々のクラスルームに入力している健康観察で確認することになります。必ず、毎日入力をするようにお願いします。
 
 以上です。

令和3年度 第1学期終業式校長講話

 令和3年7月20日(火)、第1学期終業式を行いました。また、終業式終了後には、表彰と壮行会を行いました。表彰では、校内外で活躍した35名の生徒を表彰しました。壮行会では、全国大会に出場するパワーリフティング部と新聞部を激励しました。

 今回も新型コロナウイルス感染防止対策のため、KAR(北高アクティブラーニングルーム)より、各教室へライブ配信を行いました。以下は、校長講話の内容です。

 皆さんおはようございます。先日の球技大会では、北高生の力強さや明るく元気な姿を見ることができて、私自身も元気をもらうことができました。

 さて、ようやく梅雨も明け、明日からは夏休みが始まります。休みとは言え、常にプレッシャーがかかる高校生にとっては、不安や迷いの出る時期でもあります。

 そこで、今日は「人は考えたとおりの人間になる。」という話をします。この言葉は、ジェームズ・アレンという20世紀初頭に活躍したイギリスの作家のものです。

  私自身、この年齢になっても、課題や壁に直面して判断や選択に迷うことがあります。私は、判断や選択に迷ったときには、安易で楽な道を選ばず、敢えて困難な道の方を選ぶようにしてきました。何度も失敗を繰り返し、私なりにつかんだ、成長と成功の法則です。困難な道と言うと大げさですが、面倒な道と言った方が事実に近いです。

  そんなとき、勇気をもらっている言葉が、「人は考えたとおりの人間になる。」というものです。

 紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 人は考えたとおりの人間になる

 もしあなたが負けると考えるなら、あなたは負ける

 もしあなたがもう駄目だと考えるなら、あなたは駄目になる

 もしあなたが勝ちたいと思う心の片隅で無理だと考えるなら、あなたは絶対に勝てない

 もしあなたが失敗すると考えるなら、あなたは失敗する

 世の中を見てみろ

 最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか

 すべては人の心が決めるのだ

 向上したい

 自信を持ちたい

 もしあなたがそう願うなら、あなたはそのとおりの人になる

 さあ出発だ

 強い人が勝つとは限らない

 素晴らしい人が勝つとは限らない

 私はできる

 そう考える人が結局は勝つのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 というものです。

 すべては人の心が決める。自分は何をどうしたいのか。成し遂げたいことを心の中で考え、強い気持ちをもって行動していけば、必ず成し遂げることができる。

 皆さんの強い思いが未来を切り拓きます。そして、正解は常に困難な判断や選択の中にあります。安易な選択をせず、目の前にある一つ一つに全力を尽くして、是非、成功をつかんでください。

 終わります。

令和3年度 SSH生徒研究発表会挨拶

 令和3年6月17日(木)、越谷サンシティ・大ホールにて、SSH生徒研究発表会を実施しました。当日は、SSH運営指導員である、埼玉大学名誉教授 永澤先生、同じく井上先生、文教大学教授 浅野先生、株式会社建設技術研究所 東京本社環境部長 関根先生、理数探求Ⅱ指導者である、埼玉大学非常勤講師 Tammo先生にも御出席いただきました。全校生徒参加による発表会は、初めての試みでしたが、生徒の反応も良く、実りの多い発表会となりました。以下は、校長挨拶の内容です。

 皆さん、おはようございます。本校は、創立50周年にあたる平成30年度にSSHの指定を受け4年目を迎えます。本日は指導助言者として5名の先生方を迎え、SSH生徒研究発表会を行います。
 内容は、埼玉大学名誉教授 永澤明先生の記念講演と5組の代表生徒による生徒研究発表の2本立てとなります。

 これからの時代は、こうした研究発表や探究活動は、理科系の専売特許ではなくなります。文科系、理科系を問わず、世の中の多くの事に好奇心を持って、解析的、論理的に物事を考え、他者と協同して課題を解決していく探究的な能力が求められる時代になります。皆さんには、こうした研究発表会をとおして、是非、探求する力を武器として身に付け、磨いてください。

 それでは、記念講演をしていただく永澤明先生の御紹介をします。永澤先生は、埼玉大学大学院理工学研究科の名誉教授として、後進を育成する一方で、現在も、無機化学、錯体化学分野のご研究を続けられておられます。また、本校では学校評議員及びSSH運営指導委員の委員長を引き受けていただいております。越谷北高校のために大変御尽力いただいている先生です。
 永澤先生、本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

令和3年度 教育実習閉校式講話

 令和3年6月11日(金)、教育実習閉校式を実施しました。以下は、校長挨拶の内容です。

 実習生の皆さん、こんにちは。3週間の教育実習、大変、お疲れ様でした。皆さんの頑張りについては、先生方から沢山のお話を伺っています。本当によく頑張りました。

 開校式で、教育実習の一番の目標は、皆さんが健康に実習期間を過ごすことだと話しましたが、皆さんが、大きく体調を崩すこともなく、最終日を迎えられたことは何よりだと思います。十分な睡眠時間を確保できない日もあったと思いますが、その環境の中で、コントロールして健康でいられる力は、一人前の社会人になっても求められる力だと思います。

 そして、二つ目の目標は、教育の不易の部分を学ぶだけではなく、若い感性で新しいことにどんどんチャレンジすることだと話しました。

 見たことがないかもしれませんが、現在放映されている「ドラゴン桜2」の東大合格戦略は、16年前とは大きく変わっています。ここ10年で大きく進化したユーチューブなどのSNSやアプリを積極的に使って生徒の力を伸ばしています。ドラマの中で阿部寛演じる桜木は、次のように言っています。「新しいモノ面白そうなモノは、どんどん取り込め、何でも試してみる癖をつけろ!」この力を、桜木はアップデート力と呼んでいます。何事にも興味関心を持って、他を巻き込んで自分の力にできる力、このアップデート力こそ、私はこれからの時代に必要な力だと思います。

 今日で教育実習は終わりますが、これからも皆さんの柔軟な頭と若い感性をフル回転させて、成長していってください。皆さんを応援しています。

PTA広報誌挨拶「母校に着任して」

 4月に着任いたしました校長の片野でございます。会員の皆様には、本校の教育活動に御理解と御協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 執行部の皆様にはお伝えしましたが、越谷北高校は私の母校です。越谷北高校への異動が決まった時には、嬉しいという気持ちよりもプレッシャーの方が勝っていました。そうした中で迎えた入学式でしたが、閉式後の校歌披露で校歌を聞いた際に、40年近く昔の記憶がよみがえり、母校への思いがこみ上げ、とても感動しました。母校で校長として働けるありがたさを強く実感しました。同時に、越谷北高校の生徒のために、教職員の先頭に立って頑張る覚悟が決まりました。
 私が、校長としての使命として捉えていることが二つあります。
 一つ目は、「生徒の力を伸ばす。そして、生徒の力で結果を出させる。」ということです。生徒には、3年間の北高生活で、努力は必ず報われるという体験をしてほしいと思います。
 二つ目は、「伝統の強みを生かし、新たなことに挑戦し続ける。」ということです。越谷北高校は、常に新たなことに挑戦し、勢いのある学校でありたいと思っています。
 微力ですが、全力を尽くす所存です。
 会員の皆様には、本年度も御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。