SSH
【SSH】1学年理数科野外実習2日目
〜理数科野外実習・2日目〜
一部生徒は朝早くから露天風呂で虫取りにチャレンジ!
ただ夏場は日の出が早くて周りが明るかったので、断念せざるを得なかったようです…。
朝食を摂ったら、岡田港付近の海岸で磯観察!
ゴツゴツした岩場は苔で滑ります、みんな気をつけて!
ズボンが濡れるのも顧みず色んな生き物を追いかけ回しました。
持ってきたプラ容器に海水ごと入って頂いて、じっくり観察!
この子はだぁれ?博識な生物部の面々が大活躍していました。
磯の生き物と一緒にハイ、チーズ!
臆さずに素手で触れ合える人たちすごいですね。自分はビビりまくりでしたよw。
カニを捕まえる時は甲の前側縁を掴みます。動き回る時は平らなところまで誘導してから、優しく足裏で踏んで動きを止めても大丈夫らしいですよ。
ナマコは岩をひっくり返すと大量に見られます。岩に引っ付いた子供ナマコも見つけました。
ちなみにカニもナマコも自切(身を守るためにわざと自分の体を切ること)をする生き物です。
カニはウデを囮に使うと、次の脱皮のタイミングで再生が始まります。
ナマコは内臓を吐き出すと、数ヶ月ほどで再生するのです。
暑い中での磯観察は海水が冷たくて気持ち良かったですね。
その後、私たちは地層大切断断面を見に行きました。
いやはや…圧巻でしたね。莫大な時の流れを感じます。
この波紋様。力が加わった褶曲とは違って、火山灰などの堆積によって出来たものだそうです。
ホテルに戻って昼食を摂ると、いよいよ実習にも終わりが見えてきました。
名残惜しさもありますが、最後は伊豆大島ミュージアム【ジオノス】を回ります。
今まで学んだ火山や植生について、あるいは今回訪れた伊豆大島の歴史を存分に見てまわりました。
最後はみんなで記念撮影!
二日間の野外実習を終えて、流石にみんなヘトヘトです。帰りのフェリーではぐっすりzzz。
さて、これにて私たち57期理数科の野外実習は終わりを告げました。
普段は見ることすらないものに、直接触れたり感じたり。とても貴重な経験になりました。
今回見たもの、感じたことを参考に、これからの課題探求でも楽しんで取り組んでいきたいです。