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【生物部】チームアライグマミーティング

4月20日、川越女子高校で今年度初のチームアライグマ合同ミーティングが行われました。

ミーティングの後は日本生態系協会の佐久間元成様に自然共生サイト30by30についてご講演して頂いました。

チームアライグマは埼玉県の生物系部活が集まり、生物多様性や外来生物についての調査や研究、啓発活動を行っている高校生のチームです。

今年度の目標は「アウトリーチ活動を通じて外来種問題への認知を広め具体的な対策を行おう」となりました。
今年度も引き続き、特定外来生物であるクビアカツヤカミキリの調査やシンポジウムなどを行っていく予定です。
多くの人に生物多様性の大切さについて考えてもらえるよう活動していきたいです!

 

 

講演では自然共生サイトについて理解を深めることが出来ました。

自然共生サイトとは民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている地域を認定する制度で、30by30目標(2030年までに陸と海の30%以上を完全な生態系として保全する目標)達成のための取り組みの一つです。
講演の中で、「何故自然環境を守るのか?」という問いがありました。多くの人が守るべきだと思っていますが、何故守るのか分かっている人は少ないとおっしゃっていました。私もすぐ答えることが出来ませんでしたが自分なりの答えを見つけることが出来ました。皆さんもぜひ考えてみてください。
自然共生サイトの知識が曖昧だったので、今回の講演を聞き、登録に向けた具体的な活動への道が開けました。

越谷北高校では中庭の自然共生サイト登録に向け、田んぼや畑に加え、ビオトープの開拓を行い、多くの生き物が集う場所となるよう、活動を進めていく予定です。