KITAKO NEWS FLASH

研究授業

先週の土曜日、北高では「未来を拓く『学び』推進事業」の一環で
家庭科と数学のの研究授業が行われました。
埼玉県の公立高校と東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)とで
進められている「知識構成型ジグソー法を用いた協調学習」の授業実践です。
知識構成型ジグソー法とは、三種類の課題のうちどれか一つに取り組んだ上で(エキスパート活動)、別の課題に取り組んだ生徒とグループになり、それぞれ取り組んだ課題を他の班員と共有し(ジグソー活動)、全体の問いを解決するという授業方法です。
今回は1年7組で行われた家庭科の研究授業「住生活をつくる」の様子をフラッシュします。
 準備の様子です。
家庭科の授業内で行われる取り組みですけれど、今回の資料作りには社会科(公民科)と英語科も関わっております。知識構成型ジグソー法を用いた協調学習は、これまで教科内では活発に行われていた取り組みですが、教科を横断して行われることはあまりありませんでした。今回の研究授業は、それをやってみようという画期的な試みなのです。
 
では、授業の様子です。
 「チームYKK(教員のイニシャルです)」のリーダー、家庭科のK教諭から、最初に授業の流れについて説明がありました。これから先はすべて生徒の活動になります。
 
まずは与えられた課題「マイホームについて考えよう」をこなす作業です。このように、校内だけでなく校外の先生方も多数来校してくださいました。生徒もかなり緊張していたようです。
こちらは英文の課題「住居を選ぶ条件」に苦戦しているようです。
 
続いて、グループを組み替えてそれぞれが取り組んだ課題を共有し、「快適な住まいの条件とは何か」という全体の問いの解答を話し合います。
 独身か家族持ちか、または転勤の多い職業か否かといった条件により「快適な住まい」のあり方は変わってきます。それが各グループで話し合われています。
 
最後はグループで話し合われた内容を発表し、クラス全体で共有します。
取り組んだ課題内容を生かしながら、どのグループもしっかりまとまった発表ができていました。心地よい疲労感と充実感の中で、授業は終了しました。
 
授業終了後、授業者と参観してくださった先生方による研究協議が行われました。
今回の授業の狙いの説明や意見交換など、今後の教育活動へつなげるための振り返りが行われました。
 
準備段階から取材させていただき、綿密な打ち合わせが何度も開かれ、一回の授業を作ることがいかに大変かが伝わってきました。今回の研究授業を通して、これからも北高が埼玉県の教育をリードしていけると確信しました。チームYKKのお三方、1年7組の生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。                        By T.F.