校長室より

校長通信第24号「自分の成長に貪欲であれ!」

校長通信 第24号

自分の成長に貪欲であれ!

-平成27年度のスタートにあたって-

越谷北高等学校長 下 山 

おはようございます。いよいよ平成27年度もスタートします。今日は寒い日になり、桜も少し散りかけていますが、先週は新方川の土手などに満開の桜を見ることができました。毎年のことですが、満開の桜を見ると、心沸き立つ思いがいたします。春は出会いの季節ですが、桜もそれを祝ってくれているように思いました。桜の花が咲くのは、非常に短い期間ですが、それだからこそ、人々の喜びや盛り上がりがひとしおなのでしょう。この美しい桜の景色の中で、素晴らしい平成27年度のスタートを切っていただきたいと思っています。

 昨年度の修了式でも申し上げましたが、今日は、学校にとっては大きな節目になります。こうした節目・節目にあたって、自らを顧みるとともに、決意を新たにすることは、自分自身の成長にとってたいへん意味のあることです。新しいクラス、新しい担任の先生との出会いがあります。授業を教えてくださる先生も変わります。清新な気持ちをもって、大きな決意をしてください。

3年生は、最上級生となり、各部活動ではリーダーシップが求められます。責任も重大です。文化祭でも、クラスが一致団結して下級生のお手本となるような取組をしなければならないでしょう。その中で、毎日の授業に集中するとともに、家庭学習もしっかりと行い、自分の希望する進路を見据えて、それに向かって、一心不乱に努力を続けてほしいと願っています。

難関大学にも、恐れることなく、チャレンジしてもらいたいと希望しています。「受験は団体戦」とも言います。授業を真剣に受けるクラスの雰囲気が学力向上につながりますし、同じ大学を受ける友の真摯な態度に大きな刺激を受けるでしょう。そして、北高という同門の同志としての支え合い、励まし合いがあると思います。昨年の3年生は、同じ大学を受ける人たちで切磋琢磨して一緒に勉強をしていましたが、これが素晴らしい結果につながったのかもしれません。先生方を含めた「チーム北高」の団結力でこの1年間を一緒に走り続けましょう。卒業証書授与式には、大きな仕事を成し遂げた皆さんの満足した表情に出会いたいと思っています。

2年生は、本校の中堅学年となりました。2年生は、高校生活の中で、もっとも充実した時期かもしれません。今日の午後には入学式があり、新しい1年生を迎えます。去年の今日を思い出しますか。新入生は期待と不安の入り交じった気持ちで校門をくぐるでしょう。去年、先輩のどんな行動が頼もしかったのか、先輩からかけてもらったどんな言葉が嬉しかったのか、よく思い出してください。そして、同じことを1年生にしてあげてください。北高の歴史を担う仲間として、温かく迎え、大きく育ててあげてください。そして、そのためには、自分自身が努力を怠らず、自分を甘やかせず、毎日毎日を過ごすことが大切だと思っています。

勉強・部活動・学校行事の全てに全力で取り組む皆さんには、時間がありません。自己管理が大切です。時間を有効に使うための生活管理と言っても良いでしょう。昨年から使っている「学習記録ノート」などを活用して、ぜひ無駄な時間を排し、効果的な時間を使ってください。昨年度取り組んだ「朝勉強」もたいへん効果的な勉強方法だと思っています。

 最後に、皆さんにお願いしたいことは、「自分自身の成長に貪欲であれ」ということです。皆さんは、昨年度同様、今年度も様々な活動に取り組むことでしょう。そうした1つ1つを「誰かからやらされている」と考えるのか、「自分自身の大きな目標の中に位置づけ、主体的に取り組む」のとでは、人間の成長にものすごい差が出るのではないでしょうか。皆さんがこれから造っていく最大の作品は何だと思いますか。それは「自分自身」です。来年の自分、10年後の自分、20年後の自分、30年後の自分を想像して、悔いの残らぬように、充実した今日を過ごしてください。学校としても、皆さんを全力でバックアップします。

              (平成27年度始業式・校長講話より)