校長室より

いよいよ始まります!

 4月8日(火)、令和7年度がいよいよスタートします。

 本年度着任された先生方を紹介し、始業式に生徒には次のようなことを話しました。

 1つは、北高への所属意識とともに成年年齢を意識した振る舞いを望むこと。多くの卒業生が社会で活躍している要因として、北高生には学校生活のあらゆる活動で経験したものを生きる力に変える能力が備わっている。社会に出て、組織に属すれば、円滑な人間関係が求められる。自分自身を高めてくれる方との出会いを待つのではなく、積極的に求めていく必要がある。そのための第一歩は挨拶である。主体性が求められる中で、挨拶一つできないのでは話にならない。元気な挨拶を交わし、より活気ある北高をつくっていこう。

 2つ目は、先入観に捕らわれないこと。自らの経験をもとに自身の価値観である「先入観」が強く働きすぎてしまうと、「あきらめる」「挑戦しない」ことの言い訳をする材料になりかねない。視野が狭くなり、人との出会いやチャレンジする機会を失うことにもつながる。「先入観」を持たないというのは大変難しいこと。しかし、自身の価値観を客観的にみられるもう一人の自分の存在があれば、異なる視点で物事を捉えることや他の選択肢を持つことにつながり、新たな世界が広がるかもしれない。この1年、「先入観」を含めて自分を見つめ、自身の可能性を広げてほしい。

 また、午後は入学式を予定しています。普通科318名、理数科40名の新入生。期待に胸を膨らませていることと想像します。その期待に応えるために、越谷北高校をリードしていきます。

 桜も満開に間近!