校長室より

6月の言葉「奇跡を起こす方程式」


 私は、生徒によく、還暦でプロゴルファーになった古市忠夫氏の奇跡を起こす方程式という話をします。
  古市忠夫氏が54歳だった1995年の1月17日に阪神・淡路大震災が発生します。自身及び家族は無事でしたが、自宅は全焼しました。ところが、自宅からはなれた駐車場に止めてあった車が焼けずに残っていたのです。その車のトランクを開けたところ愛用のゴルフバック一式が入っていました。古市氏にとってこのゴルフバックが唯一残ったものでした。このとき、古市氏は、バッグを見付けた瞬間について、「体中に電気が走ったような衝撃を感じた」「『お前はこれから、ゴルフで生きなさい』と言われた気がした」と後に述懐しています。この奇跡に古市氏は感謝したのです。それからプロゴルファーを目指し、還暦でプロゴルファーになったのです。しかもプロになってから数回優勝をしています。
  古市氏は還暦を過ぎてからやってきたことが自分がやってきたこととは信じられないと言っています。そして、こんなことも言っています。
「それもこれも震災が教えてくれたんです。今になってわかることは、才能×努力×感謝力が奇跡を呼ぶんですわ。才能+努力+運で成功するのは普通ですやん。しかしそれで成功しても驕り、威張りが出てきてしまう。全てをなくし、そこから頑張る。しかし頑張るだけやない。さっきもいったように、頑張れることへの感謝の気持ちが奇跡を起こしてくれるんです。これは、何回いっても言い尽くせません」
また、こんなふうにも言っています。
・ゴルファーで、才能や努力だけで栄光をつかみにいくとうぬぼれてしまい、最後の一打で手がとどかなかったりする。
・真の勇者は、がんばれる事へ感謝出来る人である。
 つまり、感謝できる人、感謝力がある人が真の勇者であると言っています。
部活動のインターハイ予選が始まっています。
生徒には、「自分に、親に、先生に、友達」に感謝してがんばってほしいと思います。
 そして、越谷北高校の名を高めていただきたい。
 部活動をできることに感謝をして、自分のためにそして未来の越谷北高校生のために頑張ってほしいと思います。