【SSH】電子顕微鏡の紹介
越谷北高校生物室では、(株)日立ハイテクより、2か月ほど走査型電子顕微鏡をお借りしていました。
走査型電子顕微鏡(SEM)は、観察対象に電子線をぶつけ、反射した電子や二次電子を検出することで表面構造を観察する電子顕微鏡の一つです。
期間も限られており、全生徒が体験することは難しいため、1年生の生物基礎の授業の一環としてSEM体験動画を作成しました。
下記リンクからご覧いただけます。
SEM体験動画(期間限定版) ※理数科説明会の午前中に配信したものと同じものです
約23分の動画になります。
コロナ禍で活動が制限される中でしたが、生物部員や興味を持った生徒達がSEMでいろいろなものを観察しました。
撮影した画像の一部をご覧ください。
マルミアリタケ(アリに寄生するキノコ)の子実体 200倍
クスノキの葉のダニ室 1500倍
砥石で研いだステンレスの研ぎ痕 200倍
ヒメカタショウロ?(キノコの仲間)の胞子 8000倍
オニタビラコ(キク科の植物)の柱頭 200倍
カイコガ翅(鱗粉) 100倍
ドクダミの葉裏(気孔) 400倍
シャープペンの芯 100倍
電子顕微鏡というと、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、操作も簡単で、すぐに撮影できます。
来年度もお借りできれば、様々なものの観察に活用していきたいです。