日誌

【SSH】北高SDGsグリーンインフラプロジェクト現地実習報告(1日目)

北高SDGsグリーンインフラプロジェクト 宿泊現地実習を実施しました!

 

グリーンインフラとは、自然が持つ様々な機能をインフラ(公共設備・施設)に活用し、社会問題の解決やインフラの価値を高める取り組みです。

 

「北高SDGsグリーンインフラプロジェクト」では、(株)建設技術研究所にご協力いただき、様々なグリーンインフラの事例や、河川と町づくりの関係性を調査し、高校生がグリーンインフラの活用や町づくりについて提言することを目標に活動しています。

今年度は、1・2年生25名が参加し、これまでにグリーンインフラに関する学習や、学校周辺のインフラの状況の調査など事前学習を重ね、10月17日(土)、18日(日)に現地実習を実施しました。

南町田グランベリーパーク

一日目は、グリーンインフラの先進事例である南町田グランベリーパークを視察しました。

 

町田市担当者の説明

まず、町田市の担当の方から町づくりとグリーンインフラの活用についてお話を伺いました。

 

急に冷え込み、冷たい雨が降る中ですがグランベリーパーク内のグリーンインフラ活用状況を調査します。

雨水を排水溝に流すのではなく、石を敷き詰めたバイオスウェル(雨水浸透機能)を利用して地中に浸透させ水たまりができないようにされています。

 

砂利が敷き詰められているところだけでなく、舗装自体も水を通す(浸透性舗装)になっています。

 

レインガーデン

雨水浸透機能(バイオスウェル)の象徴であるレインガーデンには様々な植物がみられました。

鶴間公園

ショッピングモールに隣接した鶴間公園にもバイオスウェルの機能を持つ設備が見られます。

ここでは、ベンチの下に水が浸透する工夫がされています。

 

境川

住宅街を挟んで境川の状況も調査しました。

 

境川排水

サッカーグラウンドの地下にある雨水調節池からの排水を観察しました。

雨が降っていたので、バイオスウェルが機能していることが分かりやすかったようです。

 

南町田グランベリーパーク駅

東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅も開放的できれいでした。

 

雨のため、予定を少し早めて神奈川県清川村の宿泊地へ移動しました。

 

学習会

宿では、広間を使って昼間の視察の結果をまとめました。

気づいたことや考えたことを付箋に書き、大きく印刷した現地の航空写真に貼っていきます。

 

学習会

班ごとに異なる気づきもあり、面白いです。

 

発表

夕食をはさんで、話し合った内容を班ごとに発表しました。

聞いている他の班の生徒からの質問や意見も活発に出て、予定していた終了時間をオーバーしてしまいました。

まだ話し足りない生徒もいたようですが、二日目に備えて就寝しました。