KITAKO NEWS FLASH

2012年1月の記事一覧

しらこばとの里 植樹

12月28日、10時から「しらこばとの里の植樹祭」が行われました。
しらこばとの里は、越谷北高校内のホームルーム棟と特別教室棟の間の中庭にあります。
「彩の国みどりの基金」を活用した「県立高等学校緑化推進事業」の一環で生徒が緑に触れる体験活動を目的に行われているものです。
校長先生、教頭、事務長、生物部顧問、生物部生徒が参加して、植樹祭開会式を行ったあと、植樹に移りました。
 
生物部の生徒の協力により、イロハモミジ1本、ソヨゴ1本、ムラサキシキブ2本、アオキ1本、ニシキギ1本を植樹しました。
 
 
 この木々が少しずつ大きく育ってくれるといいですね。

被災地に学ぶ学習会

12月26日夜から12月27日にかけて、陸前高田市、大船渡市を訪れて「被災地に学ぶ学習会」が実施された。
1.2学年の希望者が申し込みをしたが、定員40人に対して60人を超える希望が集まり、抽選で41名の生徒が参加した。引率は、斎藤教頭・西巻先生・菅野先生・松本先生の4人。
26日は、午後10時に学校を出発して東北自動車を北上し、一路陸前高田市に向かった。
 
気仙沼駅周辺を見学した後陸前高田の仮設住宅を見学した。
そのあと、仮設住宅の自治会長さん(元中学校長)から「被災時の陸前高田市 仮設住宅での生活について」の話を聞いた。
 
 
続いて、沿岸南部教育事務所・在学青少年指導担当の方から「暴れ狂った海 津波の恐ろしさから命を守るために」というテーマで話をしていただいた。
 
つづいて岩手県立高田高校を見学した。菅野先生の母校である。
体育館が津波で流され、校舎の前で押しつぶされたままになっていた。
午後は、大船渡高校に行き、校長先生から特別授業をしていただいた。
「未来の果を知らんと欲せば、現在のその因を見よ!」というテーマで話をしていただいた。
一つはトウモロコシ作りの名人の話。トウモロコシの花粉は風によってあちこちの畑に飛ばされるから近隣の人も品質の良いトウモロコシを作れるようにしなければならない。そのために自分の農場でとれた品質の良い種を惜しみなく隣近所に与えていたという話。
もう一つは、茶道の話。人と人との触れ合いのどの一つも、生命と生命の深い交流から生み出される一座建立でありたいという話。
 
最後に、奇跡の一本松のところで集合写真。
 
 ちょっと、松の上の部分が写りませんでしたがご容赦を。
 
帰り道は雪の中を渋滞に巻き込まれながらも東北道を走って戻りました。昨夜からの走行距離は1500kmを超える長距離の旅となりました。学校帰着は予定時間を1時間ほど遅れ、23時になってしまいましたが、参加した生徒は被災地を直接見たり聞いたりすることができ、大変貴重な体験をすることができました。