KITAKO NEWS FLASH

2016年2月の記事一覧

学校保健委員会

2月13日(土)本校会議室にて学校保健委員会が行われました。



今回は、埼玉東部ヤクルト株式会社市場開発ご担当の村上さんより、
「おなか元気教室」という題目でお話ししていただきました。
腸が元気になると免疫力が上がるそうです。
食生活の工夫も必要ですね。
その後、定期健康診断結果や保健室の状況等について報告しました。
参加された方からも質問がでて、活気ある会になりました。



梶田隆章先生の記念講演を聴講してきました

 2月4日(木)に越谷市サンシティ市民ホールで梶田隆章先生に越谷市名誉市民の称号を贈る式典と記念講演会が行われました。越谷市内の小中学生およそ1,100名と高校生およそ100名も招待され、本校生徒11名も出席し聴講しました。

集合写真(サンシティ市民ホール入り口)

集合写真(梶田先生のサイン入りパネルの前)

 講演で梶田先生は『中学から大学3年生までは、物理や天文学に興味を持ちながらも弓道に没頭していた』『大学3年生から4年生になるとき、弓道ではなく、物理学を究めることを選ぶ重要な決断をした』『研究では、ありえないほど素晴らしい仲間や先生に恵まれた』と語られました。
 記念講演のあとの質疑応答で、本校生徒の「ニュートリノの質量の発見で【標準理論】にどのような変更がなされるのか?また、梶田先生が今行っている研究は何か?」という質問に対して、梶田先生は『現在の【標準理論】は3つの法則で3つの現象を説明しているような理論。物理学はなるべく少ない法則でなるべく多くの現象を説明することを目指す。今回の発見は物理学のもっと奥深い理論へとつながる突破口になると考えている。しかし、まだ新しい理論の全体像はイメージできていない。』と答えて下さいました。
 現代物理学の最先端の理論を研究されている梶田先生の生の声を間近で聴くことができた、本当に貴重な経験をすることができました。