校長室より

2018年11月の記事一覧

50周年記念式典

 
 だいぶ報告が遅れましたが、10月6日(土)に、越谷コミュニティセンターで、本校の50周年記念式典を無事挙行することができました。関係した皆様に感謝申し上げます。本校卒業生で副教育長の小島康雄様、県会議員の山本正乃様、越谷市長の高橋努様をはじめ多くの来賓の皆様をお迎えし、多くの方々から、心温まるご祝辞や激励の言葉をいただきました。生徒会長も素晴らしかった。さすが北高生という感じでした。記念講演会では、何度もノーベル化学賞の候補になっている東京理科大学前学長の藤嶋昭先生から「科学を楽しく」のご講演をいただきました。生徒にとっても大変興味深い内容のご講演でした。祝賀会では吹奏楽部の演奏もあり和やかな会になりました。すべての皆様に感謝です。
本校の卒業生で、本校の教員(1学年主任)である中里先生と。

式辞抜粋
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「五十にして天命を知る」という言葉がございますが、創立五十年を迎えた越谷北高校にとっての天命とは何か。それは、日本はもとより広く世界で活躍することのできる有為な人物を育成することであると考えます。そのためには、これからのグローバル社会を支える人物に求められている、高い自由度、優れたモビリティを身につけさせなければなりません。本校は、そのような人物を育成するために、全教職員が「立志」「探究」「奉仕」の校訓のもと、普遍性・柔軟性に富む思考力、判断力、表現力を身につけさせる指導を展開しております。また、近年の科学技術の加速度的な進歩によってAIでできることが日ごとに拡大し、人間の為しうる仕事は「高度な読解力と常識、加えて人間らしい柔軟な判断が要求される分野」であると言われております。それだけに、日々の教育活動をとおして、AIで代替できない能力を備えた人、すなわち、人間にのみできることを考え実行できる人物を育成することを目指しております。

 こうした指導は、すなわち「高い理想と豊かな人間性を兼ね備えたグローバルなリーダー」の育成にほかなりませんが、一方でそのような実践こそが、地域の学習・文化の拠点となる学校づくりの核ともなるものであると考えております。

 生徒の皆さんには、母校の創立五十周年記念を祝うに当たって、創設期の先人のご苦労やご腐心に思いを馳せるとともに、地域の教育をリードしてきた越谷北高校の生徒であることに、強い「誇り」をもって欲しいと思います。自分に誇りが持てれば、志が生まれます。志があれば、人生は充実したものになります。越谷北高校生であることに、ぜひ誇りを持ち、大きな志を抱いてください。また、今、越谷北高校に学ぶ者として、自分は何を為すべきか、あらためて考える機会にしてほしいと思います。

 結びに、創立以来本校の教育振興のため、ご支援ご協力を賜りました埼玉県及び越谷市、本校同窓会、PTA・後援会並びにすべての関係の皆様に、あらためて衷心より深く感謝申し上げますとともに厚く御礼申し上げます。

 新たなる五十年後、百周年に向けて、教職員、生徒一体となってさらに前進することを決意いたしますとともに、今後とも皆様方の力強いご支援ご協力をお願い申し上げまして、式辞といたします。

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越谷北高校で未来をつかもう

 学校説明会がありました。私からは、安心して越谷北高校に決めて下さい、と伝えました。もう11月も終盤となり、この時期に学校説明会に来る中学生の中には、出願する高校を何処にするか迷っている人も少なからずいると思います。そんな中学生に対して、本校が進める探究学習を紹介し、本校の実績を示して、信頼できる学校であることを強調しました。そして、安心して本校に決めてください、と思いを伝えました。また、SSHで進めるテーマである課題発見力の大切さを伝えました。多くの中学生に出願していただきたいと思います。
以下は、私の説明プレゼンです。




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11月の言葉(日日是好日)

 一日一日を味わいながら生きる。季節を感じながら生きる。

日日是好日を読んだ。作家森下典子氏の作品で、お茶の世界を通して人生を感じさせる内容である。樹木希林さんが映画でお茶の先生役を演じている。樹木希林さんの遺作となった映画である。話題となった小説だったので、私も読んでみた。すると、心が落ち着き、清々しい気持ちが心地よく広がった。この映画の撮影で使われた京都の建仁寺を修学旅行の引率の折に尋ねてみた。映画の影響か多くの人(特に外国の人)で賑わっていた。しかし、茶室の方は静かにたたずんでいました。つくばいを見ました。以外と小さかったです。

     建仁寺          つくばい

 人生にはいろいろなことがある。素晴らしい晴天の日ばかりではない。雨が降ったり、風が吹いたり、時には嵐だったりする。しがし、どんな日であれ、その日のことを味わい、感じながら生きることが人生には大切なことなのである。どんなことも、一方向からだけ見るのではなく、多面的に見て、本質を見ることである。気負わず、自然体で、季節と共に生きることを心掛けたい。

 小説の中の一文を紹介する。

「雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。・・・どんな日も、その日を思う存分味わう。・・・そうやって生きれば、人間はたとえ、まわりが「苦境」と呼ぶような事態に遭遇したとしても、その状況を楽しんでいきていけるかもしれないのだ。」人生は楽しみ、味わい深いものにしたいですね。

(書は、倉澤沙綾先生に書いていただいています。今回は秋らしい趣のある素敵な書になっています。)

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