2025年2月の記事一覧
大学受験と高校入試
大学入試本番を迎え、3年生にとって今まで努力してきたことを発揮する機会が到来しました。3年生それぞれの進路希望や将来のビジョンを胸に、希望する進学先への入学を果たしてくれることを期待しています。先日は、ある男子生徒が校長室を訪れ、第一希望としていた国立大学への入学を勝ち取ったとの報告がありました。誇らしさの中に、感謝の気持ちを忘れていない北高生の本質と成長の姿を改めて感じたところです。本人はもちろんですが、生徒の進路実現に向けた先生方の指導・支援、保護者の方々の温かな励ましなどがあって、実を結んだことでしょう。これからも彼と同様に多くの3年生から報告があるのではないかと楽しみにしています。3月まで大学受験は続く人もいますが、体調には十分に気を付けて、力を出し切ってくれることを期待したいと思います。
また、高校入試もいよいよスタートしました。今年から出願が電子によるものに変わり、中学生の皆さんや保護者の方々も戸惑うこともあったことと思います。その中でも、4月から本校での学びを期待する多くの中学生が出願してきてくれたことをとても嬉しく思っています。学力検査まではまだ半月あります。体調に気を付け、当日力を発揮できるよう準備してください。皆さんとともに北高生活を送れることを願っています。
2月10日現在 普通科 出願者数 401名(1.26倍) 理数科 出願者数 84名(2.10倍)
「北高探究の日」
本日2月1日(土)は、本校保護者の皆様や中学生向けに公開をしている土曜授業日です。通常は、授業の様子を見学していただいたり、中学生や保護者の方々には学校概要説明の機会を設けるなどして実施しておりますが、本日はタイトルにもありますように、本校の教育課程に位置付けている「探究活動」の成果を発表する日としております。
本校では、1年次に探究の進め方から始まり、共通のテーマの中からグループで探究内容を設定し、各教室に分かれてプレゼンテーションを行います。独自の探究活動として、生徒の思考力、表現力を育てるだけでなく、協働的な要素も含めて、探究の基礎活動を行うことを目的しております。
そして「北高発表の日」は、1年次の経験を生かした2年生が、本校の使用できる施設をフルに活用して、自分で設定したテーマに即して探究活動をしてきた成果についてプレゼンテーションを行うもので、校内だけでなく、一般の方々にも公開して行っているものになります。1年次の時よりも中身の濃い探究活動の成果を発表する姿が見られ、中には1年生からの質問攻めにあう場面もあり、互いに学びあう貴重な機会にもなっています。
本校には理数科が設置され、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けていることもあって、他校と比べても探究活動は深く根付いておりますが、理数教育推進の観点だけでなく、課題や問題を発見する能力やそれらを解決に導く力を養い、高校卒業後のステージで身に付けた力を発揮して、活躍してくれることを期待し取り組んでいるものです。活気のある土曜日半日となることを期待しているところです。