2025年11月の記事一覧
【校長通信】感染症に注意する時期となりました。
11月に入り、朝晩が急激に寒くなりました。心地の良い「秋」を楽しむ期間がとても短くなったと感じています。日本の美しさを表現してくれている四季の装いも、年々変化してきているようで、気候変動、温暖化はより身近な問題になりました。私たち一人ひとりの環境に対するやさしい心持ちが必要になっているのでしょう。今を生きる私たちが、人類にとって大切なものを、未来へ残していく姿勢を持ち続けることが求められているのだと思います。経済のことばかりがクローズアップされていますが、本当の意味での豊かさとは何かを考えさせられています。
さて、空気が乾燥し、感染症が流行る季節がきてしまいました。私も10月早々にワクチンを接種して対策を講じていますが、徐々にインフルエンザに罹患する方が増加しているとのニュースを耳にするようになりました。すでに、学級閉鎖となっている学校も増えつつあり、残念ながら本校でも、1年生で1クラスが昨日からやむなく学級閉鎖の措置を取ることとなりました。他のクラスでも発熱などで体調を崩す生徒が目立っている状況です。
手洗いや換気など、学校生活でも感染症に対する予防を呼び掛けていますが、何よりも「よく食べ」「よく寝る」ことによる免疫力の維持が求められているのだと思います。とくに、3年生にとっては受験期に入ってきましたので、無理をしがちなところですが、身体を壊してしまえば逆に貴重な時間を奪われてしまいます。自己管理を十分に心掛けてほしいと思います。
来週は「強歩大会」、下旬には2年生の修学旅行も控えています。学校行事を成功させ、よき思い出とするためには、まずは体調を整えることが前提となります。私たち教職員も、体調管理を徹底し、生徒の皆さんの活動を支えるためにしっかりと準備を進めていきます。