日誌

2015年9月の記事一覧

川の科学 報告



7月31日に鬼怒川自然再生区にて、(株)建設技術研究所の関根さんと野中さんのご指導のもと、河川調査の実習を行いました。

今年は、生徒22名、教員5名の27名が参加しました。

ここは国土交通省が、河川や河原が変化する様子を調査している場所です。
講師の方から自然再生区についての解説を受けました。


物理班:河川の川幅と流速を計測して、流量を推定します。
まず手始めに川幅を測量しているところです。


地学班A:礫や砂の種類とサイズを計測して、その由来を推測します。


地学班B:測量によって河川から土手までの断面図を作成します。
生物調査などと合わせると、河川の自然の変化がよく分かります。


生物班A:指標生物となる水生生物を調査しています。
また、識別珪藻群法やBODから水質を調査します。


生物班B:河原の昆虫を中心とした調査を行います。
河原という特殊な環境に適応した多くの生物に出会いました。


生物班C:河原の植生を調査します。
種類が多く、また初めて見るものもあり、同定に苦労しました。


学校に戻った後、各班の班長さんが実習を振り返り、報告を行いました。


各班の研究成果は、11月21日・22日の高校生サイエンスフェアで発表します。