2019年8月の記事一覧
【カナダからの便り】8/1(木)その8
カナダからの便りもいよいよ終盤です。
今日はプログラムの最終日。
午前中はティア先生のラストレッスン。
午後はクロージングセレモニーです。
・environment leadership academy last lesson
ティア先生のレッスンも最後かと思うと、寂しい思いがあります。
3人のYoung environmental activist のプリントをそれぞれ読み取り、また彼彼女らのスピーチやメッセージなどの動画を見て、彼らの持つリーダーシップ性とは何か、また世界のはらむあらゆる問題を【change】させるために必要なことなど、ディスカッションしました。
カナダの先住民族の血筋を引く少女の歌を聴いて、ティア先生が感極まり涙するシーンも。
彼女は本当に情熱のある教員であると思います。
彼女の熱意が、想いが、生徒たちにもちゃんと伝わっていたならよいと感じます。
【Be the Change you wish to see in the world】 -mahatma Gandhi
・closing ceremony…
とうとう全ての研修が終わりました。
振り返ればとても短かったように思います。
生徒はカナダで学んだこと、印象に残ったこと、ホストファミリーのことなどをプレゼンしました。ティア先生からのレクチャーがあった様に、オーディエンスの方を向いてジェスチャーも交え、ただ原稿を読むだけでなく自分の言葉で発表をするということを意識して発表ができていたように思います。
そして、一人ひとりプログラム完了の証書を授与されました。
修了証書、ぜひ大切にしてください。
団長と副団長のスピーチ。
バランスの取れた、名コンビでした!
まとめ役、おつかれさまでした。
いつ準備したのやら、生徒から教員へ向けての寄せ書きも用意されていました。感無量です。ありがたく頂戴します。
また、生徒からRRUの方々に向けて感謝の思いを込めてmusicのプレゼント。英語の時間で練習した”just the way you are”と、リクエストに応え北高の校歌を歌いました。
最後はロイヤルローズ大学からプレゼントされたTシャツを着て写真撮影。
また、ティア先生とジャッキーにハグの行列が。皆、感謝の気持ちでいっぱいだったようです。別れを惜しみ、しばしハグ&写真撮影タイムでした。
明日はいよいよカナダからの旅立ちです。
カナダで学んだこと、感じたこと、忘れずに日本へ持ち帰りたいと思います。
thanks a lot for Canada!
【カナダからの便り】7/30,7/31(火,水)その7
カナダからの便り、8、9日目です。
日本では一足先に8月が来ているでしょうか?
我々のカナダの滞在もあとすこしです。
生徒たちは授業と並行し、8月1日のクロージングセレモニーの発表で話す内容や写真などの準備も進めています。
8日目
・environment leadership academy⑦
午前レッスンでは2日間に渡り、各地域の「ライフスタイル」について学習しました。
1日目は都会と地方の暮らし、日本とカナダの暮らしの差異を話し合い、それぞれの場所で必要なものや課題などを挙げていきました。
そして、世界で一番国民の幸福度が高い国、ブータンの家族の写真を見て、彼らのライフスタイルはどのようなものなのか話し合いました。
物質的な充足と精神的な充足は必ずしも一致はしない?などなど、、踏み込んだところまで話せているところもありました。
・ROYAL BC museum & reserch @downtown
ダウンタウン研修の最初は、みんなでロイヤルブリティッシュコロンビアミュージアムの見学です。
常設のhuman history などの展示と、特設のマヤ文明についての展示を観ました!
マヤ文明はメキシコの南東部、グアテマラなどを中心として栄えたメソアメリカ文明に数えられる古代文明です。当時最も高度に発達したマヤ文字をもつ文明でもありました。
マヤ文明の中で重宝されたカカオの展示と説明。みんなは日本で英語の授業でグアテマラのカカオのについての文章を読んでいたそうです。世界史の知識と英語の授業がリンクしましたね。学びというのは、そうして教科を横断するものなのです!
触れられる展示も。歴史的に重要な展示品を前に、知的好奇心をくすぐられていました。
美術館の後はダウンタウンのリサーチ。各エリアに別れて調査をしました。次の日に調査結果の発表です。最後は美術館近くのサンダーバードパークに集まり点呼。各グループ、先住民である「クワクワカワク族」のトーテムポールとイラストの付近で写真撮影!
9日目
・environment leadership academy⑧
まず、昨日のダウンタウン研修のリサーチ結果の発表です。
その後は昨日と同様に、アメリカ、アルバニア、マリといったそれぞれ世界の地域の家族の写真やデータから、生きていくのに「本当に」必要なものについて議論をしました。
・hart land land fill :ハートランド埋立地見学
午後はハートランドのランドフィルへ。
校外でのアクティビティも今日が最終日です。
今日訪れたランドフィルは、ビクトリア近辺のごみを受け入れている唯一の埋立地。
1日100トン近くものごみが運ばれてくるそうです。
土地は有限であり、埋立地がごみで埋め尽くされぬよう【3R】が重要であること、また埋立地の仕組みなどを学びました。
ごみが分解されるまでにどのくらいの年月がかかるかのマッチング。プラスチックはforever…
広大な埋め立て地をバスで移動しながら見学。
パイプは、ゴミから出たガスや汚濁液を集めるもの。
このガスは発電にも利用されているそう。
また、写真のように埋め立て地が【leachate】で土壌が侵食されぬよう、ビニールシートで覆ってあります。【landfill leachate】は埋立浸水液と訳すそうです。汚染水の処理について説明もありましたが、難易度が高かったかも、、?ですが、生徒たちはスタッフの英語の説明を理解しようと頑張っていました。
【sustainable】つまり持続可能な社会をどのように作っていくかを考えるこのプログラムの集大成としての、ハートランド埋立地見学でした。
黄色いスクールバスも今日が最後!車内で記念撮影。