本校のおもな国際交流事業の紹介
**********************************************
高校生海外短期派遣事業(カナダ)

 例年夏に行われている約2週間の派遣プログラム。

    カナダのBC州ヴィクトリアにあるロイヤルローズ大学で講義を受け、環境問題とリーダーシップを英語で学ぶ。環境問題について、英語で意見交換したりプレゼンテーションをしたりするなど、午前中は大学で学び、午後は環境に関わる様々な施設に出かけて実地研修(植物園や水族館、自然保護区、環境センターなど)を行なう。現地の家庭にホームステイして、2週間英語に囲まれて異文化体験ができるのも魅力。参加した生徒の大きな成長につながっている。

 例年4月に募集し、希望者のみで実施(1・2年生対象)している。定員が30名なので、オーバーした場合は、英語のテストや面接でセレクションを実施している。

 なお、新型コロナウィルスの世界的な流行のため、2020・21・22年度は渡航を中止したが、2021年度は、ロイヤルローズ大学とのオンライン交流を実施、2022年度は夏季休業中にカナディアンキャンプと称して国内合宿研修を企画、ロイヤルローズ大学のオンライン交流を行った。2023年度は7月~8月に渡航を予定している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


************************************
エンパワーメントプログラム

 海外からの留学生と交流し、テーマに沿って英語でディスカッションやプレゼンテーションを行うことで、日本にいながら海外体験を味わえるプログラム。英語力と共に積極性もはぐくまれる。今年度は12月末の3日間で実施。

 

 **********************************************
グローバルリーダー育成プロジェクト

 埼玉県主催の事業。県で選抜された高校生たちが派遣され、異文化体験や先端技術の見学、海外の大学生との交流を行なうプログラム。2019年度まではアメリカに派遣され、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学の学生と交流していた。2020・21年度は中止になってしまったが、今年度はシンガポールへの派遣が予定されている。

 希望者が多い事業ということもあり、校内選考や県選考にいく生徒への指導を学校として継続的に行なっている。今年度は、2年生1名が全県で30名の中に選抜され、派遣されることになっている。

ブログ

国際交流

【国際交流】日韓合同オンライン交流授業

期末考査の返却最終日、講義室2にて日韓合同オンライン交流授業が開催され、9名の生徒が参加しました。

交流の相手は韓国のBucheon Ilsin Middle School の中学生3年生30名。中学生たちは韓国で「生活日本語」という科目を選択しているとのことです。

 はじめに韓国の中学生が自己紹介をし、続けて中学生が日本の高校生に聞きたいことを質問して、それに北高生が答えていきました。

次のような質問が出されました。
・昼休みには何をしているのか
・外国語は何を学んでいるのか
・おすすめの観光地はどこか
・おすすめのアニメは何か
・人気のある部活は何か

北高で学ぶ外国語は英語のみですが、日本では古文や漢文を学んでいることを紹介したり、おすすめの観光地として京都や富士山を紹介してくれました。

今回の交流授業は、以前に実施したユネスコ日韓教職員対話プログラム「新時代の教育のための国際協働プログラム」での教職員の交流がきっかけとなり始まりました。(詳細はこちら

コロナ禍でもなんとか国際交流を続けていき、いつか対面で交流できる日を待ちましょう!


【生徒の感想】
・「自分が外国語を学ぶことしか考えたことがなかったので、日本でしか使えない言語を外国の中学生が学んでいることを知れてうれしかったです」
・「いつも私たちは外国語を学ぶ方だけど、今回は自分がネイティブとして話すのが新鮮でした」

【国際交流】ユネスコ日韓教職員対話プログラム「新時代の教育のための国際協働プログラム」③

前回の活動は→こちら

日韓合同でのオンラインディスカッションの振り返りを行いました。
前回は日本、韓国それぞれから様々な意見が出されましたが、生徒たちは両国に共通する課題も多くあると感じたようです。

事後学習ではSDGs16「平和と公正をすべての人に」の観点から、ジェンダー不平等による格差縮小を目指し、差別のない平和な社会を作るためのアイディアをまとめていきます。

模造紙1枚にアイディアをうまく表現するために、文章やイラストの構図などを検討しながら作業を進めます。

出来上がったポスターがこちら(右下はマスクをかけました。生徒は、春日部の有名な子どものキャラクターを描きましたがHPでは著作権の関係でおみせできません。)。日韓両方の言語に加え、社会全体で取り組むこと、個人で取り組めることを英語で表現しました。

3回の活動を通して、英語の重要性や視野を海外にまで広げることの大切さなどを実感するなど、SDGsの内容以外にも多くの学びがあったようです。

皆さんお疲れさまでした!

【国際交流】ユネスコ日韓教職員対話プログラム「新時代の教育のための国際協働プログラム」②

前回の活動は→こちら

本校と韓国の高校2校(Gyeseong High School, Seoul Global High School)の3校合同で協働授業をオンラインで実施するプログラム。9月21日の5時間目に3校合同でのディスカッションが行われました。

テーマは「ジェンダーギャップをどのすれば縮小させることができるか」です。SDGs16の「平和と公正をすべての人に」を軸にしつつ、日韓の現状分析や今後に向けた改善策などを話し合います。


オンラインでのリアルタイムの交流は生徒たちも慣れないことです。最初は緊張した様子も見られましたが、始まってしまえば活発な意見交換が行われました。

今回の体験を今後の学習や様々な場面に生かしてもらいたいです。参加した生徒の皆さん、お疲れさまでした。

【国際交流】ユネスコ日韓教職員対話プログラム「新時代の教育のための国際協働プログラム」①

文部科学省の委託プログラム「令和4年度新時代の教育のための国際協働プログラム」の参加校の1つに本校が選ばれ、プログラムが始まっています。

本校と韓国の高校2校(Gyeseong High School, Seoul Global High School)の3校合同で協働授業をオンラインで実施します。

日本と韓国の高校生がSDGsについて共に学び、よりよい社会のあり方について考えるというのが大きなテーマとなります。今日の事前授業ではSDGsの16「平和と公正をすべての人に」をベースに、ジェンダーギャップの解消に向けた学習と話し合いを行いました。

・日本と韓国のジェンダーギャップの現状の把握
・どのような場面で性別に基づくステレオタイプを感じるだろうか
・ジェンダー平等と公平な世界を作ることの関係性・共通性は何だろうか

最後に、高校生の立場から大人に伝えたいことは何か、小学生・中学生に伝えたいことは何かを話し合いました。今日の授業で感じたこと、疑問に思ったことを次回、韓国の高校生とのディベートにつなげていきます。

【国際交流】Tokyo Global Gateway(東京英語村)実習

国際交流プロジェクトの一環として、夏休みにおこなった活動についてご紹介します。

8月19日に「Tokyo Global Gateway(東京英語村)」を訪問し、実習に参加しました。

「Tokyo Global Gateway」は、東京都教育委員会によって設立された、グローバル体験施設です。

 

「英語村」の名にふさわしく、施設の中ではAll Englishです!

午前にはアトラクションエリア「ホテルゾーン」で、海外を想定した英会話実習を。

午後にはアクティブイマジネーションエリアで「SDGs17の目標を考えよう」というプログラムに臨みました。

 

 

 

実習をサポートしてくれるスタッフの方と顔合わせです。

このときはまだ緊張の色が見えたものの、すぐにEnglishスイッチが入る生徒たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案内されて足を踏み入れたのは、売店/ホテル/クリニックを想定したアトラクションエリア「ホテルゾーン」です。

スタッフの方の朗らかなトークにしばしば笑いが起こりつつも、自分の番が来れば、皆ぐっと真剣な顔つきになります。

売店での買い物、ホテルの予約・チェックイン、クリニックでの診察……。

それぞれの場面において、どのように意思を表現するのか、コミュニケーションを図るのか。

「言葉の壁」に向き合うことの難しさとともに、それを打ち破ろうとする前向きな気持ちの大切さも学ぶ生徒たち。

“Don't be afraid.(失敗をおそれないで)”をモットーに、ときに臨機応変に、ときに粘り強く、会話にチャレンジしました。

 

 

午後は、SDGsについて考えを深めながら、グループに分かれて議論を重ね、アイディアを出し合い、世界のこれからについてプレゼンテーションを行いました。

「ディスカッション」「プレゼンテーション」ということで、午前中の英会話とはまた異なったワードが飛び交う、アカデミックな空間が繰り広げられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習に参加した生徒の感想を紹介します。

 

It was a little difficult for me to talk with agents without any preparations. But I learned that if I have some terms, gestures, and feeling which want to tell somethings I can communicate with foreign people. Also, I learned that smiling is important, too. I felt that I could more enjoyed communicating with smiling each others. And I simply thought communicating in English was fun!

 

I was so fun!! I was little nervous first, but I was going to be fun because teammates and agents are so kind and funny. I want to try talking with friends in other zone sometime!

 

コミュニケーションのための工夫、そして英語を通して自分の考えや思いを伝えられることの充実感を学べた時間でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【国際交流】メキシコ大使館訪問

本校は昨年度から様々な国の大使館を訪問しています。(昨年度のトルコ大使館訪問はこちら

今年度は、8月4日にメキシコ大使館を訪問しました。

大使館に入ると大使館の職員の方と大きな国旗がお出迎え!

メキシコで使われているスペイン語で挨拶をしながら、大使館の中へと進んでいきます。

大使館の中には「死者の日」の人形や、文明が描かれた屏風があり、生徒たちも興味津々です。

メキシコと日本の交流400周年の記念に建てられたエスパシオ・メヒカーノという建物内で、エマヌエル・トリニダー参事官から、メキシコについての講義を受けました。

メキシコの歴史や文化をすべて英語で学び、新しい発見がたくさんありました。

特に日本とメキシコの関係は知らなかったことが多かったようです。

1609年にドン・ロドリゴを乗せた船がメキシコを目指して航海中に、千葉県沖で遭難してしまいました。

それを助けたのが地元の日本人だったそうです。この事故をきっかけに、日本とメキシコは交流を深め、日本が初めて外国と結んだ平等条約の相手国はメキシコでした。

日本とメキシコは現在も非常に有効的な関係を結んでいて、それぞれの国で災害などが起こった際は、互いに支えあってきました。

質疑応答も積極的に行い、メキシコの伝統料理・ワカモーレのレシピやお菓子をいただきました!

 

以下は生徒の感想です。

 

私は今までメキシコと日本が友好関係にあることを知らなかったので、両国が災害などの大変な時にずっと助け合ってきたのだと分かり感動しました。また、死者の日についてのお話を聞いて、国は違えど亡くなった人を想う文化は同じように存在するのだなと思い不思議な感じがしました。英語の勉強は「実践」と「毎日やること」が大切だという大使の言葉も心に刺さり、改めて頑張ろうと思えました。(2年生)

Thank you for introducing us to the frindship between Mexico and Japan! In particular, I was impressed by the situation at the time of the Great East Japan Earthquake and the Mexico City Earthquake.The building was the stylish and cars were cool.I made Guacamole at home and it was so delicious!! Let's continue to maintain and develop our wonderful friendships‼️ (1年生)

 

カナディアンキャンプ⑧ Last Day!

とうとうカナディアンキャンプも最終日です。

今日は最後のカナディアンバディとのオンラインレッスンと、締め括りのプレゼンテーション。

オンラインでは、ゲストのnanacoさんが、キャンモアのカナディアンロッキーから中継してくれるサプライズもありました!

オンラインで、Starbacks team, MacDonald teamからそれぞれ、オリジナルメニューのプレゼンをしました。

 

休憩時間は湖へ。晴天で空も湖もとてもきれいでした!

 

 

~プレゼンテーション~

いよいよ合宿の集大成、チームごとのプレゼンテーションです。

・Starbacks team……環境問題の解決に対する一つの提案として、使い捨てのストローの削減のためのスターバックスの取り組みや、私たちにできることを考えました。

・MacDonald team……日本とカナダとでマクドナルドの商品の違いやニーズなどを比較し、日本、カナダそれぞれでの北高オリジナルメニューを提案しました。

~セレモニー~

各グループごとでのキャンプ終了証の授与

Memorial tree …このキャンプでの思い出を書き出していきました。

たくさんの成長があり、思い出があったキャンプでした!

キャンプでの学びを胸に、今後更に英語力を磨いていってほしいと思います。

 

 

 

カナディアンキャンプ⑦ student's comments!‐2

キャンプ2日目、どうでしたか? 参加生徒のコメントです:)

…I had a very very good time today!!!!
For example, our team went on a hike.We were able to see beautiful moss. I think that Yamanashi prefecture has a lot of beautiful nature.
In the evening we had a campfire. All the people had very nice smiles.Tomorrow we have presentations! I hope it will be wonderful!!!!!!!!
I don't want to go back to Koshigaya!  From Ringa S.

…In the morning, we had online communication with Canadian buddies. At first, I was nervous, but my Canadian buddy was very kind so I had a good time. In the evening, we had a campfire and enjoyed ourselves! I had a good time today!  From Ryuto T.

 

カナダキャンプ➅ 二日目午後!

キャンプも二日目。午前はビクトリア州のバディとのオンライン。午後はキャンプファイヤーや、最終日のプレゼンテーションのリハーサルです。

 

キャンプファイヤーの役割決め。役割ごとに内容を考えて打合せします。

 

プレゼンは、starbacksteam,MacDonaldteamそれぞれで準備しています。

 

それぞれしっかり準備して最高のプレゼンにしてほしいと思います!

 

~~くわるび裏山ハイキング~~

嬉しいことに天気予報が外れ、せっかく良い天気なので、今日は裏山のハイキングコースにも行きました!

 

 

 

 

苔がびっしり全面に生えるダムの壁を背に、写真撮影です。自然と人工物の融合に圧倒!

 

Starbacks teamは更に奥まで進み、桑留尾の源流?とガイドに書いてある清流まで歩きました。

 

nice view!

 

~~キャンプファイヤー~~

ステージの準備です

ステージ準備

fire managers

着火!

 

キャンプファイヤーのプログラム内容はそれぞれ生徒たちが考えました。

スピーチ、クイズ、ライブパフォーマンスなど……見どころ盛りだくさんです。

大自然の中でのキャンプファイヤーは、とても素敵な時間となりました。

今夜は宿題に加え、生徒たちが班ごとで自主的に集まって明日のプレゼン準備をしています。

カナダキャンプも明日で終わりです。良い締め括りとしましょう!

カナディアンキャンプ⑤ カナダ散策

カナディアンキャンプ 2nd Dayキラキラ

今朝は全員元気に時間通りに集まり、朝食も美味しく頂きました。給食・食事

午前中の活動のメインはオンラインツアーです。カナダのビクトリアにいる現地レポーターと街中を散策しました。

その後、カナディアンバディ達とお互いを紹介し合い、それぞれのテーマについて話し合いました。音楽

明日もオンライン交流を行う予定です。グループ